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        • TPS 270i C/S/nc
        • 重要な原材料の概要、装置の製造年
        • China Energy Label

    TPS 270i C 操作手順

    制御
    試運転
    MIG/MAG溶接
    セットアップ設定
    SmartManager
    トラブルシューティング
    技術データ
    スペア部品

    安全上のご注意

    安全通知の説明

    警告!

    差し迫った危険性があることを示します。

    これを回避しないと、死亡や重傷に至ることがあります。

    警告!

    危険状態になる可能性があることを示します。

    これを回避しないと、死亡や重傷に至る可能性があります。

    注意!

    損傷や傷害が発生するおそれがある状況を示します。

    これを回避しないと、軽度の傷害や物体への軽度の損傷が発生するおそれがあります。

    注記!

    不具合が生じるか、装置を損傷するおそれがあることを示します。

    1. 安全上のご注意

    安全通知の説明

    警告!

    差し迫った危険性があることを示します。

    これを回避しないと、死亡や重傷に至ることがあります。

    警告!

    危険状態になる可能性があることを示します。

    これを回避しないと、死亡や重傷に至る可能性があります。

    注意!

    損傷や傷害が発生するおそれがある状況を示します。

    これを回避しないと、軽度の傷害や物体への軽度の損傷が発生するおそれがあります。

    注記!

    不具合が生じるか、装置を損傷するおそれがあることを示します。

    1. 安全上のご注意

    概要

    本装置は、最先端の技術を使用し、広く認められている安全標準に基づいて、製造されています。誤ったまたは不適切な使い方により、下記の事故や損傷が発生するおそれがあります
    • 作業者または第三者の傷害や死亡、
    • 操作する会社が所有する装置やその他の有形資産の損傷、
    • 装置の効率低下。
    本装置の試運転、操作、整備、修理に関係する人はすべて、下記を満足している必要があります。
    • 適切な資格を持っており、
    • 溶接に関する十分な知識を持っており、
    • これらの操作手順を注意深く読みかつこれらに従う。

    装置を使用する場合は、本操作手順を常に手近なところに置いてください。操作手順に加えて、事故防止および環境保護に関する、一般に適用されている規定およびその地域の規定にも注意してください。

    本装置に関する安全および危険に関する掲示はすべて、
    • いつでも読める状態である必要があり、
    • 損傷を受けてはならず、
    • 取り外されてはならず、
    • 上を覆ったり、上に貼り付けたり、上に描いたりしないでください。

    本装置の安全および危険に関する注意事項の記載場所については、装置の操作手順の「概要」のセクションを参照してください。
    装置の電源を入れる前に、安全性を損なうおそれのある障害をすべて取り除いてください。
    ユーザーの人身の安全が危険にさらされます。

    1. 安全上のご注意

    適切な使用

    本装置は、その使用目的に限って使用してください。

    本装置は、銘板に指定されている溶接プロセスのみで使用することを目的としています。
    この目的以外のいかなる使用も不適切と見なされます。このような使用によって発生するいかなる損傷についても、当メーカーは責任を負いません。

    適切な使用には以下が含まれます。
    • 操作手順に記載されているすべての指示を注意深く読み、その内容に従う
    • 安全と危険に関する注意事項をすべて、注意深く読み、遵守する
    • 規定された点検および保守を実施する。
    本装置を決して以下の目的に使用しないでください。
    • パイプの解凍
    • バッテリーの充電
    • エンジンの起動

    本装置は産業および工場で使用することを目的としています。家庭環境での使用によって発生するいかなる損傷についても、当メーカーは責任を負いません。

    同様に、不十分な結果および不適切な結果に対して、当メーカーは責任を負いません。

    1. 安全上のご注意

    環境条件

    本装置が、規定されている区域外で使用または保管された場合、使用目的に準拠していないと見なされます。このような使用によって発生するいかなる損傷についても、当メーカーは責任を負いません。

    周囲温度の範囲:
    • 作動中:-10 °C~+40 °C (14 °F~104 °F)
    • 運搬中および保管中:-20 °C~+ +55 °C (-4 °F~131 °F)
    相対湿度:
    • 最大 50%、40 °C (104 °F)の場合
    • 最大 90%、20 °C (68 °F)の場合

    周囲の空気に塵、酸、腐食性の気体や物質などが含まれていてはなりません。
    最高高度 2000 m (6561 ft. 8.16 in.)までで使用できます

    1. 安全上のご注意

    作業者の義務

    作業者は、以下の条件を満たす人のみに本装置での作業を許可する必要があります。
    • 作業中の安全性および事故防止に関する基本的な指示を熟知しており、装置の使用方法について指示を受けている
    • これらの操作手順、特に「安全上のご注意」のセクションを読んで理解しており、このことを署名で確認している
    • 必要な結果を出せるようトレーニングを受けている。

    作業者が安全性を重視した方法で作業することを徹底するために、定期的に確認を実行する必要があります。

    1. 安全上のご注意

    スタッフの義務

    装置を使用する前に、装置を使用するように指示を受けたすべての人は、以下を約束します。
    • 作業での安全性と事故防止に関する基本的な指示を遵守する
    • これらの取扱説明書、特に「安全上のご注意」のセクションを読み、その内容を理解し、遵守することを署名により確認する

    作業場を離れる前に、不在中に人または所有物に危害が加わらないように徹底します。

    1. 安全上のご注意

    主電源接続

    より高い規格の装置は、その電流消費のために主要電源のエネルギー品質に影響をあたえる場合があります。

    これにより、複数の装置種類に以下の点で影響をあたえる場合があります。
    • 接続制限
    • 主電源の最大許容電気抵抗に関する基準 *)
    • 最低短絡力要件に関する基準 *)

    *) 公共送電網との接点
    「技術データ」参照

    この場合、プラント作業員または装置の使用者は、電力会社と相談の上、適切な場所に装置が接続されているかどうかを確認します。

    重要!グリッド接続が適切に絶縁処理されていることを確かめてください

    1. 安全上のご注意

    残留電流保護装置

    装置を公共の送電系統に接続する際は、地域の規定および国のガイドラインにより、残留電流保護装置が必要な場合があります。
    本装置に対して当メーカーが推奨する残留電流保護装置の種類は、技術データに記載されています。

    1. 安全上のご注意

    ご自身と他の人々の保護

    本装置を使う方は、次のような多くの危険に曝されることにご注意ください。
    • 飛び火や高温の金属片
    • 目や皮膚に害を与える恐れのあるアーク放射
    • 心臓ペースメーカー装着者の生命を危険にさらす恐れのある有害な磁界
    • 主電源電流および溶接電流による感電死
    • 酷い騒音公害
    • 有害な溶接煙やガス
    本装置を操作する際には必ず適切な防護服を着用してください。防護服には次の特性が備わっている必要があります:
    • 難燃性
    • 絶縁性および乾燥
    • 身体全体を覆い、損傷が無く良好な状態のもの
    • 安全ヘルメット
    • 折り返しのないズボン
    保護衣には多様なアイテムがあります。作業者は以下に留意してください:
    • 保護バイザーや調整フィルターを使用してUV光線、熱および火花から目と顔を保護します
    • 保護バイザーの裏側に規制に従った側面保護付きの保護メガネを装着します
    • 湿潤状態でも絶縁状態を維持できる頑健な靴を履いてください
    • 適切なグローブで手を保護します(電気的絶縁で、熱に対する耐性があるもの)
    • 騒音の悪影響を減らし障害を防ぐために防音保護具を装着します
    装置の操作中または溶接の進行中は、作業区域に近づかないようにし、特に子供に注意してください。近隣に人がいる場合は次の事に注意してください:
    • 近隣住民にすべての危険性を伝えてください(アークによる強烈な光、飛び散る火花による怪我、有害な溶接煙、騒音、主電源電流や溶接電流からの潜在的なリスクなど)
    • 適切な保護装置で保護していること
    • あるいは、適切な安全スクリーン/カーテンを設置してください。
    1. 安全上のご注意

    騒音放出値のデータ

    本装置は、EN 60974-1に準拠する標準負荷時の最大許容動作ポイントに関連して、アイドリング時および動作後の冷却フェーズで、最大騒音レベル <80 dB(A)(1pW基準)を発生します。

    作業場固有の溶接(および切断)における放出値は、この値が溶接プロセスや環境状況によって異なるため指定できません。これは、溶接プロセス(MIG/MAG、TIG溶接)、選択した電流タイプ(直流、交流)、電力範囲、溶接金属の種類、加工対象物の共振特性、作業場の環境など、さまざまなパラメータの影響を受けます。

    1. 安全上のご注意

    有毒なガスおよび蒸気による危険

    溶接作業中に生じる煙には、有毒なガスや蒸気が含まれています。

    溶接煙には、国際がん研究機関のモノグラフ 118の記載の通り、発がん性物質が含まれています。

    排出源排気および室内排気システムを使用してください。
    可能な場合は、排気装置が内蔵された溶接トーチを使用してください。

    溶接煙やガスに顔を近づけないでください。

    煙およびガスに対してい次の予防対策を実施してください。
    • 吸入しないでください。
    • 適切な装置を使って作業区域から除去します。

    十分な外気の供給を確保します。換気率を少なくとも20 m³/時に維持します。

    換気が不十分な場合は吸気機能のある溶接ヘルメットを使用します。

    排出能力が十分であるか不確かな場合は、測定した毒物排出値を許容制限値と比較します。

    次のコンポーネントは、溶接煙の毒性度を判断する因子です。
    • 加工対象物に使用されている金属
    • 電極
    • 被膜剤
    • 洗浄剤、脱脂剤、など
    • 使用した溶接プロセス

    対応する材料の安全データシートおよび上記コンポーネントのメーカーの説明書を参照してください。

    曝露のシナリオ、リスク管理対策および作業条件の特定に関する推奨については、European Welding Association のWebサイトのHealth & Safety(https://european-welding.org)に記載されています。

    可燃性の蒸気(溶剤の煙など)、アークの放射領域に近づけないようにします。

    溶接を行わないときは、保護ガスシリンダーバルブまたは主ガス供給を閉じてください。

    1. 安全上のご注意

    飛び火による危険

    飛び火により、火災や爆発が発生するおそれがあります。

    可燃性物質の付近では決して溶接しないでください。

    可燃性物質はアークから 11 m (36 ft. 1.07 in.)以上離すか、承認済みのカバーで覆う必要があります。

    適切な、テスト済みの消火器を用意し、使用可能にする必要があります。

    火花と高温の金属片は、小さな隙間や開口部を通って隣接する区域に入ることもあります。適切な予防策を講じて、傷害や火災の危険を防止してください。

    火災や爆発が起こりがちな区域や、密封されたタンク、容器、またはパイプの近くでは、これらが関連する国内および国際的な規格に準拠して準備されていない場合、溶接を行ってはなりません。

    ガソリン、推進剤、鉱油、または同様の製品を保管するために使用されている、または使用されていた容器で、溶接しないでください。残留物は、爆発の危険をもたらします。

    1. 安全上のご注意

    主電源電流および溶接電流による危険

    感電は人命を脅かす危険性があり、致命的となることがあります。

    装置の内外の帯電部は触らないでください。

    MIG/MAG溶接とTIG溶接の際、溶接ワイヤ、溶接ワイヤ巻き、駆動ローラ、ならびに溶接ワイヤと接触のあるすべての金属片が帯電部になります。

    必ずワイヤ送給装置を充分に絶縁した面に設定するか、適切な絶縁された溶接ワイヤの送給用取付装置を使用してください。

    地電位に対して、ユーザーやそれ以外の人が適切に絶縁された乾燥したベースまたは蓋で保護されるようにしてください。このベースまたは蓋は、本体と地電位の間のエリア全体をカバーする必要があります。

    すべてのケーブルやリードは、固定され、損傷がなく、絶縁され、適切な寸法でなければなりません。接続の緩みがある、焦げて損傷を受けているか不適切な寸法のケーブルやリードは直ちに交換してください。
    毎回使用前に、ハンドルを使用して、電源がしっかりと接続するようにしてください。
    BNC端子の電源ケーブルの場合は、電源ケーブルを縦軸に対して少なくとも180°回転してプレテンションしてください。

    ケーブルやリードを本体や本体の部品に巻き付けないでください。

    電極(棒電極、タングステン電極、溶接ワイヤなど)は、
    • 決して液体にひたして冷却しないでください
    • 溶接システムがオンになっているときに、決して触れてはなりません。

    2つの溶接システムの溶接電極の間で溶接システムの開回路電圧が2倍になる場合があります。両方の電極の電位に同時に触れると、特定の状況で致命的になることがあります。

    主電源ケーブルを定期的に有資格の技術者にチェックさせ、接地線が適切に機能していることを確認してください。

    保護クラスIの装置は、正しく動作するため、接地導体のある電源および接地導体接点のある接続システムが必要です。

    接地導体なしの電源および接地導体接点なしのソケットで装置を使用するのは、保護分離に関する国の規制にすべて準拠している場合のみです。
    それ以外の場合、これは重大な過失と見なされます。このような使用により損傷を受けてもメーカーが責任を負うことはありません。

    必要に応じて、加工対象物に対して適切な接地を確保してください。

    未使用の装置をオフにしてください。

    高いところで作業を行う場合は、セーフティーハーネスを着用してください。

    装置で作業を行う前に、装置をオフにして、電源プラグを抜いてください。

    見やすくわかりやすい警告サインを装置に取り付け、電源プラグを差し込み直し、装置を再度オンにする人がいないようにしてください。

    装置を開いた後:
    • すべての帯電部を放電してください
    • 装置のすべての部品の通電を解除します。

    帯電部で作業を行う必要がある場合は、2人目の作業員に主電源のスイッチを正しい瞬間にオフにさせるようにしてください。

    1. 安全上のご注意

    曲りくねった溶接電流

    以下の指示を無視すると、曲りくねった溶接電流が増大し、以下の結果になることがあります。
    • 火災の危険
    • 母材に接続された加工対象物の過熱
    • 接地導体の損傷
    • 装置およびその他の電気装置への損傷

    加工対象物が加工対象物クランプでしっかり固定されていることを確認します。

    加工対象物のクランプを、溶接される領域に可能な限り近づけて固定します。

    本装置は、導電床に対する絶縁または導電ラックに対する絶縁など、伝導性環境に対して十分に絶縁されるように設置します。

    分電盤、ツインヘッド取付台などを使用する場合、以下に留意してください。使用していない溶接トーチ/電極ホルダーの電極も帯電しています。使用していない溶接トーチ/電極ホルダーが十分に絶縁されていることを確認します。

    自動 MIG/MAG アプリケーションの場合、1個の絶縁されたワイヤー電極のみが溶接ワイヤドラム、大型ワイヤ供給スプールまたは溶接ワイヤー巻きからワイヤ供給装置に配線されていることを確認します。

    1. 安全上のご注意

    EMC装置分類

    放出クラスA
    • は工業環境での使用のみを目的として設計されていて
    • 他の領域では、伝導妨害および放出妨害を引き起こす場合があります。
    放出クラスBの装置
    • 居住地域および工業地域向けの放出基準を満たしています。これは、電源が、公共低電源ネットワークによって供給される住宅区域にも適用されます。

    EMC装置分類 (銘板または技術データ参照)

    1. 安全上のご注意

    EMC対策

    装置が標準的な放出限度値に準拠していても、適用対象領域に影響を与える場合があります(例えば、同じ場所に精密機器が置いてあったり、装置が設置された場所がラジオまたはテレビ受信機の側であったりする場合)。
    この場合、事業会社は適切な行動をとり、状態を改善する義務を負います。

    国内外の規定に従って、装置の近くで装置の免疫性をテストし、査定してください。この装置により影響を受ける鑑賞されやすい装置の例:
    • 安全装置
    • 送電網、信号線、データ伝送線
    • IT装置および通信装置
    • 測定や校正のための装置
    EMCの問題を回避するための支援措置:
    1. 送電網の電源供給
      • 規制に準拠しているグリッド接続があるにも関わらず電波障害が発生する場合は、追加措置(適切なグリッドフィルターの使用など)を講じてください。
    2. 溶接入力線
      • なるべく短くしてください
      • 近くにまとまるようにルーティングしてください(EMF問題を回避するためでもあります)
      • 他の線から遠くになるようにルーティングしてください
    3. 等電位結合
    4. 加工対象物の接地
      • 必要に応じて、適切なコンデンサーを使用して接地を確立します。
    5. 必要な場合はシールドしてください
      • 近くの他の装置をシールドしてください
      • 溶接設置物全体をシールドしてください
    1. 安全上のご注意

    EMF対策

    電磁場は、健康上問題を起こすことがあります。これはまだよく知られていません。
    • ペースメーカーや補聴器を使っている人の近くで使用された場合の健康への影響
    • ペースメーカーを使用している人は、この装置やこの溶接プロセスのすぐそばに身を置く前に医師から助言を受ける必要があります
    • 安全上の理由から、溶接入力線と溶接機のヘッド/トルソ間の距離はできるだけ大きく取ってください
    • 溶接入力線やホースパックを肩に担いだり、体に巻き付けることはしないでください
    1. 安全上のご注意

    特定の危険要因

    可動部品に手、毛髪、衣服、工具が触れないようにしてください。例:
    • ファン
    • 歯車
    • ローラー
    • 軸
    • 溶接ワイヤ巻きと溶接ワイヤ

    ワイヤ駆動の回転する歯車や回転する駆動部品に触れないでください。

    蓋および側面パネルを開くことや取り外すことができるのは、整備または修理作業を実施している場合のみです。

    操作中
    • すべての蓋が閉じられており、すべての側面パネルが適切に取り付けられていることを確認してください。
    • 蓋と側面パネルをすべて閉じた状態のままにします。

    溶接トーチから出ている溶接ワイヤは、怪我の原因となるリスクが高いです(手に刺さる、顔や目に当たるなど)。
    したがって、溶接トーチは常に身体から離れた方向に向けるようにし(ワイヤ送給装置の搭載されている装置)、適切な保護メガネを着用してください。

    溶接中や溶接後に、ワークピースに決して触れないでください。火傷をするリスクがあります。

    スラグが冷却中のワークピースから飛び出すことがあります。このため、ワークピースを再加工する際にも指定された保護装置を着用する必要があります。他の人々が十分に保護されていることを確認するステップも実行する必要があります。

    動作温度が高い溶接トーチおよびその他の部品は、取り扱う前に冷却する必要があります。

    火災や爆発のリスクがある区域には特別な規定が適用されます
    - 関連する国内および国際的な規定を遵守してください。

    電気的リスクが高い区域(ボイラーの近くなど)での作業用の溶接機には、「安全記号」の標示を付ける必要があります。ただし、溶接機をそのような区域に配置しないようにする必要があります。

    漏れた冷却液に触れると火傷の危険があります。冷却液の流れや戻りの配管の接続を切る前に、冷却ユニットの電源を切ります。

    冷却液の取扱時には、冷却液の安全データシートに記載されている情報に注意してください。冷却液の安全データシートは、サービスセンターから入手するか、メーカーのウェブサイトからダウンロードできます。

    装置をクレーンで運搬するときは、メーカーが提供する適切な積載運搬装置のみを使用します。

    • 適切な積載運搬装置に付いているすべての吊り下げ点にチェーンまたはロープを掛けます。
    • チェーンやロープは垂直に対して可能な最小の角度にする必要があります。
    • ガスシリンダーとワイヤ送給装置(MIG/MAGおよびTIG装置)を取り外します。

    溶接中にワイヤ送給装置をクレーンホルダーに取り付ける場合、必ず適切な絶縁された給線器ホイスティングアタッチメント(MIG/MAGおよびTIG装置)を使用してください。

    クレーン運搬中に装置で溶接を行うことは、装置の意図された使用に明記されている場合にのみ許可されます。

    装置に運搬ストラップまたはハンドルがある場合、これは手でのみ運搬することが意図されています。クレーン、カウンターバランスリフトトラックまたはその他の引き上げ機械で運ぶ場合は、運搬ストラップを使用しません。

    装置またはその部品に関連して使用されるリフト用タックル(ストラップ、ハンドル、チェーンなど)はすべて定期的に試験する必要があります(機械的損傷、腐食またはその他の環境要因によって生じる変化など)。
    試験間隔と試験範囲は、最低でも適用される国家規格および指令を遵守する必要があります。

    シールドガス接続ソケットにアダプターを使用すると、無臭および無色の保護ガスが、気づかれずに漏れることがあります。組み立て前に、適切なテフロンテープを使って、シールドガス接続ソケット用アダプターの装置側スレッドを密閉してください。

    1. 安全上のご注意

    保護ガスの要件

    特にリングラインでは、汚染された保護ガスが機器に損傷を与え、溶接品質を低下させる可能性があります。保護ガスの品質に関する次の要件を満たすようにしてください。
    • 固体粒径 <40 µm
    • 圧力凝縮点 <-20 °C
    • 最大油分 <25 mg/m³

    必要に応じてフィルターを使用します。

    1. 安全上のご注意

    遮へいガスシリンダーによる危険

    遮へいガスシリンダーには加圧されたガスが含まれており、損傷を受けると爆発することがあります。遮へいガスシリンダーは溶接装置の一部であるため、最大の注意を払って取り扱う必要があります。

    圧縮ガスが含まれている遮へいガスシリンダーを、過度の熱、機械的衝撃、スラグ、裸火、火花およびアークから保護します。

    遮へいガスシリンダーを垂直に取り付け、指示に従って倒れないように固定します。

    遮へいガスシリンダーを、溶接またはその他の電気回路から十分に遠ざけた状態を維持します。

    溶接トーチを、決して遮へいガスシリンダーに掛けないでください。

    決して電極で遮へいガスシリンダーに触れないでください。

    爆発のリスク - 決して加圧されている遮へいガスシリンダーを溶接しようとしないでください。

    進行中のアプリケーションに適した遮へいガスシリンダーだけを、正しい適切なアクセサリ(調整器、ホースおよびフィッティング)とともに使用します。良好な状態にある遮へいガスシリンダーおよびアクセサリだけを使用します。

    遮へいガスシリンダーのバルブを開ける際には顔を背けます。

    溶接が行われていない場合、遮へいガスシリンダーバルブを閉じます。

    遮へいガスシリンダーが接続されていない場合、バルブのキャップはシリンダーの所定の位置に付けたままにします。

    遮へいガスシリンダーおよびアクセサリに関するメーカーの説明書、適用される国内および国際的な規定を、遵守する必要があります。

    1. 安全上のご注意

    保護ガス漏れの危険

    非制御下の保護ガス漏れによる窒息のリスク

    保護ガスは無色無臭で、漏洩の際に大気中の酸素を置換することがあります。

    • 少なくとも20 m³/時の喚起速度で新鮮な空気を適切に供給するようにしてください。
    • 保護ガスシリンダーまたは主要ガス源の安全および整備指示を守ってください。
    • 溶接が行われていない場合、保護ガスシリンダーバルブまたは主ガス供給を閉じます。
    • 起動前は毎回保護ガスシリンダーまたは主要ガス源で非制御のガス漏れの有無を確認してください。
    1. 安全上のご注意

    設置場所および運搬中の安全措置

    装置の転倒は死につながる恐れがあります。装置は平らで、安定した表面の上にしっかりと設置してください
    • 最大許容傾斜角度は10°です。
    火災や爆発の危険性があるエリアでは、特別な規定が適用されます
    • 該当する国または国際的な規制に従ってください。

    社内の指示および確認を行い、作業場の近くが常に清潔で整頓された状態であるようにしてください。

    本装置の設定や使用は、銘板に表示されている保護クラスを必ず遵守して行うようにしてください。

    本装置を設置する際は、0.5 mの全般クリアランスがあり、冷却用空気が妨げられずに循環できることを確認します。

    装置の運搬時には、該当する国および地域のガイドラインならびに事故防止の規定(特に輸送および出荷時の危険に関するガイドライン)を遵守するようにしてください。

    運転中の装置を持ち上げたり、運搬したりしないでください。輸送または持ち上げる前に、装置の電源を切り、電源から切り離してください。

    溶接システム(トロリー、冷却ユニット、溶接電源、ワイヤ送給装置など)を運搬する前に、冷却液を完全に抜き取り、以下のコンポーネントを分解してください。
    • ワイヤ送給装置
    • ワイヤスプール
    • 保護ガスシリンダー

    輸送後、試運転を開始する前に、装置に損傷がないか目視検査を行う必要があります。損傷がある場合は、本装置を試運転する前に、トレーニングを受けたサービス担当技術者が修理を行う必要があります。

    1. 安全上のご注意

    通常運転での安全対策

    本装置は、すべての安全装置が完全に機能する場合のみ操作します。安全装置が完全に機能しない場合、以下の危険があります。
    • 作業者または第三者の傷害や死亡、
    • 装置や作業者のその他の所有物の損傷、
    • 装置の効率低下。

    適切に機能していない安全装置は、本装置を起動する前に修理する必要があります。

    安全装置を迂回したり、無効にしないでください。

    本装置の電源を入れる前に、誰にも危険がないことを確認してください。

    明らかな損傷がないか、安全装置が適切に機能しているか、本装置を少なくとも週に1回点検します。

    遮へいガスシリンダーを必ずしっかり固定し、装置をクレーンで運ぶ必要がある場合は事前に取り外します。

    メーカー製のオリジナル冷却液だけが、その特性(電気電導性、不凍剤、材質の適合性、可燃性など)により、当社装置での使用に適しています。

    メーカー製の適切なオリジナル冷却液だけを使用します。

    メーカー製のオリジナル冷却液に他の冷却液を混合しないでください。

    冷却回路にはメーカー製のシステム部品のみを接続してください。

    当メーカーは、他のシステム部品や異なる冷却液の使用により生じた損害に責任を負いません。さらに、すべての保証請求が無効になります。

    冷却液FCL 10/20は発火しません。エタノールベースの冷却液は特定の状況で発火することがあります。冷却液は元のシールされた容器のみに入れて輸送し、発火源から十分に遠ざけた状態を維持します。

    使用された冷却液は、関連する国内および国際的な規定に沿って適切に廃棄する必要があります。冷却液の安全データシートは、サービスセンターから入手するか、メーカーのウェブサイトからダウンロードできます。

    システムがまだ冷えている間に、溶接を開始する前の冷却液レベルを確認します。

    1. 安全上のご注意

    起動、整備および修理

    持込部品が、これらに対する要望に適合して設計および製造されていること、または安全要件を満たしていることについては保証できません。

    • 必ず純正のスペア部品および消耗部品をご使用ください(標準部品にも適用)。
    • 当メーカーの同意なしに、装置に改造、変更などを行わないでください。
    • 完全な状態ではない加工対象物はただちに交換する必要があります。
    • 注文の際は、スペア部品リストに記載どおりの正確な表示および部品番号、さらにお使いのデバイスのシリアル番号をお知らせください。

    ハウジングネジは、ハウジング部品を接地する接地導体です。
    純正のハウジングネジを正確な本数使用して指定したトルクまで締め付けます。

    1. 安全上のご注意

    安全検査

    当メーカーは、少なくとも 12ヶ月に 1 回、本装置の安全検査を実施することを推奨します。

    同じ12ヶ月の期間に溶接システムを較正することも、当メーカーはお勧めします。

    安全検査は、以下の場合に認定された電気技術者が実施する必要があります
    • 何らかの変更が加えられた後
    • 何らかの部品が追加して取り付けられた後、または何らかの改造が加えられた後
    • 修理、点検、整備を実施した後
    • 少なくとも12ヶ月ごと。

    安全検査にあたっては、適切な国内および国際的な規格と指令に準拠します。

    安全検査および較正の詳細は、サービスセンターから入手できます。ユーザーが必要な文書はリクエストベースで提供されます。

    1. 安全上のご注意

    廃棄

    電気および電子装置の廃棄物は個別に収集し、環境に配慮した方法で欧州指令および国家法に従ってリサイクルする必要があります。使用済みの装置はディストリビュータに返却するか、または地域で承認された回収および廃棄システムによって処理する必要があります。使用済みの装置の適切な廃棄は、資源の持続可能なリサイクルを促進し、健康や環境への悪影響を防止します。

    梱包材
    • 個別に収集します
    • 現地の規制を遵守します
    • ダンボールをつぶします
    1. 安全上のご注意

    安全記号

    CEラベル付きの装置は、低燃焼電圧および電磁両立性の指令の必要不可欠な要件(EN 60974シリーズの関連製品規格など)を満たしています。

    Fronius International GmbHは本装置が2014/53/EU指令に準拠していることを宣言します。EU適合性宣言の全文は右記のウェブサイトから入手できます:http://www.fronius.com

    CSAテストマーク付きの装置は、カナダおよび米国の関連規格の要件を満足しています。

    1. 安全上のご注意

    データのバックアップ

    データセキュリティに関して、ユーザーは次の責任を負うものとします。
    • 工場出荷時の設定に対して加えられた変更のバックアップ
    • 個人設定の保存と保管
    1. 安全上のご注意

    版権

    これらの操作手順の版権は、当メーカーにあります。

    文章およびイラストは印刷時のものであり、変更される場合があります。
    改善のためのご提案や、操作手順の相違点に関する情報をお寄せいただければ幸いです。

    基本的情報

    一般事項

    装置のコンセプト

    TPS 270i C MIG/MAG 溶接電源は、4 ローラー・ワイヤ・ドライブ内蔵の、完全デジタル化されたマイクロ・プロセッサ制御のインバータ溶接電源です。

    モジュール式設計およびシステム拡張が可能になることにより、高度な柔軟性が保証されます。
    TPS 270i C は、コンパクトな設計であるため、特にモバイル・アプリケーションに適しています。

    本溶接電源は、どのような固有の状態にも適応できます。

    1. 基本的情報

    一般事項

    装置のコンセプト

    TPS 270i C MIG/MAG 溶接電源は、4 ローラー・ワイヤ・ドライブ内蔵の、完全デジタル化されたマイクロ・プロセッサ制御のインバータ溶接電源です。

    モジュール式設計およびシステム拡張が可能になることにより、高度な柔軟性が保証されます。
    TPS 270i C は、コンパクトな設計であるため、特にモバイル・アプリケーションに適しています。

    本溶接電源は、どのような固有の状態にも適応できます。

    1. 基本的情報
    2. 一般事項

    装置のコンセプト

    TPS 270i C MIG/MAG 溶接電源は、4 ローラー・ワイヤ・ドライブ内蔵の、完全デジタル化されたマイクロ・プロセッサ制御のインバータ溶接電源です。

    モジュール式設計およびシステム拡張が可能になることにより、高度な柔軟性が保証されます。
    TPS 270i C は、コンパクトな設計であるため、特にモバイル・アプリケーションに適しています。

    本溶接電源は、どのような固有の状態にも適応できます。

    1. 基本的情報
    2. 一般事項

    機能的な原理原則

    溶接電源の中央制御と、調節ユニットは、デジタル信号プロセッサと結合しています。中央制御兼調節ユニット、および信号プロセッサは溶接プロセス全体を制御します。
    溶接プロセス中に実データは連続測定され、装置はあらゆる変化に即座に応答します。制御アルゴリズムによって、所望の目標状態が維持されていることを確認することができます。

    これによって得られる結果:
    • 精密な溶接プロセス
    • あらゆる結果の正確な再現性
    • 優れた溶接特性。
    1. 基本的情報
    2. 一般事項

    応用分野

    本装置は、通常の鋼、亜鉛めっき鋼板、クロム/ニッケル、アルミ材料の手動溶接用途で、貿易産業や工業で使用されています。

    一体型4ローラーワイヤー駆動、高性能で軽量な溶接電源は、建築現場や修理ワークショップでの携帯用途として最適です。

    1. 基本的情報
    2. 一般事項

    装置に関する警告通知

    北米(米国およびカナダ)で使用するためのCSAテストマークが付いた溶接電源には、警告通知と安全記号が添付されています。警告通知と安全記号を除去・塗布してはなりません。警告通知と安全記号は重大な傷害や損傷の原因となる可能性がある誤操作に対して警告します。

    *)
    装置内部

    溶接は危険です。装置を適切に使用するために、以下の基本的要件を満たす必要があります。

    • 自動溶接を実行する人はすべて、充分な資格を有している必要があります
    • 適切な保護装置を使用すること
    • 関係者以外はワイヤ送給装置および溶接プロセスから安全な距離を保つ必要があります

    ここに記載されている機能は、以下の文書を十分に読んで理解するまで使用しないでください。

    • 操作手順
    • システム部品のすべての操作手順(特に安全規則)

    使用済み機器を通常の生活廃棄物と一緒に廃棄しないでください。これらは安全規則に従って廃棄してください。

    可動部品に手、毛髪、衣服、工具が触れないようにしてください。例えば

    • 歯車
    • 駆動ローラ
    • 溶接ワイヤ巻きおよび溶接ワイヤ

    ワイヤ駆動の回転する歯車や回転する駆動部品に触れないでください。

    蓋および側面パネルを開くことや取り外すことができるのは、整備または修理作業を実施している場合のみです。

    1. 基本的情報
    2. 一般事項

    装置に関する警告の説明文

    警告通知は特定のバージョンの装置に添付されています。

    シンボルの並び順は異なる場合があります。

    !
    警告!注意!
    記号は危険の可能性を表しています。
    A
    駆動ローラに指が当たると怪我をする恐れがあります。
    B
    溶接ワイヤと駆動部品は装置の動作中は溶接電圧がかかります。
    手と金属品を遠ざけてください。
    1.
    感電事故は命に関わる恐れがあります。
    1.1
    乾燥した絶縁手袋を着用してください。素手でワイヤ電極に触れないでください。濡れた手袋または破れた手袋を着用しないでください。
    1.2
    感電から保護するため、床および作業エリアから絶縁された基台を使用してください。
    1.3
    装置の作業を行うまえに、装置の電源を切り、電源プラグを抜くか、または電源を接続解除してください。
    2.
    溶接煙を吸引すると健康を害する恐れがあります。
    2.1
    溶接煙から顔を離すようにしてください。
    2.2
    強制換気または局所排気を使用して溶接煙の排気を行ってください。
    2.3
    ファンを使って溶接煙を排気してください。
    3.
    溶接スパークが原因で爆発または発火する恐れがあります。
    3.1
    可燃性物質を溶接プロセスから離してください。可燃性物質の近くで溶接を行わないでください。
    3.2
    溶接スパークが原因で発火する恐れがあります。消化器を常備してください。必要な場合は、消化器を操作できる監督者が常駐するようにしてください。
    3.3
    ドラムまたは閉じている電池ケースを溶接しないでください。
    4.
    アーク線は目を焼いたり、皮膚を傷つけたりする恐れがあります。
    4.1
    ヘッドギアおよび保護眼鏡を着用してください。耳の保護具と襟にボタンの付いたシャツを着用してください。スモークが正しく施された溶接ヘルメットを着用してください。全身に適切な保護衣服を着用してください。
    5.
    マシンで作業または溶接を開始する前に:
    装置の訓練を受け、説明書を読んでください!
    6.
    警告ステッカーは、はがしたり上からペンキを塗らないでください。
    *
    シールの製造業者注文番号
    1. 基本的情報

    システムコンポーネント

    一般的な

    溶接電源は、さまざまなシステム部品およびオプションで操作できます。これにより、この溶接電源が使用される特定の用途分野にて、必要に応じて、溶接施工を最適化し、機械の取扱いや操作を簡易化することが可能になります。

    1. 基本的情報
    2. システムコンポーネント

    一般的な

    溶接電源は、さまざまなシステム部品およびオプションで操作できます。これにより、この溶接電源が使用される特定の用途分野にて、必要に応じて、溶接施工を最適化し、機械の取扱いや操作を簡易化することが可能になります。

    1. 基本的情報
    2. システムコンポーネント

    概要

    (1)
    溶接電源
    (2)
    冷却ユニット
    (3)
    ガス・シリンダ・ホルダ
    (4)
    トロリー

    以下も含まれます。

    • 溶接トーチ
    • 接地ケーブルおよび電極ケーブル
    • ダストフィルタ
    • 追加の電流ソケット
    1. 基本的情報
    2. システムコンポーネント

    オプション

    OPT/i TPS Cポラリティリバーサ

    OPT/i TPS C SpeedNet Connector
    オプションの2個目のSpeedNet接続ソケット

    溶接電源の背面に取り付けられます。

    OPT/i外部センサーコネクター

    OPT/i TPS 270i Cプッシュプル

    OPT/i TPS C TIG TMC

    OPT/i TPS 270i C イーサネット

    OPT/iサイナジックライン
    TPSi溶接電源で利用可能なすべての特殊な特性を有効にするオプション。
    これにより、今後作成される特殊な特性も自動的に有効になります。

    OPT/i溶接ガントリガ
    トーチトリガと組み合わせた特別な機能のオプション

    OPT/i OPC-UA
    標準化データインターフェースプロトコル

    OPT/i MQTT
    標準化データインターフェースプロトコル

    溶接パッケージ、溶接特性、および溶接プロセス

    溶接パッケージ

    一般事項

    TPSi溶接電源では、さまざまな溶接パッケージ、溶接特性、および溶接プロセスを利用でき、幅広い材料を効果的に溶接することができます。

    1. 溶接パッケージ、溶接特性、および溶接プロセス

    溶接パッケージ

    一般事項

    TPSi溶接電源では、さまざまな溶接パッケージ、溶接特性、および溶接プロセスを利用でき、幅広い材料を効果的に溶接することができます。

    1. 溶接パッケージ、溶接特性、および溶接プロセス
    2. 溶接パッケージ

    一般事項

    TPSi溶接電源では、さまざまな溶接パッケージ、溶接特性、および溶接プロセスを利用でき、幅広い材料を効果的に溶接することができます。

    1. 溶接パッケージ、溶接特性、および溶接プロセス
    2. 溶接パッケージ

    溶接パッケージ

    以下の溶接パッケージはTPSi溶接電源で利用可能です。

    標準溶接パッケージ
    4,066,012
    (MIG/MAG溶接用標準シナジック溶接有効)

    パルス溶接パッケージ
    4,066,013
    (MIG/MAGパルスシナジック溶接有効)

    LSC溶接パッケージ*
    4,066,014
    (LSCプロセス有効)

    PMC溶接パッケージ**
    4,066,015
    (PMCプロセス有効)

    CMT溶接パッケージ***
    4,066,016
    (CMTプロセス有効)

    ConstantWire溶接パッケージ
    4,066,019
    (ろう付け中の定電流または定電圧動作有効)

     

    *
    標準溶接パッケージとの連携専用
    **
    パルス溶接パッケージとの連携専用
    ***
    標準溶接パッケージおよびパルス溶接パッケージとの連携専用

    重要!溶接パッケージを使用しないTPSi溶接電源は、以下の溶接プロセスのみを提供します。

    • MIG/MAG溶接用標準手溶接
    • TIG溶接
    • 被覆アーク溶接
    1. 溶接パッケージ、溶接特性、および溶接プロセス

    溶接特性

    溶接特性

    溶接プロセスおよび保護ガスの混合条件に応じて溶加材を選択することで、さまざまなプロセスに対して最適な溶接特性を得ることができます。

    溶接特性の例。

    • MIG/MAG 3700 PMC Steel 1,0mm M21 - arc blow*
    • MIG/MAG 3450 PMC Steel 1,0mm M21 - dynamic *
    • MIG/MAG 3044 Puls AlMg5 1.2 mm I1 - universal*
    • MIG/MAG 2684 Standard Steel 0.9 mm M22 - root*

    隣にアスタリスク(*)が付いている溶接プロセスは、溶接特性の特殊な特性および使用に関する情報が提供されます。
    特性の説明は以下のように規定されます。

    マーク
    溶接プロセス
    特性

    additive
    CMT

    適応構造におけるビードへのビード溶接用の入熱の減少、ならびに高い溶融速度の大きな安定性のある特性

    arc blow
    PMC

    アークブローによるアーク切れを回避するための特性。

    arcing
    Standard

    濡れ面または乾燥面への硬化肉盛溶接の特殊なタイプの特性
    (製糖およびエタノール製造業で使用される粉砕ローラーなど)

    base
    標準

    濡れ面または乾燥面への硬化肉盛溶接の特殊なタイプの特性
    (製糖およびエタノール製造業で使用される粉砕ローラーなど)

    braze
    CMT, LSC, PMC

    ろう付けプロセスの特性(信頼性の高い濡れ、およびろう付け材料の良好な流れ)

    braze+
    CMT

    特殊な「ろう付け+」ガスノズル、ならびに高いろう付け速度を備えるろう付けプロセスの特性(狭い開口部で高い流量のガスノズル)

    CC/CV
    定電流/定電圧

    溶接電源の電源操作の定電流または定電圧の曲線の特性で、ワイヤ供給装置は必要ありません。

    cladding
    CMT, LSC, PMC

    濡れ性改善のための溶け込みが浅く、希釈度が低く、さらには溶接シームの流れの幅が広い肉盛溶接の特性

    constant current
    PMC

    アーク長さの制御が必要ない用途のための
    定電流の特性(突き出しの変更は補正されません)

    CW additive
    PMC、ConstantWire

    添加物の製造プロセス向けの一定のワイヤ供給速度進行の特性
    この特性では、アークは点火されず、溶接ワイヤが溶加材として供給されるだけです。

    dynamic
    CMT, PMC, Puls, Standard

    高い溶接速度における深い溶け込みと信頼性の高いルート溶融の特性

    dynamic +
    PMC

    アーク長さが短く、材料表面に依存しないアーク長さ制御により高速溶接が可能な特性。

    edge
    CMT

    目標のエネルギー入力と高い溶接速度の溶接コーナーシームの特性

    flanged edge
    CMT

    目標のエネルギー入力と高い溶接速度の溶接フランジ溶接の特性

    galvanized
    CMT, LSC, PMC, Puls, Standard

    亜鉛めっきのシート表面の特性(亜鉛の気孔が生じるリスクが低く、浸透を削減)

    galvannealed
    PMC

    鉄または亜鉛でコーティングされた材料表面の特性

    gap bridging
    CMT, PMC

    非常に低い入熱による最高のギャップブリッジ機能の特性

    hotspot
    CMT

    プラグ溶接およびMIG/MAG溶接ナゲット継手用の特別なホットスタートシーケンスの特性

    mix 2) / 3)
    PMC

    以下も必須:
    パルスとPMC溶接パッケージ

    リップル溶接シームの生成の特性。
    コンポーネントの入熱は、パルスアークと短絡移行アークの間のサイクル過程変更により特別に制御されます。

    marking
    伝導性のある表面をマークする特性

    伝導性のある表面をマークする特性。
    マークは、低い電力スパークエロージョンおよび反転するワイヤの移動により実行されます。

    mix 2) / 3)
    CMT

    以下も必須:
    CMT駆動ユニットWF 60i Robacta Drive CMT
    パルス、標準、CMTの溶接パッケージ

    リップル溶接シームの生成の特性。
    コンポーネントの入熱は、パルスアークとCMTの間のサイクル過程変更により特別に制御されます。

    mix drive 2)
    PMC

    以下も必須:
    PushPull駆動ユニットWF 25i Robacta DriveまたはWF 60i Robacta Drive CMT
    パルスとPMCの溶接パッケージ

    パルスアークと追加のワイヤの移動のサイクル過程の中断によるリップル溶接シームの生成の特性

    multi arc
    PMC

    互いに影響を与える複数のアークによって溶接されているコンポーネントの特性。溶接回誘導率の向上または相互溶接回路継手のために最適。

    open root
    LSC、CMT

    強力なアークの特性。特にエアギャップのあるルートパスに最適。

    PCS3)
    PMC

    特性は、パルスアークから特定電力を上回る集中スプレーアークへ直接変化します。単一の特性で結合されているパルスアークおよびスプレーアークの利点。

    PCS mix
    PMC

    特性は電源範囲に応じて、パルスアークまたはスプレーアークの間で、短絡移行アークへサイクルで変化します。高温と低温を交互に繰り返す支持プロセス相により、垂直上向き溶接に特に適しています。

    pin
    CMT

    伝導性のある表面へブラッズを溶接する特性
    ワイヤ電極の後退移動と設定されている電流曲線の進行が、ピンの外観を定義します。

    pin picture
    CMT

    球状の端のあるブラッズを伝導性のある表面に溶接する特性。特にピンの画像を作成するのに使用されます。

    pin print
    CMT

    伝導性のあるコンポーネント表面にテキスト、パターン、マークを書き込むための特性
    溶接が溶滴となるサイズの個別の点を配置することにより、書き込みは行なわれます。

    pin spike
    CMT

    尖っている端のあるブラッドを伝導性のある表面に溶接する特性。

    pipe
    PMC、パルス、標準

    狭エアギャップ用途におけるパイプ用途および位置溶接の特性

    pipe cladding
    PMC、CMT

    溶け込みが浅く、希釈度が低く、溶接シームの流れの幅が広い外部パイプ被覆材の肉盛溶接の特性

    retro
    CMT, Puls, PMC, Standard

    特性は、前機種のTransPuls Synergic(TPS)シリーズと同じ溶接特性です。

    ripple drive2)
    PMC

    以下も必須:
    CMT駆動ユニットWF 60i Robacta Drive CMT

    パルスアークと追加のワイヤの移動のサイクル過程の中断によるリップル溶接シームの生成の特性。
    溶接シームリップル特性はTIGのものと似ています。

    root
    CMT, LSC, Standard

    強力なアークによるルートパスの特性

    seam track
    PMC、パルス

    増幅された電流制御のある特性。特に外部電流測定のあるシーム追跡システムの使用に適しています。

    TIME
    PMC

    溶融速度を高めるための、非常に長い突き出しとT.I.M.E.保護ガスのある溶接の特性曲線。
    (T.I.M.E.= 転送されたイオン化溶融エネルギー)

    universal
    CMT, PMC, Puls, Standard

    特性は、すべての標準溶接タスクに最適です。

    weld+
    CMT

    短い突き出しと「ろう付け+」ガスノズル(開口部が狭く、高ガスフロー速度のガスノズル)による溶接の特性

     

    1)
    iWave AC/DCマルチプロセス溶接電源と組み合わせた場合のみ
    2)
    追加のハードウェアによって提供される特別なプロパティのある溶接特性
    3)
    混合プロセスの特性
    1. 溶接パッケージ、溶接特性、および溶接プロセス
    2. 溶接特性

    溶接特性

    溶接プロセスおよび保護ガスの混合条件に応じて溶加材を選択することで、さまざまなプロセスに対して最適な溶接特性を得ることができます。

    溶接特性の例。

    • MIG/MAG 3700 PMC Steel 1,0mm M21 - arc blow*
    • MIG/MAG 3450 PMC Steel 1,0mm M21 - dynamic *
    • MIG/MAG 3044 Puls AlMg5 1.2 mm I1 - universal*
    • MIG/MAG 2684 Standard Steel 0.9 mm M22 - root*

    隣にアスタリスク(*)が付いている溶接プロセスは、溶接特性の特殊な特性および使用に関する情報が提供されます。
    特性の説明は以下のように規定されます。

    マーク
    溶接プロセス
    特性

    additive
    CMT

    適応構造におけるビードへのビード溶接用の入熱の減少、ならびに高い溶融速度の大きな安定性のある特性

    arc blow
    PMC

    アークブローによるアーク切れを回避するための特性。

    arcing
    Standard

    濡れ面または乾燥面への硬化肉盛溶接の特殊なタイプの特性
    (製糖およびエタノール製造業で使用される粉砕ローラーなど)

    base
    標準

    濡れ面または乾燥面への硬化肉盛溶接の特殊なタイプの特性
    (製糖およびエタノール製造業で使用される粉砕ローラーなど)

    braze
    CMT, LSC, PMC

    ろう付けプロセスの特性(信頼性の高い濡れ、およびろう付け材料の良好な流れ)

    braze+
    CMT

    特殊な「ろう付け+」ガスノズル、ならびに高いろう付け速度を備えるろう付けプロセスの特性(狭い開口部で高い流量のガスノズル)

    CC/CV
    定電流/定電圧

    溶接電源の電源操作の定電流または定電圧の曲線の特性で、ワイヤ供給装置は必要ありません。

    cladding
    CMT, LSC, PMC

    濡れ性改善のための溶け込みが浅く、希釈度が低く、さらには溶接シームの流れの幅が広い肉盛溶接の特性

    constant current
    PMC

    アーク長さの制御が必要ない用途のための
    定電流の特性(突き出しの変更は補正されません)

    CW additive
    PMC、ConstantWire

    添加物の製造プロセス向けの一定のワイヤ供給速度進行の特性
    この特性では、アークは点火されず、溶接ワイヤが溶加材として供給されるだけです。

    dynamic
    CMT, PMC, Puls, Standard

    高い溶接速度における深い溶け込みと信頼性の高いルート溶融の特性

    dynamic +
    PMC

    アーク長さが短く、材料表面に依存しないアーク長さ制御により高速溶接が可能な特性。

    edge
    CMT

    目標のエネルギー入力と高い溶接速度の溶接コーナーシームの特性

    flanged edge
    CMT

    目標のエネルギー入力と高い溶接速度の溶接フランジ溶接の特性

    galvanized
    CMT, LSC, PMC, Puls, Standard

    亜鉛めっきのシート表面の特性(亜鉛の気孔が生じるリスクが低く、浸透を削減)

    galvannealed
    PMC

    鉄または亜鉛でコーティングされた材料表面の特性

    gap bridging
    CMT, PMC

    非常に低い入熱による最高のギャップブリッジ機能の特性

    hotspot
    CMT

    プラグ溶接およびMIG/MAG溶接ナゲット継手用の特別なホットスタートシーケンスの特性

    mix 2) / 3)
    PMC

    以下も必須:
    パルスとPMC溶接パッケージ

    リップル溶接シームの生成の特性。
    コンポーネントの入熱は、パルスアークと短絡移行アークの間のサイクル過程変更により特別に制御されます。

    marking
    伝導性のある表面をマークする特性

    伝導性のある表面をマークする特性。
    マークは、低い電力スパークエロージョンおよび反転するワイヤの移動により実行されます。

    mix 2) / 3)
    CMT

    以下も必須:
    CMT駆動ユニットWF 60i Robacta Drive CMT
    パルス、標準、CMTの溶接パッケージ

    リップル溶接シームの生成の特性。
    コンポーネントの入熱は、パルスアークとCMTの間のサイクル過程変更により特別に制御されます。

    mix drive 2)
    PMC

    以下も必須:
    PushPull駆動ユニットWF 25i Robacta DriveまたはWF 60i Robacta Drive CMT
    パルスとPMCの溶接パッケージ

    パルスアークと追加のワイヤの移動のサイクル過程の中断によるリップル溶接シームの生成の特性

    multi arc
    PMC

    互いに影響を与える複数のアークによって溶接されているコンポーネントの特性。溶接回誘導率の向上または相互溶接回路継手のために最適。

    open root
    LSC、CMT

    強力なアークの特性。特にエアギャップのあるルートパスに最適。

    PCS3)
    PMC

    特性は、パルスアークから特定電力を上回る集中スプレーアークへ直接変化します。単一の特性で結合されているパルスアークおよびスプレーアークの利点。

    PCS mix
    PMC

    特性は電源範囲に応じて、パルスアークまたはスプレーアークの間で、短絡移行アークへサイクルで変化します。高温と低温を交互に繰り返す支持プロセス相により、垂直上向き溶接に特に適しています。

    pin
    CMT

    伝導性のある表面へブラッズを溶接する特性
    ワイヤ電極の後退移動と設定されている電流曲線の進行が、ピンの外観を定義します。

    pin picture
    CMT

    球状の端のあるブラッズを伝導性のある表面に溶接する特性。特にピンの画像を作成するのに使用されます。

    pin print
    CMT

    伝導性のあるコンポーネント表面にテキスト、パターン、マークを書き込むための特性
    溶接が溶滴となるサイズの個別の点を配置することにより、書き込みは行なわれます。

    pin spike
    CMT

    尖っている端のあるブラッドを伝導性のある表面に溶接する特性。

    pipe
    PMC、パルス、標準

    狭エアギャップ用途におけるパイプ用途および位置溶接の特性

    pipe cladding
    PMC、CMT

    溶け込みが浅く、希釈度が低く、溶接シームの流れの幅が広い外部パイプ被覆材の肉盛溶接の特性

    retro
    CMT, Puls, PMC, Standard

    特性は、前機種のTransPuls Synergic(TPS)シリーズと同じ溶接特性です。

    ripple drive2)
    PMC

    以下も必須:
    CMT駆動ユニットWF 60i Robacta Drive CMT

    パルスアークと追加のワイヤの移動のサイクル過程の中断によるリップル溶接シームの生成の特性。
    溶接シームリップル特性はTIGのものと似ています。

    root
    CMT, LSC, Standard

    強力なアークによるルートパスの特性

    seam track
    PMC、パルス

    増幅された電流制御のある特性。特に外部電流測定のあるシーム追跡システムの使用に適しています。

    TIME
    PMC

    溶融速度を高めるための、非常に長い突き出しとT.I.M.E.保護ガスのある溶接の特性曲線。
    (T.I.M.E.= 転送されたイオン化溶融エネルギー)

    universal
    CMT, PMC, Puls, Standard

    特性は、すべての標準溶接タスクに最適です。

    weld+
    CMT

    短い突き出しと「ろう付け+」ガスノズル(開口部が狭く、高ガスフロー速度のガスノズル)による溶接の特性

     

    1)
    iWave AC/DCマルチプロセス溶接電源と組み合わせた場合のみ
    2)
    追加のハードウェアによって提供される特別なプロパティのある溶接特性
    3)
    混合プロセスの特性
    1. 溶接パッケージ、溶接特性、および溶接プロセス

    溶接の方法とプロセス

    MIG/MAGパルスシナジック溶接

    MIG/MAGパルスシナジック溶接は、物質移動を制御したパルスアークプロセスです。
    ベース電流相では、アークがちょうど安定し、加工対象物の表面が予熱される程度まで、エネルギー入力が低減されます。パルス電流相では、タイミングが正確に調整された電流パルスにより、溶接材料の溶滴が正確に分離されます。
    この仕組みにより、低スパッタ溶接と全電源範囲での正確な動作が保証されます。

    1. 溶接パッケージ、溶接特性、および溶接プロセス
    2. 溶接の方法とプロセス

    MIG/MAGパルスシナジック溶接

    MIG/MAGパルスシナジック溶接は、物質移動を制御したパルスアークプロセスです。
    ベース電流相では、アークがちょうど安定し、加工対象物の表面が予熱される程度まで、エネルギー入力が低減されます。パルス電流相では、タイミングが正確に調整された電流パルスにより、溶接材料の溶滴が正確に分離されます。
    この仕組みにより、低スパッタ溶接と全電源範囲での正確な動作が保証されます。

    1. 溶接パッケージ、溶接特性、および溶接プロセス
    2. 溶接の方法とプロセス

    MIG/MAG溶接用標準シナジック溶接

    MIG/MAG溶接用標準シナジック溶接は、以下のアークタイプでの、電源範囲全体にわたるMIG/MAG溶接プロセスです。

    短絡移行アーク
    溶滴移行は短絡中に低電源範囲で発生します。

    中間アーク
    ワイヤ電極の端で溶滴のサイズが増加し、短絡中に中電源範囲で移行します。

    スプレーアーク
    髙電源範囲での、材料の短絡のない移行。

    1. 溶接パッケージ、溶接特性、および溶接プロセス
    2. 溶接の方法とプロセス

    PMCプロセス

    PMC = パルスマルチ制御

    PMCは、高速データ処理、正確なプロセスの状態の検出、改善された液滴分離を伴うパルスアーク溶接プロセスです。安定したアークと均一な溶込みによる迅速な溶接が可能になります。

    1. 溶接パッケージ、溶接特性、および溶接プロセス
    2. 溶接の方法とプロセス

    LSCプロセス

    LSC = 低スパッタ制御

    LSCとは低スパッタ短絡移行アークプロセスです。短絡ブリッジが壊れる前に、電流が低下し、大幅に下がった溶接電流値で再点火が行われます。

    1. 溶接パッケージ、溶接特性、および溶接プロセス
    2. 溶接の方法とプロセス

    シンクロパルス溶接

    SynchroPulseは、すべてのプロセス(標準/パルス/LSC / PMC)に対応しています。
    シンクロパルス溶接を使用した2つの動作ポイント間の溶接電力の周期的な変化により、細かい波状に仕上がり、入熱が不連続になります。

    1. 溶接パッケージ、溶接特性、および溶接プロセス
    2. 溶接の方法とプロセス

    CMTプロセス

    CMT = コールドメタルトランスファー

    CMTプロセスには特別なCMT駆動ユニットが必要です。

    CMTプロセスにおけるワイヤの逆送給は、改善された短絡移行アーク特性による液滴分離を引き起こすことになります。
    CMTプロセスの利点:

    • 低入熱
    • スパッタリングの低下
    • 排出量の削減
    • 溶接プロセスの高い安定性

    CMTプロセスは以下に適しています。

    • 特に入熱およびプロセス安定性において、需要が高いジョイント溶接、肉盛溶接、およびろう付け
    • 歪みの少ない軽量ゲージシート溶接
    • 特殊な継手(銅、亜鉛、スチール/アルミニウムなど)

    注記!

    サンプル用途が記載されたCMT参考書(
    ISBN 978-3-8111-6879-4)を用意しています。

    1. 溶接パッケージ、溶接特性、および溶接プロセス
    2. 溶接の方法とプロセス

    CMT Cycle Step溶接プロセス

    CMT Cycle StepはCMT溶接プロセスのアップグレード版です。これにはCMT駆動ユニットが必要です。

    CMT Cycle Stepは入熱を最低限に抑えて行う溶接プロセスです。
    CMT Cycle Step溶接プロセスは、CMT溶接と一時停止期間(調節可能)を周期的に切り替えます。
    溶接を一時停止すると、入熱が下がる一方、溶接の連続性は維持されます。
    また、個別のCMTサイクルも可能です。CMT溶接ナゲットのサイズは、CMTサイクル数によって決まります。

    1. 溶接パッケージ、溶接特性、および溶接プロセス
    2. 溶接の方法とプロセス

    SlagHammer

    SlagHammer機能はすべてのスチール特性に実装されています。
    CMTドライブユニットWF 60i CMTと一緒に使用すると、溶接前にアークなしでワイヤ動作が反転されることで、溶接シームやワイヤ電極の端のスラグが除去されます。
    スラグを除去することで、信頼性の高い正確なアーク点火を実現できます。

    SlagHammer機能にはワイヤバッファは必要ありません。
    SlagHammer機能は、溶接システムにCMT駆動ユニットが存在する場合、自動的に実行されます。

    1. 溶接パッケージ、溶接特性、および溶接プロセス
    2. 溶接の方法とプロセス

    スティッチ溶接

    スティッチ溶接では、すべての溶接プロセスがサイクルで中断されることがあります。これにより、入熱の目標制御が容易になります。
    溶接時間、一時停止時間、インターバルサイクルの数を個別に設定できます(例えば、リップルの溶接シームを生成する場合、軽量のシートを仮留めする場合、または単純な自動スポット溶接操作モードでの長い休止時間の場合)。

    スティッチ溶接は、どの操作モードでも可能です。
    特別な2ステップモードと特別な4ステップモードでは、開始相と終了相中にインターバルサイクルは実行されません。インターバルサイクルは、メインプロセス相でしか実行されません。

    コントロール、接続および機械コンポーネント

    制御盤

    一般的な

    溶接パラメータは、調整ダイアルを使用して、簡単に変更および選択できます。
    溶接の作業中に、パラメータがディスプレイに表示されます。

    サイナジック機能により、個々のパラメータを変更した際は、おつでも、その他の溶接パラメータも調整されます。

    注記!

    ファームウェアが更新された結果、ご使用のデバイスには、本操作手順書に記載されていない特定の機能があったり、その逆になかったりすることがあります。一部の説明図が、使用しているデバイスの実際のコントロールと、若干異なる場合がありますが、これらのコントロールは、まったく同じように機能します。

     

    1. コントロール、接続および機械コンポーネント

    制御盤

    一般的な

    溶接パラメータは、調整ダイアルを使用して、簡単に変更および選択できます。
    溶接の作業中に、パラメータがディスプレイに表示されます。

    サイナジック機能により、個々のパラメータを変更した際は、おつでも、その他の溶接パラメータも調整されます。

    注記!

    ファームウェアが更新された結果、ご使用のデバイスには、本操作手順書に記載されていない特定の機能があったり、その逆になかったりすることがあります。一部の説明図が、使用しているデバイスの実際のコントロールと、若干異なる場合がありますが、これらのコントロールは、まったく同じように機能します。

     

    1. コントロール、接続および機械コンポーネント
    2. 制御盤

    一般的な

    溶接パラメータは、調整ダイアルを使用して、簡単に変更および選択できます。
    溶接の作業中に、パラメータがディスプレイに表示されます。

    サイナジック機能により、個々のパラメータを変更した際は、おつでも、その他の溶接パラメータも調整されます。

    注記!

    ファームウェアが更新された結果、ご使用のデバイスには、本操作手順書に記載されていない特定の機能があったり、その逆になかったりすることがあります。一部の説明図が、使用しているデバイスの実際のコントロールと、若干異なる場合がありますが、これらのコントロールは、まったく同じように機能します。

     

    1. コントロール、接続および機械コンポーネント
    2. 制御盤

    安全記号

    警告!

    誤操作、不適切な作業を行うと危険です。

    人身傷害または製品に深刻なダメージが発生する可能性があります。

    本書に記載されているすべての操作と機能は、技術トレーニングを受けた有資格者のみが実行してください。

    この文書をすべて読み、理解してください。

    この装置とすべてのシステム部品のすべての安全規則とユーザー文書を読み、理解してください。

    1. コントロール、接続および機械コンポーネント
    2. 制御盤

    制御盤

    番号機能
    (1)
    プロセス制御パラメータインジケータ
    低スパッタ制御およびパルスマルチ制御溶接プロセス用
    溶け込み安定化機能・インジケータ
    溶け込み安定化機能が、作動しているときに点灯します
    アーク長安定化機能インジケータ
    長さ安定化機能が、作動しているときに点灯します
    (2)
    左側のパラメータの選択
    パラメータが選択されると、対応するインジケータが点灯します。
    このボタンを押すことによって、以下に示すパラメータを選択できます。
    材料厚さ *
    mmまたはインチ
    溶接電流 *
    A
    溶接を開始する前に、装置にプログラムされたパラメータに基づく標準値が自動的に表示されます。実行値は、溶接の際に表示されます。
    ワイヤ供給速度*
    m/分(またはipm)
    特別な機能
    これには任意のパラメータを割り当てることができます。
    ある一つの溶接パラメータが保存されている場合には、この機能を選択できます。
    溶け込み安定材
    アーク長安定材
    LSC(低スパッタ制御)/PMC(パルスマルチ制御)溶接プロセスが使用されているときのみ「溶け込みの安定化機能」および「アーク長の安定化機能」のプロセス制御パラメータを選択できます。
    現在調節可能な溶接パラメータには、矢印のマークが付いています。
    * サイナジック・パラメータサイナジック・パラメータが変更されると、サイナジック機能によって、その他のサイナジック・パラメータすべてが、適合するように自動的に変更されます。
    (3)
    ディスプレイ
    値の表示
    (4)
    保持/中間アークインジケータ
    保持インジケータ
    溶接が終了するたびに、インジケータが点灯し、溶接電流、溶接電圧、ワイヤ速度などの実際の値が、ディスプレイに自動的に表示されます。
    中間アークインジケータ
    短絡移行アークとスプレーアークの間の、スパッタが発生しやすい中間アークになると、インジケータが点灯します。
    (5)
    右側の溶接パラメータの選択
    パラメータが選択されると、対応するインジケータが点灯します。
    このボタンを押すことによって、以下に示すパラメータを選択できます。
    アーク長さ補正
    アーク長さ補正用
    溶接電圧 *
    V
    溶接を開始する前に、装置にプログラムされたパラメータに基づく標準値が自動的に表示されます。実行値は、溶接の際に表示されます。
    パルス/アーク力ダイナミック補正
    この機能は使用されている溶接プロセスによって異なります。各種機能についての説明は、該当する溶接プロセスの「溶接チャプター」に記載されています。
    特別な機能
    これには任意のパラメータを割り当てることができます。
    ある一つの溶接パラメータが保存されている場合には、この機能を選択できます。
    * サイナジック・パラメータ
    サイナジック・パラメータが変更されると、サイナジック機能によって、その他のサイナジック・パラメータすべてが、適合するように自動的に変更されます。
    (6)
    インジケータ
    SFIインジケータ
    SFI(スパッタフリー点火)がアクティブな場合に点灯します
    シンクロパルスンジケータ
    シンクロパルスがアクティブな場合に、点灯します
    電圧低下装置インジケータ
    電圧低下装置(VRD)が、アクティブな場合に、点灯します
    (7)
    EasyJobボタン
    保存、検索、削除用EasyJob
    EasyJobが選択されると、対応するボタンのLEDが点灯します。
    (8)
    右側の調整ダイアル(回す/押す機能付)
    アーク長補正、溶接電圧、パルス/ダイナミック補正およびF2パラメータの設定用
    調整ダイアルを回す:
    値を変更し、パラメータを選択します(セットアップメニューおよび溶加材の選択時)
    調整ダイアルを押す:
    メニュー選択の確認をし、値を適用します
    (9)
    溶接プロセスの選択
    溶接プロセスが選択されると、対応するLEDが点灯します。
    このボタンを押すと、以下に示す溶接プロセスを選択できます。
    • パルスサイナジック(MIG/MAGパルスサイナジック溶接)
    • サイナジック(MIG/MAG標準のサイナジック溶接)
    •   手動溶接(MIG/MAG標準の手動溶接)
    • LSC/PMC(LSC = 低スパッタ制御、PMC = パルスマルチ制御)
      どちらの機能パッケージが有効かによって選択します
    • STICK/TIG(手動金属アーク溶接/TIG溶接)
    • CMT / SP(CMT溶接/特別プログラム)
    (10)
    USBポート
    USBイーサネットアダプターを使用して、ソフトウェアの更新を行います。

    USBポートの詳細については、(→)ページを参照してください。
    (11)
    モード選択
    モードが選択されると、対応するLEDが点灯します。
    このボタンを押すと、次のモードを選択できます。
    •   2T(2ステップモード)
    •   4T(4ステップモード)
    •   S4T(特別4ステップモード)
    • S2T    (特別2ステップモード)
    • MODE(機能パッケージによって異なる特別操作モード)
    (12)
    ガステストボタン
    ガス圧力調整器で必要なガス流量を設定します。
    このボタンを押すと、30秒間ガスが流れます。もう一度ボタンを押すと、ガス流量が早期に停止します。
    (13)
    ワイヤインチングボタン
    ガスや電流を流さずに、トーチホースパックにワイヤ電極を通す
    (14)
    左側の調整ダイアル(回す/押す機能付)
    • 鋼板厚さ、溶接電流、ワイヤ供給速度、F1、溶け込み安定化機能、アーク長・安定化機能のパラメータが設定されます
    • ヘルプ・テキストが表示されます
    調整ダイアルを回す:
    パラメータの選択、値の変更、長いヘルプテキストの表示をします
    調整ダイアルを押す:
    メニュー選択の確認、値の適用、パラメータのヘルプテキストの呼び出しを行います
    (15)
    お気に入りボタン
    個別のパラメータまたは親フォルダを割り当てることができます
    (16)
    溶加材情報ボタン
    現在設定されている溶加材を表示します
    (17)
    溶加材選択ボタン
    使用する溶加材を選択します
    1. コントロール、接続および機械コンポーネント
    2. 制御盤

    パラメータ用に、プレーン・テキストを表示します。

    左側の調節ダイアルを使用して、ディスプレイに表示されている各パラメータの省略形に対応するプレーン・テキストを表示できます。

    例:

    右側の
    調節ダイアルを使用して、セットアップ・ メニューから溶接パラメータまたは項目が選択されていると、右側の調節ダイアルの LED が点灯します。
    1左側の調節ダイアルを押します。

    パラメータのプレーン・テキストが表示されると、 左側の調整ダイヤルのLEDが、点灯します。

    2拡張プレーンテキストを表示するには、左側の調節ダイアルを回します。

    プレーン・テキストは、ディスプレイ上を移動します。

    3別の選択をする際には、右側の調節ダイアルを回します。
    1. コントロール、接続および機械コンポーネント

    F1/F2特殊機能パラメータ、お気に入りボタン。

    F1 および F2の 特殊機能パラメータ

    F1 および F2 の特殊機能パラメータを設定します。

    例:選択した溶接パラメータ 1-S は F1 に割り当てられます。
    1セットアップ・メニューで、必要な溶接パラメータを選択します。

    セットアップ・メニューの詳細については、(→) ページを参照してください。
    2選択した溶接パラメータを F1 または F2 に割り当てるには、溶接パラメータ選択ボタンを約 3 秒間押します。:
    F1 ... 左側の溶接パラメータ選択
    F2 ... 右側の溶接パラメータ選択。

    溶接パラメータ選択ボタンが押されている間は、F1/F2 が点滅します。

    溶接パラメータが保存されるとすぐに、対応する特別機能溶接パラメータのインジケータが点灯します。
    F1(たとえば)および目盛が、溶接パラメータの横に表示されます。:

    選択した溶接パラメータは F1 の下に保存されます。

    F1 または F2特殊機能パラメータに、溶接パラメータを割り当てることができない場合、約 5 秒後に F1(たとえば)および X が表示されます。:

    これにより、既に保存されている溶接パラメータが削除されます。

    F1およびF2特殊機能パラメータを取り込みます。

    1F1またはF2が点灯するまで、溶接パラメータ選択ボタンを、押します。:
    F1 ... 左側の溶接パラメータの選択
    F2 ... 右側の溶接パラメータの選択。

    保存されている溶接パラメータが、先ず最初に表示され、次に現在設定されている溶接パラメータの値が表示されます。

    2調整ダイアルを回して、溶接パラメータの値を変更します:
    F1 ... 左側の調整ダイアル
    F2 ... 右側の調節ダイアル。

    F1 および F2 特殊機能パラメータを削除します。

    1溶接パラメータ選択ボタンを、 5 秒以上、押します:
    F1 ... 左側の溶接パラメータ選択
    F2 ... 右側の溶接パラメータ選択。

    保存されている溶接パラメータが削除され、F1(例えば)および X がディスプレイに表示されます。:

     

    F1 および F2 の特殊機能パラメータは、セットアップ・メニュー((→) ページ)で、設定することもできます。

    1. コントロール、接続および機械コンポーネント
    2. F1/F2特殊機能パラメータ、お気に入りボタン。

    F1 および F2の 特殊機能パラメータ

    F1 および F2 の特殊機能パラメータを設定します。

    例:選択した溶接パラメータ 1-S は F1 に割り当てられます。
    1セットアップ・メニューで、必要な溶接パラメータを選択します。

    セットアップ・メニューの詳細については、(→) ページを参照してください。
    2選択した溶接パラメータを F1 または F2 に割り当てるには、溶接パラメータ選択ボタンを約 3 秒間押します。:
    F1 ... 左側の溶接パラメータ選択
    F2 ... 右側の溶接パラメータ選択。

    溶接パラメータ選択ボタンが押されている間は、F1/F2 が点滅します。

    溶接パラメータが保存されるとすぐに、対応する特別機能溶接パラメータのインジケータが点灯します。
    F1(たとえば)および目盛が、溶接パラメータの横に表示されます。:

    選択した溶接パラメータは F1 の下に保存されます。

    F1 または F2特殊機能パラメータに、溶接パラメータを割り当てることができない場合、約 5 秒後に F1(たとえば)および X が表示されます。:

    これにより、既に保存されている溶接パラメータが削除されます。

    F1およびF2特殊機能パラメータを取り込みます。

    1F1またはF2が点灯するまで、溶接パラメータ選択ボタンを、押します。:
    F1 ... 左側の溶接パラメータの選択
    F2 ... 右側の溶接パラメータの選択。

    保存されている溶接パラメータが、先ず最初に表示され、次に現在設定されている溶接パラメータの値が表示されます。

    2調整ダイアルを回して、溶接パラメータの値を変更します:
    F1 ... 左側の調整ダイアル
    F2 ... 右側の調節ダイアル。

    F1 および F2 特殊機能パラメータを削除します。

    1溶接パラメータ選択ボタンを、 5 秒以上、押します:
    F1 ... 左側の溶接パラメータ選択
    F2 ... 右側の溶接パラメータ選択。

    保存されている溶接パラメータが削除され、F1(例えば)および X がディスプレイに表示されます。:

     

    F1 および F2 の特殊機能パラメータは、セットアップ・メニュー((→) ページ)で、設定することもできます。

    1. コントロール、接続および機械コンポーネント
    2. F1/F2特殊機能パラメータ、お気に入りボタン。

    お気に入りボタン

    お気に入りボタンを割り当てます。

    [設定]メニューの個々のパラメータまたは親フォルダは、[お気に入り]ボタンに割り当てることができます。これらのパラメータまたは親フォルダは、制御盤を使用して、直接呼び出すことができます。

    例:選択したシンクロパルス・フォルダが、[お気に入り]ボタンに、割り当てられます
    1セットアップ・メニューで、目的のパラメータまたは目的のフォルダを選択します。

    Setup メニューの詳細については、(→) ページを参照してください。
    2選択した溶接パラメータまたはフォルダを[お気に入り]ボタンに割り当てるには、[お気に入り]ボタンを約3秒間押します。

    溶接パラメータまたはフォルダの横に、    および目盛が表示されます:

    選択したパラメータまたはフォルダが、[お気に入り]ボタンに割り当てられます。

    [お気に入り]を取り込みます。

    [お気に入り]ボタンの下に保存されているパラメータまたはフォルダは、セットアップメニューがアクティブな場合を除いて、任意の設定で取得できます。
    進行中の選択プロセスまたは呼び出されたジョブは、お気に入りが取得されるとキャンセルされます。

    1お気に入り」ボタンを短く押します。(3秒未満)

    [お気に入り]ボタンのLEDが点灯し、保存されている、パラメータまたはフォルダがディスプレイに表示されます。

    2[お気に入り]の検索を終了するには、もう一度[お気に入り]ボタンを押してください(3秒未満)

    [お気に入り]ボタンのLEDが消灯し、表示が溶接パラメータに切り替わります。

    [お気に入り]を削除します。

    1[お気に入り]ボタンを少なくとも 5 秒以上、押して下さい。:

    保存されている溶接パラメータ、またはフォルダが削除され、    加えて、Xがディスプレイに表示されます:

     

    [お気に入り]ボタンは、[設定]メニュー((→) ページ)で割り当てることもできます。

    1. コントロール、接続および機械コンポーネント

    接続、スイッチ、および機械部品

    接続、スイッチ、および機械部品

    前部
    番号機能
    (1)
    ディスプレイ付き制御盤
    溶接電源の操作用
    (2)
    (+)バヨネットラッチ付き電流ソケット
    (3)
    ブランキングカバー
    タングステン不活性ガス溶接オプションのTMC接続ソケット用
    (4)
    欧州におけるコネクタ
    溶接トーチの接続用
    (5)
    (-)バヨネットラッチ付き電流ソケット
    MIG/MAG溶接中の接地ケーブル接続用
    後部
    番号機能
    (6)
    MIG/MAG 溶接のシールドガス接続ソケット
    (7)
    ブランキング・カバー/ TIG溶接用シールド・ガス接続ソケット(オプション)
    (8)
    ブランキングカバー/イーサネット接続ソケット(オプション)
    (9)
    ブランキングカバー/SpeedNetコネクタ接続ソケット(オプション)/外部センサ(オプション)
    (10)
    歪み解放デバイス付き主電源ケーブル
    (11)
    主電源スイッチ
    溶接電源のオンとオフの切り替え用
    側面図
    番号機能
    (12)
    ブレーキ付き溶接ワイヤー巻きのホルダ
    最大重量19 kg(41.89 lb)、最大直径300 mm(11.81 in)の標準溶接ワイヤー巻保持用
    (13)
    4ローラードライブ
    1. コントロール、接続および機械コンポーネント
    2. 接続、スイッチ、および機械部品

    接続、スイッチ、および機械部品

    前部
    番号機能
    (1)
    ディスプレイ付き制御盤
    溶接電源の操作用
    (2)
    (+)バヨネットラッチ付き電流ソケット
    (3)
    ブランキングカバー
    タングステン不活性ガス溶接オプションのTMC接続ソケット用
    (4)
    欧州におけるコネクタ
    溶接トーチの接続用
    (5)
    (-)バヨネットラッチ付き電流ソケット
    MIG/MAG溶接中の接地ケーブル接続用
    後部
    番号機能
    (6)
    MIG/MAG 溶接のシールドガス接続ソケット
    (7)
    ブランキング・カバー/ TIG溶接用シールド・ガス接続ソケット(オプション)
    (8)
    ブランキングカバー/イーサネット接続ソケット(オプション)
    (9)
    ブランキングカバー/SpeedNetコネクタ接続ソケット(オプション)/外部センサ(オプション)
    (10)
    歪み解放デバイス付き主電源ケーブル
    (11)
    主電源スイッチ
    溶接電源のオンとオフの切り替え用
    側面図
    番号機能
    (12)
    ブレーキ付き溶接ワイヤー巻きのホルダ
    最大重量19 kg(41.89 lb)、最大直径300 mm(11.81 in)の標準溶接ワイヤー巻保持用
    (13)
    4ローラードライブ

    取り付けと起動

    溶接課題に必要な、最小限の装置

    一般事項

    溶接電源を使用するには、どの溶接プロセスを使用するかに応じて、特定の最低限の装置レベルが必要です。
    溶接プロセス、および溶接タスクに必要な最低限の装置レベルについて、説明されています。

    1. 取り付けと起動

    溶接課題に必要な、最小限の装置

    一般事項

    溶接電源を使用するには、どの溶接プロセスを使用するかに応じて、特定の最低限の装置レベルが必要です。
    溶接プロセス、および溶接タスクに必要な最低限の装置レベルについて、説明されています。

    1. 取り付けと起動
    2. 溶接課題に必要な、最小限の装置

    一般事項

    溶接電源を使用するには、どの溶接プロセスを使用するかに応じて、特定の最低限の装置レベルが必要です。
    溶接プロセス、および溶接タスクに必要な最低限の装置レベルについて、説明されています。

    1. 取り付けと起動
    2. 溶接課題に必要な、最小限の装置

    MIG/MAG ガス冷却式溶接

    • 溶接電源
    • 接地(アース)ケーブル
    • MIG/MAG 溶接トーチ、ガス冷却式
    • シールド・ガスの供給
    • ワイヤ電極
    1. 取り付けと起動
    2. 溶接課題に必要な、最小限の装置

    MIG/MAG 水冷式溶接

    • 溶接電源
    • 冷却ユニット
    • 接地(アース)ケーブル
    • MIG/MAG 溶接トーチ、水冷式
    • シールドガスの供給
    • ワイヤ電極
    1. 取り付けと起動
    2. 溶接課題に必要な、最小限の装置

    手動CMT溶接

    • 溶接電源
    • 溶接電源で有効な標準、パルス、CMT溶接パッケージ
    • 接地ケーブル
    • PullMig CMT溶接トーチを含む。CMTドライブユニットおよびCMTワイヤバッファ

      重要!水冷却式CMT適用には、冷却ユニットも必要です!
    • OPT/iプッシュプル
    • CMT連結ホース
    • ワイヤ電極
    • ガス接続(保護ガス供給)
    1. 取り付けと起動
    2. 溶接課題に必要な、最小限の装置

    TIG 直流溶接

    • 溶接電源
    • 接地(アース)ケーブル
    • タングステン不活性ガス溶接ガス弁トーチ
    • ガス接続(シールド・ガス供給)
    • フィラーメタル(用途に応じて)
    1. 取り付けと起動
    2. 溶接課題に必要な、最小限の装置

    手動金属アーク溶接

    • 溶接電源
    • 接地(アース)ケーブル
    • 電極ホルダ(溶接ケーブル付き)
    • 棒電極
    1. 取り付けと起動

    取り付けと起動の前

    安全記号

    警告!

    誤操作、不適切な作業を行うと危険です。

    人身傷害または製品に深刻なダメージが発生する可能性があります。

    本書に記載されているすべての操作と機能は、技術トレーニングを受けた有資格者のみが実行してください。

    この文書をすべて読み、理解してください。

    この装置とすべてのシステム部品のすべての安全規則とユーザー文書を読み、理解してください。

    1. 取り付けと起動
    2. 取り付けと起動の前

    安全記号

    警告!

    誤操作、不適切な作業を行うと危険です。

    人身傷害または製品に深刻なダメージが発生する可能性があります。

    本書に記載されているすべての操作と機能は、技術トレーニングを受けた有資格者のみが実行してください。

    この文書をすべて読み、理解してください。

    この装置とすべてのシステム部品のすべての安全規則とユーザー文書を読み、理解してください。

    1. 取り付けと起動
    2. 取り付けと起動の前

    適切な使用

    溶接電源を使用できるのは MIG/MAG、MMA、および TIG 溶接の場合のみとなります。この目的から外れたいかなる使用も、不適切と見なされます。このような使用によって発生するいかなる損傷についても、当メーカーは責任を負いません。

    適切な使用には以下も含まれます。
    • 操作手順記載されたすべての情報の順守
    • 指定されたすべての検査および整備作業の実施
    1. 取り付けと起動
    2. 取り付けと起動の前

    設定に関する規定

    本装置は保護等級IP23に従ってテストされています。これは以下を意味します。
    • Ø 12.5 mm(0.49インチ)を超える固体異物に対する保護
    • 垂直方向から最大60°までの角度でのスプレー水に対する保護

    装置は保護等級IP23に従って、屋外にセットアップして操作することができます。直接的な湿気(雨など)は避けてください。

    警告!

    機械の転倒または落下による危険性。

    人身傷害または製品に深刻なダメージが発生する可能性があります。

    装置は平らで、安定した表面の上にしっかりと設置してください。

    設置後は、すべてのネジ接続部がしっかりと固定されていることを確認してください。

    換気口は重要な安全装置です。セットアップ位置を選択するときは、本装置の正面と背面にある換気口から冷却用空気が妨げられることなく出入りできることを確認してください。伝導性の粉塵(研磨作業によって発生するものなど)が本システム内に直接吸い込まれないようにしてください。

    1. 取り付けと起動
    2. 取り付けと起動の前

    グリッド接続

    • 本装置は、銘板に指定されている主電源電圧で作動するように設計されています。
    • 定格溶接電圧が3 x 575 Vの装置は、中性点接地のある3相システムで動作する必要があります。
    • 使用する装置のバージョンに主ケーブルと主電源プラグが取り付け済みでない場合、国家規格に準拠した有資格者がこれらを取り付ける必要があります。
    • 主電源ケーブルのヒューズ・保護については、技術データに記載されています。

    注意!

    電気設備の容量が不十分であると、設備に重大な損傷を引き起こす可能性があります。

    主電源ケーブルとそのヒューズ保護は、その場所での電源供給に適した規模である必要があります。
    銘板に示されている技術データが適用されます。

    1. 取り付けと起動
    2. 取り付けと起動の前

    発電機運転

    溶接電源は発電機と互換性があります。

    適切な発電機出力を選択するため、溶接電源の最大皮相電力 S1max が把握されている必要があります。
    溶接電源の最大皮相電力 S1max は、以下のように計算されます。

    3 相装置:S1max = I1max x U1 x √3

    単相装置:S1max = I1max x U1

    I1max および U1 の値については、装置の銘板または技術データを参照してください。

    必要な発電機の皮相電力 SGEN は、以下の経験則によって計算します。

    SGEN = S1max x 1.35

    全出力で溶接しない場合、より小型の発電機を使用できます。

    重要!発電機の皮相電力 SGEN は、必ず電源の最大皮相電力 S1max より大きいである必要があります。

    単相装置を三相発電機で使用する場合は、指定されている発電機皮相電力は多くの場合、発電機の三相すべてに渡る全体として利用できるだけであることに留意してください。必要な場合は、その発電機の単相出力についての詳細情報を、発電機のメーカーから取得してください。

    注記!

    発電機により供給される電圧は、主電源電圧許容範囲の上限または下限を決して超えてはなりません。主電源電圧許容値の詳細については、「技術データ」セクションに記載されています。

     

    1. 取り付けと起動
    2. 取り付けと起動の前

    システム部品についての情報

    以下で説明する手順と操作には、さまざまなシステム部品への参照も含まれています。
    • トロリー
    • 溶接トーチ
    • など

    システム部品の取付と接続の詳細については、該当する取扱説明書をご覧下さい。

    1. 取り付けと起動

    主ケーブルの接続

    安全記号

    警告!

    不適切な運搬作業による危険。

    重傷を負うか、所有物に深刻な損傷が発生する可能性があります。

    以下に説明されている作業は、必ず訓練を受けた有資格者が実行する必要があります。

    国家規格および指令を順守する必要があります。

    注意!

    不適切な主電源ケーブルの不適切な準備による危険。

    これにより短絡および設備に対する損傷が発生する場合があります。

    絶縁部を剥がした主電源ケーブルのすべての相導体と接地線に口金を取り付けます。

    1. 取り付けと起動
    2. 主ケーブルの接続

    安全記号

    警告!

    不適切な運搬作業による危険。

    重傷を負うか、所有物に深刻な損傷が発生する可能性があります。

    以下に説明されている作業は、必ず訓練を受けた有資格者が実行する必要があります。

    国家規格および指令を順守する必要があります。

    注意!

    不適切な主電源ケーブルの不適切な準備による危険。

    これにより短絡および設備に対する損傷が発生する場合があります。

    絶縁部を剥がした主電源ケーブルのすべての相導体と接地線に口金を取り付けます。

    1. 取り付けと起動
    2. 主ケーブルの接続

    一般的な

    溶接電源が接続されていない場合には、試運転前に、接続電圧に適した溶接電源を接続する必要があります。
    TPS 270i C 溶接電源には、以下に示すケーブル断面用の歪緩和装置が取り付けられています。

    溶接電源

     

    ケーブルの外径

    TPS 270i C/nc

     

    14 ~ 16 mm

    TPS 270 i C/S/nc

     

    14 ~ 16 mm

    TPS 270i C/MV/nc

     

    14 ~ 18.5 mm

    その他のケーブル断面に対しては、それに応じて歪緩和装置を設計する必要があります。

    1. 取り付けと起動
    2. 主ケーブルの接続

    規定されている溶接電源のケーブル

    溶接電源

    溶接電源電圧

    ケーブル断面

     

     

    米国/カナダ *

    ユーロッパ

    TPS 270i C/nc

    3 x 380 V
    3 x 400 V
    3 x 460 V

    AWG 14

    4G 2.5 mm²

    TPS 270i C/MV/nc

    3 x 200 V
    3 x 230 V

    AWG 12

    4G 2.5 mm²

    3 x 380 V
    3 x 400 V
    3 x 460 V

    AWG 14

    4G 2.5 mm²

    TPS 270i C/S/nc **

    3 x 460 V
    3 x 575 V

    AWG 14

    -

     

     

     

     

    *
    米国/カナダ向けケーブルの種類:余分で過酷な使用
    **
    CE マークがない溶接電源、ヨーロッパでは使用不可

    AWG = American Wire Gauge(米国ワイヤ・ゲージ規格)

    1. 取り付けと起動
    2. 主ケーブルの接続

    主電源ケーブルの接続 - 一般

    注意!

    短絡による怪我や損傷の危険性があります。

    口金を使用しないと、相導体間および相導体とアース線の間で、短絡が発生することがあります。

    主電源ケーブルの絶縁を剥がし、口金をすべての相導体およびアース導体に取り付けます。

    注記!

    主電源ケーブルは、国内規格およびガイドラインに準拠して、デバイスに接続されていなければならず、かつ、当該作業は有資格者が行う必要があります。

    重要!アース線は、相導体より、約20〜25 mm(0.8〜1インチ)長い必要があります。

    1
    6 x TX25
    2
    5 x TX25
    3
    4
    締め付けトルク = 1.2 Nm

    重要!ケーブルをスイッチに接続するときは、次の点を確認して下さい。

    • 導体をスイッチ近くに配線するには
    • 導体を不必要に長くならないようにして下さい
    • ケーブル直径が小さい場合には、付属している保護ホースをケーブルに取り付けて、覆われたケーブルを歪緩和装置に挿入してください
    5
    締め付けトルク = 1.2 Nm
    6
    締め付けトルク = 1.2 Nm
    7
    5 x TX25、締め付けトルク = 3 Nm
    8
    6 x TX25、締め付けトルク = 3 Nm
    1. 取り付けと起動

    始動

    安全記号

    警告!

    感電の危険があります。

    人身傷害または製品に深刻な損傷が発生する可能性があります。

    作業を始める前に、関係するすべてのデバイスとコンポーネントの電源を切り、それらをグリッドから切り離してください。

    関係するすべてのデバイスとコンポーネントのスイッチが再度オンにならないように固定してください。

    警告!

    伝導性粉塵による電流の危険があります。

    重大な人体の傷害や物的な損害が発生する可能性があります。

    本装置の操作には必ずエアフィルターを使用してください。エアフィルターはIP 23保護を満たすうえで非常に重要な安全装置です。

    1. 取り付けと起動
    2. 始動

    安全記号

    警告!

    感電の危険があります。

    人身傷害または製品に深刻な損傷が発生する可能性があります。

    作業を始める前に、関係するすべてのデバイスとコンポーネントの電源を切り、それらをグリッドから切り離してください。

    関係するすべてのデバイスとコンポーネントのスイッチが再度オンにならないように固定してください。

    警告!

    伝導性粉塵による電流の危険があります。

    重大な人体の傷害や物的な損害が発生する可能性があります。

    本装置の操作には必ずエアフィルターを使用してください。エアフィルターはIP 23保護を満たすうえで非常に重要な安全装置です。

    1. 取り付けと起動
    2. 始動

    一般事項

    溶接電源の試運転は、手動のガス冷却式MIG/MAGアプリケーションを参照して説明します。

    1. 取り付けと起動
    2. 始動

    ガスボンベの接続

    警告!

    ガスボンベの落下により危険が生じます。

    重症を負うか、所有物に深刻な損傷が発生する可能性があります。

    ガスボンベが安定するように、水平な固体表面に設置します。

    ガスボンベが倒れないように固定します。

    ガスボンベメーカーの安全規則を守ってください。

    ガスホースの接続
    1ガスボンベが安定するように、水平な固体表面に設置します
    2ガスボンベの転倒を防ぐために、ガスボンベを固定します(ただし、ガスボンベの首の周囲は固定しないでください)
    3ガスボンベから保護キャップを外します
    4少しの間、ガスボンベのバルブを開いて、塵や埃を吹き飛ばします
    5ガス圧力調整器のシールを検査します
    6ガスボンベに圧力調整器をねじで固定し、締め付けます
    7ガスホースを使用して溶接電源のシールドガス接続ソケットに圧力調整器を接続します


    1. 取り付けと起動
    2. 始動

    アース接続の確立

    注記!

    アース接続の確立時には、次の点を順守してください。

    各溶接電源には個別の接地ケーブルを使用します

    正極ケーブルと接地ケーブルをできるだけ近くに配置してください

    個々の溶接電源の溶接回路は物理的に別離してください

    複数の接地ケーブルを並列に配線しないでください。
    並列の配線を回避できない場合、溶接回路管の最低距離を30 cmに維持してください

    接地ケーブルはできるだけ短くし、横断面の大きいケーブルを使用してください

    接地ケーブルを交差させないでください

    接地ケーブルと連結ホースパック間には強磁性の素材を置かないでください

    長い接地ケーブルを巻き上げないようにしてください - コイル効果が発生します!
    長い接地ケーブルはループ状に配線します

    接地ケーブルを鉄パイプ、金属ケーブル管路またはスチールレイル上に配線せず、ケーブルダクトを回避してください。
    (正極ケーブルと接地ケーブルを鉄パイプに一緒に配線することは問題ありません)

    接地ケーブルが複数存在する場合は、コンポーネントの接地点を分離し、相互に可能な限り遠くし、個々のアークの下で交差電流が発生するのを防止してください。

    補正された連結ホースパックを使用します(接地ケーブルが統合された連結ホースパック)

    接地ケーブルの接続
    1接地ケーブルを、(-)電流ソケットに差し込みます
    2接地ケーブルを所定の位置にロックします
    3接地ケーブルのもう一方の端を使用して、加工対象物に接続します


    1. 取り付けと起動
    2. 始動

    溶接トーチを接続してください。

    1溶接トーチを接続する前に、すべてのケーブル、ライン及びホースパックが、損傷を受けておらず、適切に絶縁されていることを確認してください。
    2ワイヤ送給装置のカバーを開いて下さい。
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    1. 取り付けと起動
    2. 始動

    駆動ローラの挿入/交換

    最適なワイヤ電極の送給を実現するためには、駆動ローラは溶接するワイヤの直径および合金に適合したものでなければなりません。

    注記!

    ワイヤ電極に適合した駆動ローラだけを使用してください。

    駆動ローラとその可能な用途領域の概要は、スペア部品リストに記載されています。

    注意!

    駆動ローラホルダが上向きに飛ぶことにより危険が生じます。

    これは怪我につながる可能性があります。

    レバーをロック解除するとき、レバーの左右のエリアに指を近づけないでください。

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    1. 取り付けと起動
    2. 始動

    溶接ワイヤ巻きの挿入

    注意!

    スプールされたワイヤ電極の弾力性により危険が生じます。

    これは怪我につながる可能性があります。

    ワイヤが跳ね返って負傷することを防ぐために、溶接ワイヤ巻きの挿入中はワイヤ電極の端部をしっかりと保持します。

    注意!

    溶接ワイヤ巻きの落下により傷害や損傷の危険性が生じます。

    これは怪我につながる可能性があります。

    溶接ワイヤ巻きが溶接ワイヤ巻きのホルダに、確実に取り付けられていることを確認してください。

    注意!

    ロックリングが間違った位置に配置されたことにより溶接ワイヤ巻きの落下の危険が生じます。

    これにより怪我を負ったり、機能に障害が発生したりすることがあります。

    必ずロックリングを左の図に示されているように配置します。

     

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    1. 取り付けと起動
    2. 始動

    バスケット型スプールを挿入してください。

    注意!

    スプールされたワイヤ電極の弾力性により危険が生じます。

    これは怪我につながる可能性があります。

    ワイヤの跳ね返りによる怪我を防ぐために、バスケット型スプールを挿入している間は、ワイヤ電極の端部を確実に保持してください。

    注意!

    バスケット型スプールの落下により危険が生じます。

    これは怪我につながる可能性があります。

    バスケット型スプールおよびバスケット型スプールアダプタが、溶接ワイヤ巻きのホルダにしっかり取り付けられていることを確認します。

    注記!

    バスケット型スプールの取り扱い時には、供給範囲に含まれているバスケット型スプールアダプタのみを使用します。

    注意!

    バスケット型スプールの落下により危険が生じます。

    これは怪我につながる可能性があります。

    スプール上のバーがアダプタガイドウェイ内に入るように、付属のアダプタにバスケット型スプールを配置します。

    注意!

    ロックリングが間違った位置に配置されたことによりバスケット型スプールの落下の危険が生じます。

    これにより怪我を負ったり、機能に障害が発生したりすることがあります。

    必ずロックリングを左の図に示されているように配置します。

     

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    1. 取り付けと起動
    2. 始動

    ワイヤ電極のワイヤインチング

    警告!

    スプールされたワイヤー電極の弾力性による危険。

    重傷を負うおそれがあります。

    安全ゴーグルを着用してください。

    ワイヤー電極が跳ね返って負傷することを防ぐために、溶接ワイヤー巻き/バスケット型スプールを挿入するとき、ワイヤー電極の端部をしっかり保持してください。

    注意!

    ワイヤ電極の尖った端により危険が生じます。

    これにより、溶接トーチが損傷することがあります。

    ワイヤ電極を通す前に、ワイヤ電極の端部のバリを取ります。

    溶接トーチホースパックを可能な限り真っすぐ配置します。

    1
    2

    警告!

    露出したワイヤー電極の危険性。

    重傷を負うおそれがあります。

    溶接トーチの先端部を顔や体に向けないようにして、溶接トーチを持ちます。

    適切な保護ゴーグルを着用してください。

    溶接トーチを人に向けないでください。

    ワイヤ電極が伝導性のあるオブジェクトと意図的な場合のみ接触できることを確認してください。

    注記!

    ワイヤ電極は、溶接システムにあるワイヤインチングボタンを押すか、トーチトリガを押すことにより、通すことができます。

    3
    4

    ワイヤインチングに関する注意

    ワイヤインチングの際に地面と接触すると、ワイヤ電極が自動的に停止されます。

    トーリトリガが1回押されると、ワイヤ電極が前に1 mm移動します。

    プッシュワイヤインチングシステムの場合:
    通しているときに加工対象物と接触すると、内部ライナーのワイヤの遊びが測定されます。測定が正常に行なわれると、ワイヤの遊びの値がイベントログブックに入力され、システムの制御に使用されます。

    1. 取り付けと起動
    2. 始動

    接触圧力の設定

    注記!

    ワイヤ電極が変形されないだけではなく、確実にかつ適切にワイヤ送給されるように、接触圧力を設定してください。

    1

    U型溝ローラーの接触圧力標準値

    スチール:
    4~5

    CrNi
    4~5

    管状コアード電極
    2~3

    1. 取り付けと起動
    2. 始動

    ブレーキの調整

    注記!

    トーチ・トリガを解放すると、溶接ワイヤー巻きは繰り出しを停止するはずです。

    必要に応じてブレーキを調節します。

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    1. 取り付けと起動
    2. 始動

    ブレーキの設計

    警告!

    不適切な設置による危険。

    重篤な怪我や物的損害につながる可能性があります。

    ブレーキを取り外さないでください。

    ブレーキの整備およびサービスは、トレーニングを受けた有資格者のみが実行する必要があります。

    ブレーキは一式としてのみ入手できます。
    この図は、情報としての利用のみを目的にしています。

    1. 取り付けと起動
    2. 始動

    R/L 調整の実施

    重要!最適な溶接結果を得るためには、装置を初めて起動する場合、および溶接システムに変更を加えた場合に、R/L 調整を実施することを、メーカーは推奨しています。

    溶接

    MIG/MAG モード

    一般事項

    警告!

    本機器を不適切に操作すると、大怪我をしたり、深刻な損傷が発生することがあります。

    本文で説明されている機能は、これらの操作手順を読んで完全に理解するまで、使用しないでください。

    システム部品のすべての操作手順、特に安全規則を完全に読んで理解するまでは、記載されている機能を使用しないでください。

    利用可能なパラメータの設定、設定範囲、および測定単位については、「設定」メニューを参照してください。

    1. 溶接

    MIG/MAG モード

    一般事項

    警告!

    本機器を不適切に操作すると、大怪我をしたり、深刻な損傷が発生することがあります。

    本文で説明されている機能は、これらの操作手順を読んで完全に理解するまで、使用しないでください。

    システム部品のすべての操作手順、特に安全規則を完全に読んで理解するまでは、記載されている機能を使用しないでください。

    利用可能なパラメータの設定、設定範囲、および測定単位については、「設定」メニューを参照してください。

    1. 溶接
    2. MIG/MAG モード

    一般事項

    警告!

    本機器を不適切に操作すると、大怪我をしたり、深刻な損傷が発生することがあります。

    本文で説明されている機能は、これらの操作手順を読んで完全に理解するまで、使用しないでください。

    システム部品のすべての操作手順、特に安全規則を完全に読んで理解するまでは、記載されている機能を使用しないでください。

    利用可能なパラメータの設定、設定範囲、および測定単位については、「設定」メニューを参照してください。

    1. 溶接
    2. MIG/MAG モード

    各記号と解説

    トーチトリガを押す | トーチトリガを保持する | トーチトリガを放す

    GPr
    ガスプリフロー

    I-S
    始動電流相:溶接の開始時に高い熱放散が発生するにも拘わらず、母材は急速に加熱されます

    t-S
    始動電流時間

    アーク長さ補正を開始します

    SL1
    スロープ1:始動電流が、溶接電流に到達するまで徐々に低減されます

    I
    溶接電流相:母材の温度が熱の進行によって上昇する母材への均一な熱入力

    I-E
    最終電流相:溶接終了に向けての熱の蓄積による母材の局所的過熱を防ぎます。これにより溶接シームが駄目になる危険性を除去します。

    t-E
    最終電流時間

    終了アーク長さ補正

    SL2
    スロープ2:溶接電流が、最終電流に到達するまで徐々に低下していきます

    GPo
    ガスポスト流

    SPt
    スポット溶接時間

    パラメータの詳細な説明は、「プロセスパラメータ」セクションに記載されています。

    1. 溶接
    2. MIG/MAG モード

    2ステップモード

    「2ステップモード」は以下に適しています
    • 仮付け作業
    • ショート溶接シーム
    • 自動およびロボット運転
    1. 溶接
    2. MIG/MAG モード

    4ステップモード

    「4ステップモード」は長い溶接シームに適しています。

    1. 溶接
    2. MIG/MAG モード

    特別な4ステップモード

    「特別な4ステップモード」は、特にアルミニウム材料の溶接に、特に適しています。溶接電流特性曲線の特別な勾配においては、アルミニウムの高い熱伝導率を考慮に入れています。

    1. 溶接
    2. MIG/MAG モード

    特別な2ステップモード

    「特別な2ステップモード」は、高出力レンジでの溶接に最適です。特別な2ステップモードでは、アークは低出力で始まり、しかも容易に安定化します。

    1. 溶接
    2. MIG/MAG モード

    スポット溶接

    「スポット溶接」モードは、重ね合わせた板の溶接ジョイントに適しています。

    1. 溶接

    MIG/MAGおよびCMT溶接

    安全記号

    警告!

    誤操作、不適切な作業を行うと危険です。

    人身傷害または製品に深刻なダメージが発生する可能性があります。

    本書に記載されているすべての操作と機能は、技術トレーニングを受けた有資格者のみが実行してください。

    この文書をすべて読み、理解してください。

    この装置とすべてのシステム部品のすべての安全規則とユーザー文書を読み、理解してください。

    警告!

    感電の危険があります。

    重症を負うか、所有物に深刻な損傷が発生する可能性があります。

    作業を始める前に、関係するすべてのデバイスとコンポーネントの電源を切り、それらをグリッドから切り離してください。

    関係するすべてのデバイスとコンポーネントのスイッチが再度オンにならないように固定してください。

    装置を開いたら、適切な計測装置を使用して電荷を帯びたコンポーネント(コンデンサーなど)が放電されていることを確認します。

    1. 溶接
    2. MIG/MAGおよびCMT溶接

    安全記号

    警告!

    誤操作、不適切な作業を行うと危険です。

    人身傷害または製品に深刻なダメージが発生する可能性があります。

    本書に記載されているすべての操作と機能は、技術トレーニングを受けた有資格者のみが実行してください。

    この文書をすべて読み、理解してください。

    この装置とすべてのシステム部品のすべての安全規則とユーザー文書を読み、理解してください。

    警告!

    感電の危険があります。

    重症を負うか、所有物に深刻な損傷が発生する可能性があります。

    作業を始める前に、関係するすべてのデバイスとコンポーネントの電源を切り、それらをグリッドから切り離してください。

    関係するすべてのデバイスとコンポーネントのスイッチが再度オンにならないように固定してください。

    装置を開いたら、適切な計測装置を使用して電荷を帯びたコンポーネント(コンデンサーなど)が放電されていることを確認します。

    1. 溶接
    2. MIG/MAGおよびCMT溶接

    MIG/MAGおよびCMT溶接 - 概要

    「MIG/MAG およびCMT溶接」セクションは、以下のステップで構成されています。

    • 溶接電源の起動
    • 溶接プロセスと操作モードの選択
    • 現在設定されている溶加材の取り込み
    • 溶加材を選択します。
    • 溶接パラメータの設定
    • 保護ガスの流速の設定
    • MIG/MAGまたはCMT溶接
    1. 溶接
    2. MIG/MAGおよびCMT溶接

    溶接電源を起動します。

    1溶接電源のケーブルを接続します。
    2主電源スイッチを「I」位置に切り替えます

    重要!最適な溶接結果を得るためには、初めて装置を起動する場合、および溶接システムに変更を加えた場合に、メーカーは、R/L 調整を実施することを、推奨しています。

    1. 溶接
    2. MIG/MAGおよびCMT溶接

    溶接プロセスと操作モードの設定

    1希望の溶接プロセスのLEDが点灯するまで”溶接プロセス”ボタンを押してください。
    2希望の操作モードのLEDが点灯するまで「モード」ボタンを押してください
    1. 溶接
    2. MIG/MAGおよびCMT溶接

    現在設定されているフィラー・メタルを取り込んで下さい。

    1[フィラー・メタル情報]ボタンを押して下さい。

    ボタンのLEDが点灯し、現在設定されているフィラー・メタルがディスプレイに表示されます。

    2右側の調整ダイアルを回してください。

    現在設定されているワイヤの直径がディスプレイに表示されます。

    3右側の調整ダイアルを回してください。

    現在設定されているシールド・ガスがディスプレイに表示されます。

    4右側の調整ダイアルを回して下さい。

    現在設定されている特性曲線がディスプレイに表示されます。

    5[フィラー・メタル情報]ボタンを押して下さい。

    現在設定されている溶接パラメータ値がディスプレイに表示されます。

    1. 溶接
    2. MIG/MAGおよびCMT溶接

    フィラー・メタルを選択して下さい。

    1[フィラー・メタル選択]ボタンを押します

    ボタンのLEDが点灯し、 "フィラー・メタル?" がディスプレイに表示されます。

    2右側の調整調節ダイアルを押して下さい。

    最初に使用できるフィラー・メタルが表示されます。

    3右側の調整ダイアルを回して、所望のフィラー・メタルを選択してください。
    4右側の調整ダイアルを押して下さい。

    ディスプレイに「直径?」が表示されます:*

    5右側の調節ダイアルを押して下さい。

    最初に使用できるワイヤ直径が表示されます:

    6右側の調整ダイアルを回して、所望のワイヤ直径を選択してください。
    7右側の調整ダイアルを押して下さい。

    ディスプレイに「ガス?」が表示されます:*

    8右側の調整ダイアルを押して下さい。

    最初に使用可能なシールド・ガスが表示されます。

    9右側の調整ダイアルを回して、所望のシールド・ガスを選択してください。
    10右側の調整ダイアルを押して下さい。

    利用可能な場合には、最初に利用可能な特性曲線が表示されます。*

    11右側の調整ダイアルを回して、所望の特性曲線を選択してください。
    12右側の調整ダイアルを押して下さい。

    新しいフィラー・メタルを適用するためのプロンプトが表示されます。*

    13右側の調整ダイアルを押して下さい。

    設定されているフィラー・メタルが、保存されます。

    *
    右側の調整ホイールを回して、[戻る]を選択することにより、以前の項目を呼び出せます。
    1. 溶接
    2. MIG/MAGおよびCMT溶接

    溶接パラメータの設定

    1所望の溶接パラメータが点灯するまで、ボタンを押してください

    材料厚さ

    溶接電流

    ワイヤ供給速度

    特別な機能

    2調整ダイアルを回して、溶接パラメータ値を変更します
    3必要な場合:
    所望の溶接パラメータが点灯するまで、このボタンを押してください

    アーク長さ補正

    溶接電圧

    パルス/アーク力ダイナミック補正

    特別な機能

    4右側の調整ダイアルを回して、溶接パラメータ値を変更します

    修正されたパラメータ値は、直ちに適用されます。
    サイナジック溶接の間に、ワイヤ供給速度、材料厚さ、溶接電流または溶接電圧パラメータのうちのいずれかが変更されると、残りの溶接パラメータは直ちに変更されます。

    1. 溶接
    2. MIG/MAGおよびCMT溶接

    保護ガス流量を設定します

    1ガスボンベバルブを開きます
    2ガステストボタンを押します

    ガスが流れ出します。
    ディスプレイに「ガスパージング」ダイアログウィンドウが表示され、残りのガスパージング時間が示されます。溶接システムにガスレギュレーターやガスセンサーがあると、実際のガスの値も表示されます。
    3圧力計に必要なシールドガス流速が表示されるまで、ガス圧力調整器の下側の調整ねじを回してください。
    4ガステストボタンを押します
    ガスの流れが停止します。
    1. 溶接
    2. MIG/MAGおよびCMT溶接

    MIG/MAGまたはCMT溶接

    注意!

    感電や、トーチから突き出たワイヤ電極による負傷や損傷の危険性があります。トーチトリガを押す際に:

     

    顔と体からトーチを離してください

    溶接トーチを人に向けないでください

    筐体などの伝導性がある、またはアースをとった(接地した)部品にワイヤ電極が触れないようにしてください

    1トーチトリガを押して、溶接を開始します

    溶接が終了するたびに、溶接電流、溶接電圧、ワイヤ供給速度の実行値が保存され、ディスプレイに「ホールド」インジケータが表示されます。

    注記!

    溶接電源制御パネルのシステム部品制御盤(例えば、リモート制御)で設定されているパラメータを変更することは、必ずしも可能ではありません。

    1. 溶接

    スポット溶接とスティッチ溶接

    スポット溶接

    スポット溶接は、片側でだけアクセスできるオーバーラップ板の溶接継手で使用します。

    スポット溶接は、パルスサイナジック | サイナジック | 手動 | LSC/PMC | SP (CMT)
    の溶接プロセスで実行できます

    1[溶接プロセス]ボタンを押して、必要な溶接プロセスを選択してください
    2[操作モード]ボタンを押して、操作モードを選択します

    ディスプレイに[スポット]が短時間表示されます。

    3[セットアップ]メニュー/プロセスパラメータ/スポット溶接
    4右側の調整ダイアルを押してください

    SPt(スポット溶接時間)が表示されます。

    5右側の調整ダイアルを押して、回すことにより、スポット溶接時間の希望の値を入力します。

    設定範囲:0.1~10.0秒
    工場出荷時設定:1.0秒
    6右側の調節ダイヤルを押して、値を確認します

    注記!

    4ステップモードはスポット溶接の標準として割り当てられます。

    トーチトリガを押す - スポット溶接時間が終了するまでスポット溶接プロセスは実行されます - スポット溶接時間を途中で止めるにはもう一度押します

    スポット溶接設定は、設定/システム/SPmの下にある[セットアップ]メニューで2ステップに変更できます
    (スポット溶接の開始の2ステップモードと4ステップモードの詳細は、(→)のページを参照してください)

    7溶加材、ワイヤ直径および保護ガスを選択します
    8ガスボンベバルブを開きます
    9保護ガス流量を設定します

    警告!

    露出したワイヤー電極の危険性。

    重傷を負うおそれがあります。

    溶接トーチの先端部を顔や体に向けないようにして、溶接トーチを持ちます。

    適切な保護ゴーグルを着用してください。

    溶接トーチを人に向けないでください。

    ワイヤ電極が伝導性のあるオブジェクトと意図的な場合のみ接触できることを確認してください。

    10スポット溶接

    溶接ナゲット作成の手順:

    1溶接トーチを垂直に保持します
    2トーチトリガを押してから、放します
    3溶接トーチを同じ位置に保ちます
    4ガスポスト流の時間を待機します
    5溶接トーチを持ち上げます

    注記!

    スポット溶接では、事前に設定された溶接開始および溶接終了パラメータも有効です。

    スポット溶接の溶接の開始/溶接作業の終了はプロセスパラメータ/開始/終了の下にある[セットアップ]メニューに保存できます。

    最終現在時刻がアクティブである場合、溶接の終了は事前設定されたスポット溶接時間の後ではなく、事前設定されたスロープおよび最終現在時刻が終了した時点でのみ終了します。

    1. 溶接
    2. スポット溶接とスティッチ溶接

    スポット溶接

    スポット溶接は、片側でだけアクセスできるオーバーラップ板の溶接継手で使用します。

    スポット溶接は、パルスサイナジック | サイナジック | 手動 | LSC/PMC | SP (CMT)
    の溶接プロセスで実行できます

    1[溶接プロセス]ボタンを押して、必要な溶接プロセスを選択してください
    2[操作モード]ボタンを押して、操作モードを選択します

    ディスプレイに[スポット]が短時間表示されます。

    3[セットアップ]メニュー/プロセスパラメータ/スポット溶接
    4右側の調整ダイアルを押してください

    SPt(スポット溶接時間)が表示されます。

    5右側の調整ダイアルを押して、回すことにより、スポット溶接時間の希望の値を入力します。

    設定範囲:0.1~10.0秒
    工場出荷時設定:1.0秒
    6右側の調節ダイヤルを押して、値を確認します

    注記!

    4ステップモードはスポット溶接の標準として割り当てられます。

    トーチトリガを押す - スポット溶接時間が終了するまでスポット溶接プロセスは実行されます - スポット溶接時間を途中で止めるにはもう一度押します

    スポット溶接設定は、設定/システム/SPmの下にある[セットアップ]メニューで2ステップに変更できます
    (スポット溶接の開始の2ステップモードと4ステップモードの詳細は、(→)のページを参照してください)

    7溶加材、ワイヤ直径および保護ガスを選択します
    8ガスボンベバルブを開きます
    9保護ガス流量を設定します

    警告!

    露出したワイヤー電極の危険性。

    重傷を負うおそれがあります。

    溶接トーチの先端部を顔や体に向けないようにして、溶接トーチを持ちます。

    適切な保護ゴーグルを着用してください。

    溶接トーチを人に向けないでください。

    ワイヤ電極が伝導性のあるオブジェクトと意図的な場合のみ接触できることを確認してください。

    10スポット溶接

    溶接ナゲット作成の手順:

    1溶接トーチを垂直に保持します
    2トーチトリガを押してから、放します
    3溶接トーチを同じ位置に保ちます
    4ガスポスト流の時間を待機します
    5溶接トーチを持ち上げます

    注記!

    スポット溶接では、事前に設定された溶接開始および溶接終了パラメータも有効です。

    スポット溶接の溶接の開始/溶接作業の終了はプロセスパラメータ/開始/終了の下にある[セットアップ]メニューに保存できます。

    最終現在時刻がアクティブである場合、溶接の終了は事前設定されたスポット溶接時間の後ではなく、事前設定されたスロープおよび最終現在時刻が終了した時点でのみ終了します。

    1. 溶接
    2. スポット溶接とスティッチ溶接

    スティッチ溶接

    1希望の溶接プロセスを選択します
    2スティッチ溶接の操作モードを選択します
    3溶加材、ワイヤ直径および保護ガスを選択します
    4選択した溶接プロセスに応じて、希望の溶接パラメータを設定します
    5スティッチ溶接を有効化:
    セットアップメニュー/プロセスパラメータ/間隔/間隔パラメータをオンに設定します
    6スティッチ溶接の他のパラメータを設定:
    スティッチ溶接時間Int-t、間隔休憩時間Int-b、間隔サイクルInt-C
    7ガスボンベバルブを開きます
    8保護ガス流量を設定します

    警告!

    露出したワイヤー電極の危険性。

    重傷を負うおそれがあります。

    溶接トーチの先端部を顔や体に向けないようにして、溶接トーチを持ちます。

    適切な保護ゴーグルを着用してください。

    溶接トーチを人に向けないでください。

    ワイヤ電極が伝導性のあるオブジェクトと意図的な場合のみ接触できることを確認してください。

    9スティッチ溶接

    スティッチ溶接の手順:

    1溶接トーチを垂直に保持します
    2選択した操作モードに対応して:
    トーチトリガを押したまま保持します(2ステップモード)
    トーチトリガを押してから解放します(4ステップモード)
    3溶接トーチを同じ位置に保ちます
    4溶接インターバルを待機します
    5溶接トーチの位置を次のポイントに合わせます
    6選択した操作モードに対応してインターバル溶接時間を終了するには:
    トーチトリガを解放します(2ステップモード)
    トーチトリガを押してから解放します(4ステップモード)
    7ガスポスト流の時間を待機します
    8溶接トーチを持ち上げます

    スティッチ溶接に関する注意

    PMC特性では、SFIパラメータの設定がインターバル操作の再点火に影響を及ぼします。

    SFI = オン
    再点火がSFIで行なわれます。

    SFI = オフ
    再点火が接地着火で行なわれます。

    アルミニウム合金では、SFIが常にパルスとPMCの点火に使用されます。SFI点火は無効にできません。

    SlagHammer機能が選択されている特性に保存されると、すばやく安定したSFI点火がCMT駆動ユニットとワイヤバッファと関連して行なわれます。

    1. 溶接

    MIG/MAGおよびCMT溶接パラメータ

    MIG/MAGのパルスサイナジック溶接とPMC溶接の溶接パラメータ

    以下の溶接パラメータは、MIG/MAG のパルス・サイナジック溶接用に、設定および、表示が可能です。

    左側の調整ダイアルを使用してください。

    材料厚さ 1)

    設定範囲:0.1~30.0 mm 2) / 0.004~1.18インチ2)

    溶接電流 1)
    (A)

    設定範囲:選択した溶接プロセスおよび溶接プログラムにより異なります

    溶接を開始する前に、装置にプログラムされたパラメータに基づく標準値が自動的に表示されます。実行値は、溶接の際に表示されます。

    ワイヤ供給速度 1)

    設定範囲:0.5~25 m/分 2) / 20~980 ipm.2)

    特別な機能
    これには任意のパラメータを割り当てることができます((→)のページを参照)

    ある一つの溶接パラメータが保存されている場合には、この機能を選択できます。

    溶け込み安定材 4)((→)のページを参照)

    設定範囲:0~10 m/分 / 0~393.7 ipm
    工場出荷時の設定:0

    アーク長さ安定材 4)((→)のページを参照)

    設定範囲:0~5
    工場出荷時設定:0


    右側の調整ダイアルを使用してください。

    アーク長さ補正
    アーク長さを補正します。

    設定範囲:-10~+10
    工場出荷時設定:0

    -...短いアーク長さ
    0...中間のアーク長さ
    +...長いアーク長さ

    溶接電圧 1)
    (V)

    設定範囲:選択した溶接プロセスおよび溶接プログラムにより異なります

    溶接を開始する前に、装置にプログラムされたパラメータに基づく標準値が自動的に表示されます。実行値は、溶接の際に表示されます。

    パルス/ダイナミック補正
    パルスアークのパルスエネルギーを補正します

    設定範囲:-10~+10
    工場出荷時設定:0

    -...溶滴剥離エネルギー低
    0...溶滴剥離エネルギー中
    +...溶滴剥離エネルギー高

    特別な機能
    これには任意のパラメータを割り当てることができます((→)のページを参照)

    ある一つの溶接パラメータが保存されている場合には、この機能を選択できます。

    1. 溶接
    2. MIG/MAGおよびCMT溶接パラメータ

    MIG/MAGのパルスサイナジック溶接とPMC溶接の溶接パラメータ

    以下の溶接パラメータは、MIG/MAG のパルス・サイナジック溶接用に、設定および、表示が可能です。

    左側の調整ダイアルを使用してください。

    材料厚さ 1)

    設定範囲:0.1~30.0 mm 2) / 0.004~1.18インチ2)

    溶接電流 1)
    (A)

    設定範囲:選択した溶接プロセスおよび溶接プログラムにより異なります

    溶接を開始する前に、装置にプログラムされたパラメータに基づく標準値が自動的に表示されます。実行値は、溶接の際に表示されます。

    ワイヤ供給速度 1)

    設定範囲:0.5~25 m/分 2) / 20~980 ipm.2)

    特別な機能
    これには任意のパラメータを割り当てることができます((→)のページを参照)

    ある一つの溶接パラメータが保存されている場合には、この機能を選択できます。

    溶け込み安定材 4)((→)のページを参照)

    設定範囲:0~10 m/分 / 0~393.7 ipm
    工場出荷時の設定:0

    アーク長さ安定材 4)((→)のページを参照)

    設定範囲:0~5
    工場出荷時設定:0


    右側の調整ダイアルを使用してください。

    アーク長さ補正
    アーク長さを補正します。

    設定範囲:-10~+10
    工場出荷時設定:0

    -...短いアーク長さ
    0...中間のアーク長さ
    +...長いアーク長さ

    溶接電圧 1)
    (V)

    設定範囲:選択した溶接プロセスおよび溶接プログラムにより異なります

    溶接を開始する前に、装置にプログラムされたパラメータに基づく標準値が自動的に表示されます。実行値は、溶接の際に表示されます。

    パルス/ダイナミック補正
    パルスアークのパルスエネルギーを補正します

    設定範囲:-10~+10
    工場出荷時設定:0

    -...溶滴剥離エネルギー低
    0...溶滴剥離エネルギー中
    +...溶滴剥離エネルギー高

    特別な機能
    これには任意のパラメータを割り当てることができます((→)のページを参照)

    ある一つの溶接パラメータが保存されている場合には、この機能を選択できます。

    1. 溶接
    2. MIG/MAGおよびCMT溶接パラメータ

    MIG/MAG溶接用標準シナジック溶接、LSC溶接、およびCMT溶接の溶接パラメータ

    MIG/MAG溶接用標準シナジック溶接、LSC溶接およびCMT溶接の次の溶接パラメータは設定および表示できます。

    左側の調整ダイアルを使用してください。

    材料厚さ 1)

    設定範囲:0.1~30.0 mm 2) / 0.004~1.18インチ2)

    溶接電流 1)
    (A)

    設定範囲:選択した溶接プロセスおよび溶接プログラムにより異なります

    溶接を開始する前に、装置にプログラムされたパラメータに基づく標準値が自動的に表示されます。実行値は、溶接の際に表示されます。

    ワイヤ供給速度 1)
    よりハードで、より安定したアーク用

    設定範囲:0.5~25 m/分 2) / 20~980 ipm.2)

    特別な機能
    これには任意のパラメータを割り当てることができます((→)のページを参照)

    ある一つの溶接パラメータが保存されている場合には、この機能を選択できます。

    溶け込み安定材 4)((→)のページを参照)

    設定範囲:0~10 m/分 / 0~393.7 ipm
    工場出荷時の設定:0


    右側の調整ダイアルを使用してください。

    アーク長さ安定材 4)((→)のページを参照)

    設定範囲。0~2
    工場出荷時設定:0

    アーク長さ補正
    特性またはサイナジックプログラムによって事前に設定されたアーク長さ補正を行うためのものです

    設定範囲:-10~+10
    工場出荷時設定:0

    -...短いアーク長さ
    0...中間のアーク長さ
    +...長いアーク長さ

    溶接電圧 1)
    (V)

    設定範囲:選択した溶接プロセスおよび溶接プログラムにより異なります

    溶接を開始する前に、装置にプログラムされたパラメータに基づく標準値が自動的に表示されます。実行値は、溶接の際に表示されます。

    ダイナミック補正(波形微調整)
    溶滴移行の瞬間に、短絡動力学に影響を及ぼします

    設定範囲:-10~+10
    工場出荷時設定:0

    - ... 硬く安定したアーク
    0 ... 中間のアーク
    + ... ソフトで低スパッタのアーク

    特別な機能
    これには任意のパラメータを割り当てることができます((→)のページを参照)

    ある一つの溶接パラメータが保存されている場合には、この機能を選択できます。

    1. 溶接
    2. MIG/MAGおよびCMT溶接パラメータ

    MIG/MAG溶接用標準手溶接の溶接パラメータ

    以下の溶接パラメータは、MIG/MAGの 標準の手溶接用に、設定および表示できます。

    左側の調整ダイアルを使用してください。

    ワイヤ供給速度 1)
    よりハードで、より安定したアーク用

    設定範囲:0.5~25 m/分 2) / 20~980 ipm.2)

    特別な機能
    これには任意のパラメータを割り当てることができます((→)のページを参照)

    ある一つの溶接パラメータが保存されている場合には、この機能を選択できます。


    右側の調整ダイアルを使用してください。

    溶接電圧 1)
    (V)

    設定範囲:選択した溶接プロセスおよび溶接プログラムにより異なります

    ダイナミック補正(波形微調整)
    溶滴移行の瞬間に、短絡動力学に影響を及ぼします

    設定範囲:0~10
    工場出荷時設定:0

    0 ... 硬く安定したアーク
    10 ... ソフトで低スパッタのアーク

    特別な機能
    これには任意のパラメータを割り当てることができます((→)のページを参照)

    ある一つの溶接パラメータが保存されている場合には、この機能を選択できます。

    1. 溶接
    2. MIG/MAGおよびCMT溶接パラメータ

    脚注の説明

    1)
    サイナジック・溶接パラメータ
    サイナジック・溶接パラメータが変更されると、サイナジック・機能によって、その他のサイナジック・パラメータすべてが適合するように、自動的に変更されます。

    実際の設定範囲は、使用する溶接電源、ワイヤ送給装置、および選択した溶接プログラムに依存します。
    2)
    実際の設定範囲は、選択した溶接プログラムに依存します。
    3)
    最大値は、使用するワイヤ送給装置に依存します。
    4)
    低スパッタ制御およびパルスマルチ制御溶接プロセスでのみ
    1. 溶接

    「EasyJob」 モード

    一般的な

    5つの 「EasyJob」 ボタンにより、最大 5 つまでの動作ポイントを素早く保存できます。
    現在の溶接設定が保存されます。

    1. 溶接
    2. 「EasyJob」 モード

    一般的な

    5つの 「EasyJob」 ボタンにより、最大 5 つまでの動作ポイントを素早く保存できます。
    現在の溶接設定が保存されます。

    1. 溶接
    2. 「EasyJob」 モード

    「EasyJob」モード

    「EasyJob」 動作ポイントの保存

    1現在の溶接設定を保存するには、「EasyJob」 ボタンの 1 つを約 3 秒間押します。

    「Job」、ボタン番号と目盛が、ディスプレイに表示され、「EasyJob」ボタンの LED が点灯します。例えば:  
    これで設定が保存されています。

    重要!動作ポイントが、「 EasyJob」ボタンの元で、既に保存されていれば、事前の警告なしに上書きされます。

    「EasyJob」動作ポイントを読み込み

    2保存した 「EasyJob」動作ポイントを読み込むには、対応する 「EasyJob」ボタンを短く押します(3 秒未満)。

    「EasyJob」ボタンの LED が点灯し、保存されている値がディスプレイに表示されます。  
    「EasyJob」ボタンを押しても、値が表示されない場合、この「EasyJob」ボタンの元に、動作点は保存されていません。

    「EasyJob」動作ポイントの削除

    3「EasyJob 」動作ポイントを削除するには、対応する「 EasyJob」ボタンを約 5 秒間押します。

    約 3 秒後、保存されている動作ポイントが現在の設定で上書きされ、さらに「Job」、ボタン番号、目印がディスプレイに表示されます。
    合計約 5 秒後、「EasyJob」ボタンの LED が消灯し、「Job」、ボタン番号、X がディスプレイに表示されます。たとえば:  
    「EasyJob」動作ポイントは、削除されています。
    1. 溶接

    TIG 溶接用

    安全記号

    警告!

    誤操作、不適切な作業を行うと危険です。

    人身傷害または製品に深刻なダメージが発生する可能性があります。

    本書に記載されているすべての操作と機能は、技術トレーニングを受けた有資格者のみが実行してください。

    この文書をすべて読み、理解してください。

    この装置とすべてのシステム部品のすべての安全規則とユーザー文書を読み、理解してください。

    警告!

    感電の危険があります。

    重症を負うか、所有物に深刻な損傷が発生する可能性があります。

    作業を始める前に、関係するすべてのデバイスとコンポーネントの電源を切り、それらをグリッドから切り離してください。

    関係するすべてのデバイスとコンポーネントのスイッチが再度オンにならないように固定してください。

    装置を開いたら、適切な計測装置を使用して電荷を帯びたコンポーネント(コンデンサーなど)が放電されていることを確認します。

    1. 溶接
    2. TIG 溶接用

    安全記号

    警告!

    誤操作、不適切な作業を行うと危険です。

    人身傷害または製品に深刻なダメージが発生する可能性があります。

    本書に記載されているすべての操作と機能は、技術トレーニングを受けた有資格者のみが実行してください。

    この文書をすべて読み、理解してください。

    この装置とすべてのシステム部品のすべての安全規則とユーザー文書を読み、理解してください。

    警告!

    感電の危険があります。

    重症を負うか、所有物に深刻な損傷が発生する可能性があります。

    作業を始める前に、関係するすべてのデバイスとコンポーネントの電源を切り、それらをグリッドから切り離してください。

    関係するすべてのデバイスとコンポーネントのスイッチが再度オンにならないように固定してください。

    装置を開いたら、適切な計測装置を使用して電荷を帯びたコンポーネント(コンデンサーなど)が放電されていることを確認します。

    1. 溶接
    2. TIG 溶接用

    準備

    1溶接電源スイッチを、「O」位置に切り替えます。
    2溶接電源プラグの接続を外して下さい。
    3MIG/MAG 溶接トーチを取り外して下さい。
    4接地(アース)ケーブルを、(-)電流ソケットから外して下さい。
    5接地(アース)ケーブルを 2 番目の(+)電流ソケットに差し込んで、ひねって固定して下さい。
    6接地(アース)ケーブルのもう一方の端を使用して、加工対象物に接続して下さい。
    7TIG ガス・バルブ・トーチの差込み式電流プラグを(-)電流ソケットに差し込み、時計方向にねじって、締め付けて下さい。
    8圧力調整器を(アルゴン)ガスボンベにねじ込んで、締め付けて下さい。
    9TIGガス・バルブ・トーチのガスホースを圧力調整器に接続して下さい。
    10溶接電源プラグを差し込んで下さい。
    1. 溶接
    2. TIG 溶接用

    TIG溶接

    注意!

    感電による怪我や損傷の危険性があります。

    グリッドスイッチを「I」位置に入れるとすぐに、溶接トーチのタングステン電極は帯電します。

    タングステン電極が、人間や、伝導性もしくは接地された部品(例:ハウジングなど)に触れないように注意してください

    1グリッドスイッチを「I」位置に切り替えてください

    重要!最適な溶接結果を得るため、メーカーは、初めて装置を起動する際および溶接システムに変更を加えた際のR/L調整の実施を推奨しています。

    2STICK / TIG溶接プロセスのLEDが点灯し、ディスプレイに「TIG」が表示されるまで、「溶接プロセス」ボタンを押してください。

    短時間が経過すると、現在設定されている溶接電流がディスプレイに表示されます。溶接電流インジケータが点灯します。

    溶接電圧は3秒のタイムラグ(時間差)で、溶接ソケットに印加されます。

    注記!

    システム部品制御盤で設定されたパラメータ(たとえば、ワイヤ送給装置またはリモート制御)は溶接電源制御盤で変更できない場合があります。

    3溶接電流を変更する場合には、左側の調整ダイアルを回してください

    変更された溶接電流は、直ちに印加されます。

    4プロセスパラメータを調整して、溶接システムにユーザーもしくはアプリケーション固有の設定を行います
    5TIGガス弁トーチのガス逆止め弁を開けてください
    6希望の保護ガス流量を、ガス圧力調整器で設定します
    7溶接を開始します(アーク点火)
    1. 溶接
    2. TIG 溶接用

    アークの点火

    タングステン電極を母材に接触させることによってアークスタートします。

    1タングステン電極と加工対象物の間に2~3 mm(0.08~0.12 in.)生じるように、ガスノズルを点火狙い位置の上に配置します。距離を維持します
    2タングステン電極が母材に接触するまで、溶接トーチを徐々に上に傾けます
    3溶接トーチを持ち上げ、旋回させて通常の位置に倒しますアークが点火します
    4溶接を実行します
    1. 溶接
    2. TIG 溶接用

    溶接を終えます。

    1アークが消えるまで TIG ガス弁トーチを加工対象物から持ち上げます。

    重要!タングステン電極を保護するために、溶接終了時にシールドガスを十分長く流して、タングステン電極を十分冷却させてください。
    2TIG ガス弁トーチでガス停止弁を閉じます
    1. 溶接

    MMA 溶接

    安全記号

    警告!

    誤操作、不適切な作業を行うと危険です。

    人身傷害または製品に深刻なダメージが発生する可能性があります。

    本書に記載されているすべての操作と機能は、技術トレーニングを受けた有資格者のみが実行してください。

    この文書をすべて読み、理解してください。

    この装置とすべてのシステム部品のすべての安全規則とユーザー文書を読み、理解してください。

    警告!

    感電の危険があります。

    重症を負うか、所有物に深刻な損傷が発生する可能性があります。

    作業を始める前に、関係するすべてのデバイスとコンポーネントの電源を切り、それらをグリッドから切り離してください。

    関係するすべてのデバイスとコンポーネントのスイッチが再度オンにならないように固定してください。

    装置を開いたら、適切な計測装置を使用して電荷を帯びたコンポーネント(コンデンサーなど)が放電されていることを確認します。

    1. 溶接
    2. MMA 溶接

    安全記号

    警告!

    誤操作、不適切な作業を行うと危険です。

    人身傷害または製品に深刻なダメージが発生する可能性があります。

    本書に記載されているすべての操作と機能は、技術トレーニングを受けた有資格者のみが実行してください。

    この文書をすべて読み、理解してください。

    この装置とすべてのシステム部品のすべての安全規則とユーザー文書を読み、理解してください。

    警告!

    感電の危険があります。

    重症を負うか、所有物に深刻な損傷が発生する可能性があります。

    作業を始める前に、関係するすべてのデバイスとコンポーネントの電源を切り、それらをグリッドから切り離してください。

    関係するすべてのデバイスとコンポーネントのスイッチが再度オンにならないように固定してください。

    装置を開いたら、適切な計測装置を使用して電荷を帯びたコンポーネント(コンデンサーなど)が放電されていることを確認します。

    1. 溶接
    2. MMA 溶接

    各種準備

    1グリッドスイッチを、「O」位置に切り替えます
    2電源プラグの接続を外します
    3MIG/MAG溶接トーチを取り外してください

    注記!

    棒電極のパッケージもしくは、ラベルを確認して、棒電極が陽極もしくは負極溶接用のどちらであるかを特定してください。

    4電極の種類に応じて、接地(アース)ケーブルを(-)または(+)の電流ソケットに差し込み、捩じって固定してください
    5接地(アース)ケーブルのもう一方の端を使用して、加工対象物に接続します
    6電極ホルダーケーブルの差し込み電流プラグを電極の種類に応じて、逆極性の空き電流ソケットに差し込み、時計方向にねじって所定の位置に掛け金を掛けて固定してください
    7電源プラグを差し込んでください
    1. 溶接
    2. MMA 溶接

    手棒溶接

    注意!

    感電による怪我や損傷の危険性があります。

    グリッドスイッチが「I」位置に入るとすぐに、電極ホルダ内の棒電極が帯電します。

    棒電極が、人間や、伝導性もしくは接地された部品(ハウジングなど)に触れないようにしてください

    1グリッドスイッチを「I」位置に切り替えてください

    重要!最適な溶接結果を得るため、メーカーは、初めて装置を起動する際および溶接システムに変更を加えた際のR/L調整の実施を推奨しています。

    2STICK/TIG溶接プロセスのLEDが点灯し、ディスプレイに「STICK」が表示されるまで、「溶接プロセス」ボタンを押してください。

    短時間が経過すると、現在設定されている溶接電流およびダイナミックがディスプレイに表示されます。溶接電流およびダイナミックのインジケータが点灯します。

    溶接電圧は3秒のタイムラグ(時間差)で、溶接ソケットに印加されます。

    注記!

    システム部品制御盤で設定されたパラメータ(たとえば、ワイヤ送給装置またはリモート制御)は溶接電源制御盤で変更できない場合があります。

    3溶接電流を変更する場合には、左側の調整ダイアルを回してください
    4必要に応じて、右側の調整ダイアルを回してダイナミックを変更してください

    修正された値は、直ちに適用されます。

    5プロセスパラメータを調整して、溶接システムにユーザーもしくはアプリケーション固有の設定を行います
    6溶接の開始
    1. 溶接
    2. MMA 溶接

    手棒溶接用の溶接パラメータ

    以下の溶接パラメータは、手動金属アーク溶接をする際に、設定および表示できます。

    左側の調整ダイアルを使用してください。

    主電流 1)
    (A)

    設定範囲:利用可能な溶接電源により異なります

    溶接を開始する前に、装置にプログラムされたパラメータに基づく標準値が自動的に表示されます。実行値は、溶接の際に表示されます。


    右側の調整ダイアルを使用してください。

    アーク力ダイナミック
    溶滴移行の瞬間に短絡動力学に影響を及ぼします

    設定範囲:0~100
    工場出荷時設定:20

    0 ... ソフトで低スパッタのアーク
    100 ... 硬くより安定したアーク

    セットアップ設定

    設定メニュー - 概要

    設定メニューに入る/終了する

    1「セットアップ」メニューに入るには、「溶接プロセス」ボタンと「モード」ボタンを同時に押します

    ディスプレイに「プロセスパラメータ」が表示されます。

    2「セットアップ」メニューを終了するには、「溶接プロセス」ボタンと「モード」ボタンを同時に押します
    1. セットアップ設定

    設定メニュー - 概要

    設定メニューに入る/終了する

    1「セットアップ」メニューに入るには、「溶接プロセス」ボタンと「モード」ボタンを同時に押します

    ディスプレイに「プロセスパラメータ」が表示されます。

    2「セットアップ」メニューを終了するには、「溶接プロセス」ボタンと「モード」ボタンを同時に押します
    1. セットアップ設定
    2. 設定メニュー - 概要

    設定メニューに入る/終了する

    1「セットアップ」メニューに入るには、「溶接プロセス」ボタンと「モード」ボタンを同時に押します

    ディスプレイに「プロセスパラメータ」が表示されます。

    2「セットアップ」メニューを終了するには、「溶接プロセス」ボタンと「モード」ボタンを同時に押します
    1. セットアップ設定
    2. 設定メニュー - 概要

    セットアップメニュー - 概要

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    プロセスパラメータ(1)

    設定

    言語 xx 2)

    開始/終了 (3)

     

     

    表示

    システム

    戻る

    ガス設定

    プロセスc. (4)

    スポット溶接

    インターバル

    ユニット (9) xx (10)

    CLS [s] (16)

     

     

    部品 (5)

    標準 (11) xx (12)

    FAC (17)

    STICK (6)

    UIBS (13)

    Web-PWreset(18)

    TIG (7)

    DRSL. (14)

    USB

    シンクロパルス

    F1/F2パラメータ(15)

    情報

    プロセス混合 (8)

    お気に入り

    iJob xx (19)

    R/L確認/調整

    システムデータ

    SPm (20)

    < 戻る

    < 戻る

    < 戻る

     

    ...

    右側の調整ダイアルを回してください

    ...

    右側の調整ダイアルを押してください

    ...

    左側の調整ダイアルを押します。
    溶接パラメータはプレーンテキスト形式で表示されます

    ...

    左側の調整ダイアルを回します。
    パラメータの長いプレーンテキストが読み取られます。溶接パラメータのプレーンテキストが、ディスプレイの左側に移動します

    (1)
    プロセスパラメータ
    (2)
    言語の略称
    (3)
    溶接の開始/終了
    (4)
    プロセス制御
    (5)
    部品の監視
    (6)
    電極の設定
    (7)
    TIG設定
    (8)
    プロセス混合
    (9)
    単位
    (10)
    メートル法/英単位系
    (11)
    標準
    (12)
    欧州標準化委員会/米国溶接協会
    (13)
    ディスプレイの明るさ
    (14)
    ディスプレイ関連の特性
    (15)
    F1/F2 溶接パラメータをアクティブ化
    (16)
    内部照明継続時間
    (17)
    工場出荷時の設定に戻します
    (18)
    ウェブサイトのパスワードのリセット
    (19)
    操作モードのセットアップ - ジョブマスター用の特殊な表示
    (20)
    2ステップ/4ステップのスポット溶接
    1. セットアップ設定

    プロセス・パラメータ

    溶接開始/溶接終了のプロセスパラメータ

    溶接の開始および終了の際に、以下のプロセスパラメータを設定および表示できます。

    I-S
    起動電流 

    MIG/MAG溶接の起動電流(例えば、アルミニウム溶接の起動)を設定するためのものです

    設定範囲:0~200 %(/溶接電流)
    工場出荷時の設定:135%

    AlS
    始動アーク長さ補正

    溶接開始時のアーク長さの補正

    設定範囲:-10~0.1/自動/0.0~10.0
    工場出荷時の設定:0

    -...短いアーク長さ
    0...中間のアーク長さ
    +...長いアーク長さ

    自動:
    溶接パラメータの設定値を継承します

    t-S
    始動電流時間

    始動電流が作動している時間の長さを設定する 

    設定範囲:オフ/0.1~10.0秒
    工場出荷時の設定:オフ

    SL1
    スロープ 1 

    起動電流が溶接電流に、減少もしくは増加する時間を設定するためのものです

    設定範囲:0~9.9秒
    工場出荷時設定:1秒

    SL2
    スロープ 2 

    溶接電流を、最終電流まで減少または増加させる時間を設定するためのものです。

    設定範囲:0~9.9秒
    工場出荷時設定:1秒

    I-E
    最終電流 

    最終電流が以下のように設定されます

    1. 溶接終了時の発熱が防止される
    2. アルミニウム溶接時にエンドクレータを充填可能

    設定範囲:0~200%(/溶接電流)
    工場出荷時の設定:50

    AlE
    終了アーク長さ補正

    溶接終了時のアーク長さの補正

    設定範囲:-10~0.1/自動/0.0~10.0(/溶接電圧)
    工場出荷時の設定:0

    -...短いアーク長さ
    0...中間のアーク長さ
    +...長いアーク長さ

    自動:
    溶接パラメータの設定値を継承します

    t-E
    最終電流時間

    最終電流が作動している時間の長さを設定する

    設定範囲:オフ/0.1~10.0秒
    工場出荷時の設定:オフ

    SFI
    SFI(スパッタフリー点火)機能を有効/無効にするため(アークのスパッタフリー点火)

    設定範囲:オフ/オン
    工場出荷時の設定:オフ

    SFI-HS
    SFIホットスタート

    SFI点火と組み合わせて、ホットスタート時間を設定する

    SFI点火中に、スプレーアーク相が、設定されたHotStart時間内に発生します。これにより、操作モードとは無関係に入熱が増加するので、溶接の開始からすぐに、より深い溶け込みが保証されています。

    設定範囲:オフ/0.01~2.00秒
    工場出荷時の設定:オフ

    W-r
    ワイヤの引き込み 

    ワイヤの引き込み値(= ワイヤの後方移動と時間に基づく複合値)が設定されます。
    ワイヤの引き込みは、溶接トーチの機能に依存します。

    設定範囲:0.0~10.0
    工場出荷時設定:0.0

    IgC
    点火電流(手動操作モード) 

    MIG/MAG標準手動溶接の点火電流が設定されます

    設定範囲:100~450 A
    工場出荷時の設定:450

    W-r(手動)
    ワイヤの引き込み(手動操作モード) 

    MIG/MAG溶接用標準手溶接でのワイヤの引き込み値(= ワイヤの後方移動と時間に基づく複合値)を設定します。
    ワイヤの引き込みは、溶接トーチの機能に依存します。

    設定範囲:0.0~10.0
    工場出荷時設定:0.0

    CHS
    特性スロープ

    (MIG/MAG溶接用標準手溶接)

    自動 / U定数 / 1000 - 8 A/V
    工場出荷時設定:自動

    1. セットアップ設定
    2. プロセス・パラメータ

    溶接開始/溶接終了のプロセスパラメータ

    溶接の開始および終了の際に、以下のプロセスパラメータを設定および表示できます。

    I-S
    起動電流 

    MIG/MAG溶接の起動電流(例えば、アルミニウム溶接の起動)を設定するためのものです

    設定範囲:0~200 %(/溶接電流)
    工場出荷時の設定:135%

    AlS
    始動アーク長さ補正

    溶接開始時のアーク長さの補正

    設定範囲:-10~0.1/自動/0.0~10.0
    工場出荷時の設定:0

    -...短いアーク長さ
    0...中間のアーク長さ
    +...長いアーク長さ

    自動:
    溶接パラメータの設定値を継承します

    t-S
    始動電流時間

    始動電流が作動している時間の長さを設定する 

    設定範囲:オフ/0.1~10.0秒
    工場出荷時の設定:オフ

    SL1
    スロープ 1 

    起動電流が溶接電流に、減少もしくは増加する時間を設定するためのものです

    設定範囲:0~9.9秒
    工場出荷時設定:1秒

    SL2
    スロープ 2 

    溶接電流を、最終電流まで減少または増加させる時間を設定するためのものです。

    設定範囲:0~9.9秒
    工場出荷時設定:1秒

    I-E
    最終電流 

    最終電流が以下のように設定されます

    1. 溶接終了時の発熱が防止される
    2. アルミニウム溶接時にエンドクレータを充填可能

    設定範囲:0~200%(/溶接電流)
    工場出荷時の設定:50

    AlE
    終了アーク長さ補正

    溶接終了時のアーク長さの補正

    設定範囲:-10~0.1/自動/0.0~10.0(/溶接電圧)
    工場出荷時の設定:0

    -...短いアーク長さ
    0...中間のアーク長さ
    +...長いアーク長さ

    自動:
    溶接パラメータの設定値を継承します

    t-E
    最終電流時間

    最終電流が作動している時間の長さを設定する

    設定範囲:オフ/0.1~10.0秒
    工場出荷時の設定:オフ

    SFI
    SFI(スパッタフリー点火)機能を有効/無効にするため(アークのスパッタフリー点火)

    設定範囲:オフ/オン
    工場出荷時の設定:オフ

    SFI-HS
    SFIホットスタート

    SFI点火と組み合わせて、ホットスタート時間を設定する

    SFI点火中に、スプレーアーク相が、設定されたHotStart時間内に発生します。これにより、操作モードとは無関係に入熱が増加するので、溶接の開始からすぐに、より深い溶け込みが保証されています。

    設定範囲:オフ/0.01~2.00秒
    工場出荷時の設定:オフ

    W-r
    ワイヤの引き込み 

    ワイヤの引き込み値(= ワイヤの後方移動と時間に基づく複合値)が設定されます。
    ワイヤの引き込みは、溶接トーチの機能に依存します。

    設定範囲:0.0~10.0
    工場出荷時設定:0.0

    IgC
    点火電流(手動操作モード) 

    MIG/MAG標準手動溶接の点火電流が設定されます

    設定範囲:100~450 A
    工場出荷時の設定:450

    W-r(手動)
    ワイヤの引き込み(手動操作モード) 

    MIG/MAG溶接用標準手溶接でのワイヤの引き込み値(= ワイヤの後方移動と時間に基づく複合値)を設定します。
    ワイヤの引き込みは、溶接トーチの機能に依存します。

    設定範囲:0.0~10.0
    工場出荷時設定:0.0

    CHS
    特性スロープ

    (MIG/MAG溶接用標準手溶接)

    自動 / U定数 / 1000 - 8 A/V
    工場出荷時設定:自動

    1. セットアップ設定
    2. プロセス・パラメータ

    ガス設定のプロセスパラメータ

    ガスの設定では、以下に示すプロセスパラメータを設定して表示することができます。

    GPr
    ガスプリフロー 

    アークが点火される前のガスの流れ時間を設定するためのものです

    設定範囲:0~9.9 秒
    工場出荷時の設定:0.1秒

    GPo
    ガスポストフロー 

    アークが消失した後のガスの流れ時間を設定します

    設定範囲:0~9.9秒
    工場出荷時の設定:0.5秒

    GCF
    ガス係数

    ガス補正係数を設定します

    設定範囲:自動/0.90~20.0
    工場出荷時の設定:自動
    (フロ二ウス溶接データベースの標準ガスの補正係数は自動的に設定されます)

    1. セットアップ設定
    2. プロセス・パラメータ

    プロセス制御のプロセスパラメータ

    次に示すプロセスパラメータは、プロセス制御用に設定して表示することができます。

    • PSt - 溶け込み安定材
    • AlSt - アーク長の安定化機能

    溶け込み安定材およびアーク長安定化機能は互いに組み合わせて設定することもできます。

    1. セットアップ設定
    2. プロセス・パラメータ

    溶け込み安定材

    溶け込み安定材は、ワイヤ送給速度における最大許容変化を設定するために使用され、溶接電流、ひいては溶け込みが可変の突き出しで、安定または一定に保たれるようにします。

    溶け込み安定化パラメータを使用できるのは、WP PMC(溶接プロセスパルスマルチ制御)または WP LSC(溶接プロセス低スパッタ制御)オプションが溶接電源で有効なときのみです。

    自動/0.0~10.0 m/分(ipm
    )工場出荷時の設定:0 m/分

    自動
    10 m/分の値がすべての特性に保存され、溶け込み安定材は有効です。

    0
    溶け込み安定材が有効ではありません。
    ワイヤ供給速度は、一定のままです。

    0.1~10.0
    溶け込み安定材が有効です。
    溶接電流は一定のままです。

    応用例

    溶け込み安定材 = 0 m/分(有効ではありません)

    溶け込み安定材 = 0 m/分(有効ではありません)

    コンタクトチューブの距離(h)を変更すると、突き出し(s2)が長くなるため、溶接回路の抵抗が変化します。
    一定のアーク長さを確保する定電圧制御により、平均電流値が減少するため、溶け込み(x2)が浅くなります。

    溶け込み安定材 = n m/分(有効です)

    溶け込み安定材 = n m/分(有効です)

    溶け込み安定材の値を指定すると、突き出しが変わった場合に(s1 ==> s2)大きな電流変動なしで、一定のアーク長さが保証されます。
    溶込み(x1、x2)は、実質的には変化せず、安定しています。

    溶け込み安定材 = 0.5 m/分(有効です)

    溶け込み安定材 = 0.5 m/分(有効です)

    突き出しが変わった場合に(s1 ==> s3)溶接電流の変化を最小限に抑えるため、ワイヤ送給速度を0.5 m/分ずつ増減させています。
    この例では、設定値0.5 m/分まで(位置2)での電流を変えることなく、安定化効果が得られています。

    I ...溶接電流 vD  ...ワイヤ供給速度

    1. セットアップ設定
    2. プロセス・パラメータ

    アーク長さ安定材

    アーク長さ安定材
    アーク長さ安定材は、短絡電流制御によって溶接に有利な短いアークを強制し、可変の突き出しや外部干渉があってもアークを安定に保ちます。

    アーク長さ安定材の溶接パラメータは、WP PMC(溶接プロセスパルスマルチ制御)オプションが有効になっている場合にのみ、溶接電源で使用できます。

    0.0/自動/0.1~5.0(安定化の効果)
    工場出荷時の設定:0.0

    0.0
    アーク長さ安定材は、無効です。

    自動

    • 不活性ガス(100%アルゴン、ヘリウムなど)の場合、値 = 0が保存されます。
    • 残りの材料/ガスの組み合わせに関しては、0.2~0.5の特性により異なる値が保存されます。
    • 16 m/分のワイヤ供給速度から、値 = 0が溶融されます

    0.1~5.0
    アーク長さ安定材が有効です。
    アーク長さは、短絡が始まるまで、減少します。

    注記!

    アーク長さ安定材が有効な場合、通常のアーク長さ補正は溶接開始時のみ有効です。

    そのため、アーク長さ補正は、溶接パラメータに表示されなくなります。

    応用例

    アーク長さ安定材 = 0/0.5/2.0

      アーク長さ安定材 = 0

      アーク長さ安定材 = 0.5

      アーク長さ安定材 = 2

    アーク長さ安定材 = 0/0.5/2.0

    アーク長さ安定材を有効にすると、アーク長は、短絡が始まるまで、減少します。こうすることで、短く、安定した、さらに制御されたアークの利点を、より効果的に使用することができます。

    アーク長さ安定材の値を増加させると、アークの長さがさらに短くなります(L1 ==> L2 ==> L3)。短く、安定し、さらに制御されたアークの利点を、より効果的に使用することができます。

    溶接シームプロファイルおよび位置の変更を伴う、アーク長さ安定材

    アーク長さ安定材が有効にならない

    溶接シームプロファイルもしくは、溶接位置の変更により、溶接結果が悪影響を受けることがあります。

    アーク長さ安定材が有効になる

    短絡の数と期間が制御されるたため溶接シームプロファイルもしくは、溶接位置が変更された場合でも、アークの特性は同じままです。

    I ...溶接電流 vD ...ワイヤ送給速度 U ...溶接電圧

    * ...短絡の回数

    1. セットアップ設定
    2. プロセス・パラメータ

    溶け込み安定材とアーク長安定材の組み合わせ

    例:突き出し代の変化

    溶け込み安定材なしの場合のアーク長安定材

    短絡特性が同じであるため、ショートアークの利点は、突き出し代が変更されても維持されます。

    溶け込み安定材ありの場合のアーク長安定材

    溶け込み安定材が作動している状態では、突き出し代が変化する場合でも、溶込みは同じままです。
    短絡の挙動は、アーク長安定化材によって制御されています。

    I ...溶接電流 vD ...ワイヤ送給速度 U ...溶接電圧

    * ...短絡の回数 Δs ...突き出し代の変化

    1. セットアップ設定
    2. プロセス・パラメータ

    スポット溶接用プロセスパラメータ

    SPt
    スポット溶接時間 

    0.1~10.0秒
    工場出荷時の設定:1.0秒

    1. セットアップ設定
    2. プロセス・パラメータ

    スティッチ溶接用プロセスパラメータ

    Int
    インターバル

    オフ/オン
    工場出荷時の設定:オフ

    Int-t
    スティッチ溶接時間

    0.1~10.0 秒
    工場出荷時の設定:1.0秒

    Int-b
    間隔休憩時間

    オフ/0.1~10秒
    工場出荷時の設定:1.0秒

    Int-C
    間隔サイクル

    一定/...
    工場出荷時の設定:一定

    1. セットアップ設定
    2. プロセス・パラメータ

    監視および部品のプロセスパラメータ

    以下に示すプロセスパラメータは、溶接システムのシステムコンポーネントに対して、設定して表示ができます。

    C-C
    冷却ユニット操作モード 

    冷却装置をオンまたはオフに切り替えるか、または自動的に作動させるかを決定します

    設定範囲: エコ/自動/オン/オフ(冷却ユニットによって異なる)
    工場出荷時の設定:自動

    C-t
    遅延時間流量センサー
    流量センサーが、応答してから警告メッセージが出力されるまでの時間を設定します

    設定範囲:5~25秒
    工場出荷時の設定:10秒

    CFU
    クーラー流量警告制限

    設定範囲:オフ、0.75~0.95 L/分
    工場出荷時の設定:オフ

    Fdi
    フィーダ寸動速度

    (m/分(ipm))
    ワイヤ電極がトーチホースパックの中を通るワイヤスピードが、設定されます

    設定範囲:
    最小~最大(ワイヤ供給速度による)
    工場出荷時の設定:10.0 m/分

    ito
    イグニションタイムアウト

    安全な切り取りがトリップする前にワイヤが送給される長さ

    設定範囲: オフ/5~100 mm(0.2~3.94インチ)
    工場出荷時の設定:オフ

    イグニションタイムアウトパラメータは安全機能です。安全カットアウトがトリップする前に、送給されるワイヤの長さは事前に設定されたワイヤ長さとは異なる可能性があります。速いワイヤ供給速度でワイヤが送給される場合は、特に異なる可能性が高いです。

    仕組み:
    トーチトリガを押すと、すぐにガスプリフローが開始します。すると、ワイヤ送給が開始して点火します。指定されたワイヤ長さが送給される前に電流が流れない場合、溶接電源は自動的に停止します。
    再試行するには、トーチトリガを再度押します。

    GSL
    ガス流量の下限値

    設定範囲:0.5~30.0 L/分
    工場出荷時の設定:7.0 L/分

    GSt
    ガス流量誤差の最長期間

    設定範囲:オフ、0.1~10.0秒
    工場出荷時の設定:2.0秒

    GSF
    ガス係数

    保護ガスの使用量に依存
    (OPT/iガスコントローラーオプションとの連動専用)

    設定範囲:自動、0.90~20.0
    工場出荷時の設定:自動
    (フロ二ウス溶接データベースの標準ガスの補正係数は自動的に設定されます)

    FFR
    ワイヤ供給速度フォースの偏差がある場合の反応

    設定範囲:無視/警告/エラー
    工場出荷時の設定:無視

    FFu
    ワイヤ供給速度フォースの上限

    設定範囲:0~999 N
    工場出荷時の設定:0 N

    FFt
    最大ワイヤ供給速度偏差持続時間

    設定範囲:0.1~10.0秒
    工場出荷時の設定:3.0秒

    1. セットアップ設定
    2. プロセス・パラメータ

    電極設定のプロセス・パラメータ

    手動金属アーク溶接(STICK)用に、以下に示すプロセスパラメータは、設定して表示することができます。

    I-S
    起動電流 

    起動電流を設定するためのものです

    設定範囲:0~200%
    工場出荷時の設定:150%

    Hti
    起動電流時間 

    起動電流が作動している時間の長さを設定するためのものです

    設定範囲:0.0~2.0秒
    工場出荷時の設定:0.5秒

    Eln
    特性曲線

    電極特性曲線を選択するためのものです

    設定範囲:I定数 / 0.1~20.0 A/V / P定数
    工場出荷時の設定:I定数

    (1)
    棒電極の負荷曲線
    (2)
    アーク長が増加した、棒電極の負荷曲線
    (3)
    アーク長さが減少した、棒電極の負荷曲線
    (4)
    「I 定数」パラメータを、選択した場合の特性曲線(一定の溶接電流)
    (5)
    「0.1~20」パラメータを選択した場合の、特性曲線(スロープが調整可能な垂下特性)
    (6)
    「P 定数」パラメータを選択した場合の、特性曲線(一定の溶接電力)
    (7)
    特性曲線(4)を選択した場合のプリセットアーク力ダイナミックの例
    (8)
    特性曲線(5)または(6)を選択した場合のプリセットアーク力ダイナミックの例

    I 定数(一定の溶接電流)

    • 「I 定数」パラメータが設定されている場合、溶接電流は溶接電圧に関係なく一定に保たれます。この結果として垂直特性(4)が得られます。
    • 「I定数」パラメータは、ルチル電極および基本電極に特に適しています。

    0.1~20.0 A/V(スロープが調節可能な垂下特性)

    • パラメータ「0.1~20」を使用して垂下特性曲線(5)が設定されます。設定範囲は、 0.1 A/V(非常に急峻)から 20 A/V(非常に平坦)までの範囲です。
    • 放電特性曲線(5)の設定が推奨されるのは,セルロース電極のみです。

    P定数(一定の溶接電力)

    • 「P 定数」パラメータを設定されている場合、溶接電力は溶接電圧と溶接電流に関係なく一定に保たれます。この結果として、双曲線特性(6)が得られます。
    • 「P 定数」パラメータは、アーク・エア・ガウジング同様、セルロース電極に、特に適しています。
    • アーク・エア・ガウジングでは、アーク力ダイナミックを「100」に設定してください。
    (1)
    棒電極の負荷曲線
    (2)
    アーク長が増加した、棒電極の負荷曲線
    (3)
    アーク長さが減少した、棒電極の負荷曲線
    (4)
    「I 定数」パラメータを、選択した場合の特性曲線(一定の溶接電流)
    (5)
    「0.1~20」パラメータを選択した場合の、特性曲線(スロープが調整可能な垂下特性)
    (6)
    「P 定数」パラメータを選択した場合の、特性曲線(一定の溶接電力)
    (8)
    特性曲線(5)または(6)を選択した場合のプリセットアーク力ダイナミックの例
    (9)
    溶接電圧(アーク長)の関数として、特性曲線(5)または(6)が選択されたときの可能性のある電流変化
    (a)
    アーク長が長い場合の動作ポイント
    (b)
    溶接電流 IH を設定したときの動作点
    (c)
    アーク長が短い場合の動作ポイント

    ここで示す特性曲線(4)、(5)、および(6)が適用されるのは、所定のアーク長さで特性曲線が負荷線(1)に対応している特性を持つ棒電極を使用する場合です。

    設定した溶接電流(I)に応じて、特性(4)、(5)、(6)の交点(動作点)が負荷線(1)に沿って変位します。動作ポイントは実溶接電圧と実溶接電流について情報を与えます。

    溶接電流(IH)が常時、設定されている場合、動作点は、ある瞬間の溶接電圧に従って、特性(4)、(5)、(6)に沿って移動することができる。溶接電圧 U は、アーク長に依存しています。

    アーク長が変化する場合(たとえば、負荷曲線(2)に沿って)、結果として得られる動作ポイントは、対応する特性曲線(4)、(5)、または(6)が負荷線(2)と交差する点となります。

    特性曲線(5)および(6)に適用:溶接電圧(アーク長)に応じて、IH に設定値が同じままであっても、溶接電流(I)は、小さくなるかあるいは、大きくなります。

    Ast
    非付着性 

    非付着性機能を有効/無効にする

    設定範囲:オフ/オン
    工場出荷時の設定:オン

    アークが短くなると、溶接電圧が降下して棒電極が付着しやすくなる傾向があります。これにより棒電極が焼損することもあります。

    非付着性機能は、電極の焼損を防止します。棒電極が付着し始めると、溶接電源は、1.5 秒後に溶接電流をオフに切り替えます。棒電極を加工対象物から持ち上げて外すと、溶接プロセスは問題なく継続できます。

    Uco
    遮断電圧

    棒電極をわずかに持ち上げることによって溶接プロセスを終了できる電圧を設定する。

    設定範囲:20.0~90.0 V
    工場出荷時の設定:90.0 V

    アーク長さは溶接電圧に応じて決まります。溶接プロセスを終了するには、棒電極をワークピースから大きく離す必要があります。遮断電圧パラメータによって、棒電極をわずかに持ち上げるだけで、溶接動作を終了させることができる値に溶接電圧を制限することができます。

    重要!溶接中に、溶接作業が意図に反して頻繁に終了する場合は、遮断電圧パラメータを増加してください。

    1. セットアップ設定
    2. プロセス・パラメータ

    TIG溶接 Setup のプロセス・パラメータ

    以下に示すプロセス・パラメータは、TIG 溶接 用として、設定してび表示することができます。

    Uco
    遮断電圧

    TIG溶接トーチをわずかに持ち上げることによって溶接プロセスを終了できる電圧を設定する。

    設定範囲:10.0~30.0 V
    工場出荷時の設定:14.0 V

    CSS
    Comfort Stop 感度

    。TIGコンフォートストップ機能を有効/無効にするには、

    設定範囲:0.1~2.0 V
    工場出荷時の設定:0.8 V

    溶接作業の終了時に、アーク長が指定された量以上に増加すると、溶接電流は自動的に遮断されます。これにより、TIG ガス・バルブ・トーチを加工対象物から持ち上げるときに、アークが不必要に長くなることを防ぎます。

    シーケンス:

    1溶接
    2溶接作業の終了時に、溶接トーチを少しの間持ち上げます。

    アーク長が、大幅に増加します。
    3溶接トーチを下げます
    • アーク長が、大きく減少します
    • TIG溶接のコンフォートストップ機能が起動します
    4溶接トーチを同じ高さに維持します
    • 溶接電流が連続的に減少します(ダウン・スロープ)。
    • アークが消えます。
    重要!ダウンスロープは、予め設定されており、調整することはできません。
    5 溶接トーチを加工対象物から持ち上げます
    1. セットアップ設定
    2. プロセス・パラメータ

    SynchroPulse のプロセス・パラメータ

    SynchroPulse溶接用として、以下に示すプロセス・パラメータを設定できます。

    Syn-Puls
    SynchroPulse 

    SynchroPulseを有効/無効するためには、

    設定範囲:オフ/オン
    工場出荷時の設定:オフ

    vd (1)
    ワイヤ供給速度

    平均ワイヤ供給速度、さらにこれによってシンクロパルスの溶接電力を設定するためのものです

    設定範囲:1.0~25.0 m/分(40~985 ipm)
    工場出荷時の設定:5 m/分

    dFd (2)
    デルタワイヤ供給速度

    Deltaワイヤ送給の設定:
    SynchroPulseでは、設定されたワイヤ供給速度は、デルタワイヤ供給によって交互に増減されます。関連するパラメータは、それに応じてワイヤ供給速度の加速/遅延に適応します。

    設定範囲:0.1~6.0 m/分(5~235 ipm)
    工場出荷時の設定:2.0 m/分

    F (3)
    周波数

    SynchroPulse の周波数を設定するためのものです

    設定範囲:0.5~3.0 Hz
    工場出荷時の設定:3.0 Hz

    DC (4)
    負荷サイクル(高) 

    SynchroPulse 期間における高い動作点の継続期間を重み付けするためのものです

    設定範囲:10~90%
    工場出荷時の設定:50%

    Al-h (5)
    アーク長・補正高さ 

    上部動作点(= 平均ワイヤ供給速度 + デルタワイヤ供給速度)での SynchroPulse のアーク長を補正するためのものです

    設定範囲:-10.0~+10.0
    工場出荷時の設定:0

    - .... 短いアーク長
    0 ... 未補正のアーク長
    + ... 長いアーク長

    Al-l (6)
    アーク補正低

    下部動作ポイント(= 平均ワイヤ供給速度がデルタワイヤ供給速度より遅い)でのシンクロパルスのアーク長を補正するためのものです

    設定範囲:-10.0~+10.0
    工場出荷時の設定:0

    - .... 短いアーク長
    0 ... 未補正のアーク長
    + ... 長いアーク長

    1. セットアップ設定
    2. プロセス・パラメータ

    プロセス混合のプロセスパラメータ

    以下の混合プロセス用のプロセスパラメータは、「プロセス混合」の下で設定可能です。

    PMCおよびLSC溶接プロセスの間の混合プロセス。低温LSCプロセス相が、サイクルの一部として高温PMCプロセス相に続きます。
    プッシュプルドライブユニットを使用したPMCおよびワイヤ動作逆転の間の混合プロセス。低温の低電力相が、校正動作のある高温のパルスマルチ制御のプロセス相に続きます。
    CMTおよびパルスマルチ制御溶接プロセス間の混合プロセス。低温CMTプロセス相は、高温パルスマルチ制御プロセス相に続きます。
    (1)
    Lpc - 低電力の補正
    (2)
    Lptc - 低電力の時間補正
    (3)
    Hptc - 高電力の時間補正

    vd
    ワイヤ供給速度

    溶接パラメータより取得

    設定範囲:1.0~25.0 m/分(40~985 ipm)

    ワイヤ供給速度値は、プロセス混合パラメータで指定または変更することも可能です。

    AIc
    アーク長補正

    溶接パラメータより取得

    設定範囲:-10.0~+10.0

    アーク長補正値は、プロセス混合パラメータで指定または変更することも可能です。

    CMT混合用:

    正補正:
    PMC相のパルス電圧が増加
    CMT相の逆送給の時間が増加(アーク長の増加)

    負補正:
    PMC相のパルス電圧が減少
    CMT相の逆送給の時間が減少(アーク長の減少)

    PDc
    パルス/アーク力ダイナミック補正

    溶接パラメータより取得

    設定範囲:-10.0~+10.0

    パルス/アークダイナミック補正値はプロセス混合パラメータで指定または変更することも可能です。

    CMT混合用:

    正補正:
    パルスエネルギーの増加(パルス電流高、パルス電流幅)
    PMC相のパルス周波数の減少

    負補正:
    パルスエネルギーの減少(パルス電流高、パルス電流幅)
    PMC相のパルス周波数の増加

    Hptc (3)
    上限電力時間補正 

    混合プロセスで高温プロセス相の長さを設定

    設定範囲:-10.0~+10.0
    工場出荷時の設定:0

    Lptc (2)
    下限電力時間補正

    混合プロセスで低温プロセス相の長さを設定

    設定範囲:-10.0~+10.0
    工場出荷時の設定:0.0

    高温および低温プロセス相の間の関係を定義するために、高電力および低電力の時間補正が使用されます。

    低電力の時間補正が増加すると、プロセス周波数は低減し、LSCプロセス相がより長くなります。

    下限電力時間補正が減少すると、プロセス周波数は増加し、低スパッタ制御プロセス相は短くなります。

    Lpc (1)
    下限電力補正

    混合プロセスで低温プロセス相のエネルギー入力を設定する

    設定範囲:-10.0~+10.0
    工場出荷時の設定:0

    低電力の補正が増加すると、ワイヤ供給速度が高まり、それにより低温LSCプロセス相でのエネルギ産出量が高くなります。

    1. セットアップ設定
    2. プロセス・パラメータ

    R/L 調整

    溶接システムの以下に示す、コンポーネントのうちの1つが変更された場合は、溶接回路抵抗(R)と溶接回路インダクタンス(L)を調整します。

    • トーチホースパック
    • 接地ケーブル、溶接入力線
    • 溶接トーチ、電極ホルダ
    • プッシュプル溶接トーチ

    R/L 調整の前提条件:

    溶接システムは、一式、必要です。すなわち、トーチとトーチのホース・パック、ワイヤ送給装置、戻り・リード線、連結ホース・パックが付いている閉溶接ループ。

    R/L 調整の実施:

    1Setup メニュー/プロセスパラメータ/ R/L 確認/調整を選択します
    2右調節ダイアルを押します

    。現在の溶接回路のインダクタンス値(単位:μH)と溶接回路の抵抗値(単位:m・Ohm)が表示されます。

    3右側の調整ダイアルを押します。(またはトーチトリガを押します。)

    ディスプレイに「アースを接続」が表示されます。

    4安全なアース接続を確立して下さい。

    重要!アース・クランプとワークピースとの接触は、ワーク・ピースの清掃されたエリアで確立される必要があります。
    5右側の調整ダイアルを押します。(またはトーチトリガを押します。)

    ディスプレイに「ノズルを外す」が表示されます。

    6溶接トーチからガス・ノズルを取り外します。
    7右側の調整ダイアルを押します。(またはトーチトリガを押します。)

    ディスプレイに「ワークピースの接触」が表示されます。

    8溶接トーチのコンタクト・チップを、ワークピース表面に、ぴったりくっつけて配置します。
    9トーチ・トリガを押します。
    (または右側の調整ダイアルを押します。)

    正常に測定された場合、現在の値が表示されます。

    10右側の調整ダイアルを回して、「終了」を選択します。
    11右側の調整ダイアルを押します
    12セットアップ・メニューを終了する際には、「溶接プロセス」と「モード」ボタンを同時に押してください。
    1. セットアップ設定

    設定

    全般

    注記!

    ファームウェア更新の結果、これらの操作手順に説明されていない機能が装置で利用できるようになる場合や、その逆の場合があります。

    一部の説明図が、使用している装置の実際のコントロールと、若干異なる場合がありますが、これらのコントロールは、まったく同じように機能します。

    警告!

    誤操作、不適切な作業を行うと危険です。

    人身傷害または製品に深刻なダメージが発生する可能性があります。

    本書に記載されているすべての操作と機能は、技術トレーニングを受けた有資格者のみが実行してください。

    この文書をすべて読み、理解してください。

    この装置とすべてのシステム部品のすべての安全規則とユーザー文書を読み、理解してください。

    1. セットアップ設定
    2. 設定

    全般

    注記!

    ファームウェア更新の結果、これらの操作手順に説明されていない機能が装置で利用できるようになる場合や、その逆の場合があります。

    一部の説明図が、使用している装置の実際のコントロールと、若干異なる場合がありますが、これらのコントロールは、まったく同じように機能します。

    警告!

    誤操作、不適切な作業を行うと危険です。

    人身傷害または製品に深刻なダメージが発生する可能性があります。

    本書に記載されているすべての操作と機能は、技術トレーニングを受けた有資格者のみが実行してください。

    この文書をすべて読み、理解してください。

    この装置とすべてのシステム部品のすべての安全規則とユーザー文書を読み、理解してください。

    1. セットアップ設定
    2. 設定

    概要

    設定には、以下に示すオプションが含まれます。

    [表示]の下

    • 単位
    • 標準
    • 保持操作モード
    • UIBS - ディスプレイの明るさ
    • DRSL - ディスプレイ置換された特性
    • F1/F2 - F1 および F2 の特別な機能パラメータの設定
    • [お気に入り]ボタンのパラメータ設定
    • システムデータ

    [システム]の下

    • CLS - 内部照明の設定
    • FAC - 工場出荷時の設定に戻す
    • Web-PW reset - 溶接電源ウェブサイトのパスワードをリセット
    • USB - USBポートの設定
    • 情報
    • iJob - ジョブマスター特別表示
    • Spm - スポット溶接操作モード
    1. セットアップ設定
    2. 設定

    表示 - 単位を設定

    1セットアップメニュー/設定/表示/単位を選択してください
    2右側の調整ダイアルを押してください

    使用可能な単位のうち最初のものが、表示されます。

    3右側の調整ダイアルを回して、必要な単位を選択してください。:
    • メートル法(ミリ・メートル、キロ・グラム など)
    • ヤード・ポンド法(インチ、ポンド など)
    4右側の調整ダイアルを押して、単位を適用してください
    5[セットアップ]メニューを終了するには、[溶接プロセス]ボタンと[操作モード]ボタンを同時に押してください
    1. セットアップ設定
    2. 設定

    表示 - 規格の設定

    1セットアップメニュー/設定/表示/標準を選択してください
    2右側の調整ダイアルを押してください

    使用可能な標準の最初のものが表示されます。

    3右側の調整ダイアルを回して、必要な規格を選択します。:
    • 欧州標準化委員会
      ヨーロッパ規格による溶加材の名称
      (例えば、AlMg 5、CuSi3、鋼など)
    • 米国溶接標準
      米国溶接協会の規格による溶加材の名称
      (例えば、ER 5356、ER CuSi-A、ER 70 S-6 など)
    4右側の調整ダイアルを押して、規格を設定します
    5[セットアップ]メニューを終了するには、[溶接プロセス]ボタンと[操作モード]ボタンを同時に押してください
    1. セットアップ設定
    2. 設定

    表示 - 保持モードの設定

    1セットアップメニュー/設定/表示/保持操作モードを選択してください
    2右側の調整ダイアルを押してください

    使用可能な保持操作モードの最初のものが表示されます。

    3右のダイヤルを回転して、溶接終了時に溶接データの希望のディスプレイを選択します。
    • 保持
      溶接終了時の現在の実行値が表示されます。
    • 平均
      主電流相の平均値が表示されます。
    4右側の調整ダイアルを押して、保持モードを設定します
    5[セットアップ]メニューを終了するには、[溶接プロセス]ボタンと[操作モード]ボタンを同時に押してください
    1. セットアップ設定
    2. 設定

    表示 - ディスプレイの明るさを設定する

    1セットアップメニュー/設定/表示/UIBSを選択してください

    UIBS = ユーザーインターフェースの明るさ設定
    2右側の調整ダイアルを押してください

    ディスプレイの明るさの値が表示されます。

    3右側の調整ダイアル(1~4)を回して、望ましいディスプレイの明るさを選択します
    4右側の調整ダイアルを押して、値を適用してください
    5[セットアップ]メニューを終了するには、[溶接プロセス]ボタンと[操作モード]ボタンを同時に押してください
    1. セットアップ設定
    2. 設定

    表示 - 置換された特性を表示します

    1セットアップメニュー/設定/表示/DRSLを選択してください

    DRSL = 置換されたサイナジックラインを表示
    2右側の調整ダイアルを押してください
    3右側の調整ダイアルを回して、「オン」を選択します
    4右側の調整ダイアルを押して、機能を有効にします
    5[セットアップ]メニューを終了するには、[溶接プロセス]ボタンと[操作モード]ボタンを同時に押してください
    1. セットアップ設定
    2. 設定

    表示 - セットアップメニューから、F1およびF2の特別な機能パラメータを設定してください

    1セットアップメニューの選択 /設定/表示/F1 および F2 パラメータ
    2右側の調整ダイアルを押してください

    F1 および F2 の元に、現在、保存されているパラメータが表示されます。
    パラメータが何も保存されていないと、最初の可能な溶接パラメータが、表示されます。

    3右側の調整ダイアルを回して、必要なパラメータを選択してください
    4右側の調整ダイアルを押してください
    5右側の調整ダイアルを回して、パラメータを保存する特別な機能を決定します。
    - ... このパラメータは特別な機能に割り当てられていません。/保存されているパラメータは削除されます。
    F1 ... パラメータは特殊な機能F1の元に保存されます。
    F2 ... パラメータは特殊な機能F2元に保存されます
    6右側の調整ダイアルを押して、選択を確定してください
    7[セットアップ]メニューを終了するには、[溶接プロセス]ボタンと[操作モード]ボタンを同時に押してください
    1. セットアップ設定
    2. 設定

    表示 - 「セットアップ」メニューから、「お気に入り」ボタンを設定してください

    1セットアップメニュー/設定/表示/お気に入りを選択してください
    2右側の調整ダイアルを押してください

    親フォルダおよび、パラメータのリストが、表示されます。
    [お気に入り]ボタンの下にパラメータまたはフォルダが現在保存されている場合、表示の最後に    が付けられます。

    3右側の調整ダイアルを回して、必要なパラメータまたはフォルダを選択してください
    4右側の調整ダイアルを押してください
    5右側の調整ダイアルを回して、パラメータまたはフォルダを、「お気に入り」ボタンの下で保存するかを決定します。
    - ...パラメータもしくは、フォルダは保存されません
       ...パラメータもしくはフォルダが、保存されます
    6右側の調整ダイアルを押して、選択を確定してください

    保存されているパラメータもしくはフォルダが、    ディスプレイの最後に、表示されます。

    7[セットアップ]メニューを終了するには、[溶接プロセス]ボタンと[操作モード]ボタンを同時に押してください
    1. セットアップ設定
    2. 設定

    表示 - システムデータを取り込んでください

    1セットアップメニュー/設定/表示/システムデータを選択してください
    2右側の調整ダイアルを押してください

    最初の使用可能なシステム・データ値が、表示されます。

    3右側の調整ダイアルを回して、必要なシステム・データ値を選択してください
    4[セットアップ]メニューを終了するには、[溶接プロセス]ボタンと[操作モード]ボタンを同時に押してください

    以下に示すシステムデータを表示することができます。

    IP
    現在のアーク電力(kW 単位)

    アーク電力は、溶接電流と溶接電圧の積であり、入力電気エネルギーを計算するために使用されます。

    E = IP/vs

    E
    単位長さあたりのエネルギー(kJ/cm)
    IP
    アーク電力(単位:kW)
    vs
    溶接速度(単位:cm/秒)

    IE
    現在のアークエネルギー(kJ単位)
    アークエネルギーはアーク出力の合計であり、これによって、最新の溶接シームの熱入力が計算されます。
    溶接シームの長さが既知の場合、入力電気エネルギーを計算できます。

    E = IE/L

    E
    単位長さあたりのエネルギー(kJ/cm)
    IE
    アークエネルギー(単位:kJ)
    L
    溶接シームの長さ(単位:cm)

    アークエネルギーは、好ましくは、手動溶接の際に、使用される。

    I-M1
    現在のモーター電流(単位:A)、ワイヤ送給装置1
    (アーク電源の隣にあるワイヤ送給装置)

    I-M2
    現在のモーター電流(単位:A)、ワイヤ送給装置2
    (例えば、プッシュプルシステムのリアワイヤ送給装置)

    I-M3
    現在のモーター電流(単位:A)、ワイヤ送給装置3
    (例えば、ワイヤ送給装置が巻かれているプッシュプルシステムの巻き戻しワイヤ送給装置)

    CFI
    冷却ユニットでの現在の流量(単位:l/min)
    (OPT / i CUフロー温度センサーのオプション内蔵)

    流量が0.7 l/min未満の場合のエラー出力

    CU-t
    冷却ユニットにおける現在の冷却液温度(単位:°C)
    (OPT / i CUフロー温度センサーのオプション内蔵)

    冷却液温度が70℃を超える場合のエラー出力
    (冷却液戻り時に測定)

    I-t
    アーク時間(単位:時間)

    DC-t
    総溶接電源動作時間(単位:時間)

    Gcon
    ガス総使用量(単位:L)

    1. セットアップ設定
    2. 設定

    システム - 内部照明を設定します

    1Setup メニュー/設定/システム/CLS を選択します
    2右側の調整ダイアルを押してください
    3右の調整ダイアルを回して、希望の時間を選択します。
    オフ ... 内部照明がオフに切り替わります。
    1 ~ 60 ... 入力した時間の間、内部照明がオンになります。
    オン ... 内部照明が恒久的にオンになります
    4右側の調整ダイアルを押してください
    5[セットアップ]メニューを終了するには、[溶接プロセス]ボタンと[操作モード]ボタンを同時に押してください
    1. セットアップ設定
    2. 設定

    システム - 工場出荷時設定に戻す

    1セットアップメニュー/設定/システム/FACを選択してください
    2右側の調整ダイアルを押してください
    3右側の調整ダイヤルを回して「はい」を選択すると、電源が工場出荷時の設定に戻ります
    4右側の調整ダイアルを押してください

    プロセス・パラメータと機械の初期設定値は、直ちに警告なしで、工場出荷時の設定にリセットされます。

    5[セットアップ]メニューを終了するには、[溶接プロセス]ボタンと[操作モード]ボタンを同時に押してください
    1. セットアップ設定
    2. 設定

    システム - 溶接電源ウェブサイトのパスワードをリセット

    1セットアップメニュー/設定/システム/Web-PWresetを選択してください
    2右側の調整ダイアルを押してください
    3右側の調整ダイアルを回して、「はい」を選択し、溶接電源のパスワードをリセットしてください。
    ユーザー名 = admin
    パスワード = admin
    4右側の調整ダイアルを押してください

    パスワードは、直ちに、警告なしで工場出荷時の設定にリセットされます。

    5[セットアップ]メニューを終了するには、[溶接プロセス]ボタンと[操作モード]ボタンを同時に押してください
    1. セットアップ設定
    2. 設定

    システム - USBポート設定

    1セットアップメニュー/設定/システム/USBを選択してください
    2右側の調整ダイアルを押してください
    3右の調整ダイヤルを回して、コントロールパネルのUSBポートの設定を選択します。

    オフ:
    USBポートではデータ交換ができません。

    制限付き:
    Licence-KeyとService-Dongleが可能

    オン:
    USBポートに制限なし
    4右側の調整ダイアルを押してください

    設定が適用されます。

    5[セットアップ]メニューを終了するには、[溶接プロセス]ボタンと[操作モード]ボタンを同時に押してください
    1. セットアップ設定
    2. 設定

    システム - 装置情報の読み込み

    1「セットアップ」メニュー/「設定」/「システム」/「情報」を選択してください
    2右側の調整ダイアルを押してください

    使用可能な情報のうち最初の項目が表示されます。

    3右側の調整ダイアルを回して、必要な情報を選択してください。
    シリアルナンバー
    イメージのバージョン
    IPアドレス
    MACアドレス
    4右側の調整ダイアルを押すと、情報が表示されます
    5[セットアップ]メニューを終了するには、[溶接プロセス]ボタンと[操作モード]ボタンを同時に押してください
    1. セットアップ設定
    2. 設定

    システム - ジョブマスターの特殊な表示を設定します

    1「セットアップ・メニュー」/「設定」/」システム」/「iJob」 を選択します
    2右側の調整ダイアルを押してください
    3右側の調整ダイヤルを回して、機能を有効もしくは無効にします。
    オフ ...ジョブマスターの特殊な表示が無効になります。
    オン ...ジョブマスターの特殊な表示が有効になります
    4右側の調整ダイアルを押してください
    5[セットアップ]メニューを終了するには、[溶接プロセス]ボタンと[操作モード]ボタンを同時に押してください

    次に示すように、ジョブマスター溶接トーチで、設定して実行できます。

    • 操作モード
    • シンクロパルス
    • ガステスト
    1. セットアップ設定
    2. 設定

    システム - スポット溶接向けのモードの設定

    1「セットアップ」メニュー/「設定」/「システム」/「SPm」 を選択します
    2調整ダイアルを押します
    3調整ダイアルを回して、スポット溶接に必要なモードを選択します

    2ステップ = 2ステップモードのスポット溶接:
    スポット溶接プロセスは、トーチトリガを押し続け、スポット溶接時間の満了時までに終了する限り実行されます。
    トーチトリガを放すと、スポット溶接時間の満了時前にスポット溶接プロセスが停止します

    4ステップ = 4ステップモードのスポット溶接:
    スポット溶接プロセスは、トーチトリガが押されると開始し、スポット溶接時間の満了時までに終了します。
    スポット溶接時間の満了時前にスポット溶接プロセスを停止するには、トーチトリガをもう一度押します。
    4右側の調整ダイアルを押してください
    5[セットアップ]メニューを終了するには、[溶接プロセス]ボタンと[操作モード]ボタンを同時に押してください

    スポット溶接の詳細情報:

    • (→)ページ(スポット溶接全般)
    • (→)ページ(スポット溶接時間)
    1. セットアップ設定

    言語を設定して下さい。

    言語の設定

    1[セットアップ]メニューにアクセスしてください
    2言語を選択してください
    3右側の調節ダイアルを押してください

    現在設定されている言語の言語の省略形が、強調表示されます。

    4右側の調節ダイアルを回して、必要な言語を選択します。

    次に示す、言語を選択できます。

     

    cs
    チェコ語
    da
    デンマーク語
    de
    ドイツ語
    en
    英語
    es
    スペイン語
    et
    エストニア語
    fr
    フランス語
    hr
    クロアチア語
    hu
    ハンガリア語
    it
    イタリア語
    lt
    リトアニア語
    lv
    ラトビア語

     

    nl
    オランダ語
    no
    ノルウェー語
    pl
    ポーランド語
    pt
    ポルトガル語(ブラジル)
    ro
    ルーマニア語
    ru
    ロシア語
    sk
    スロバキア語
    sl
    スロベニア語
    sr
    セルビア語
    sv
    スウェーデン語
    tr
    トルコ語
    uk
    ウクライナ語
    5右側の調節ダイアルを押して、言語を適用してください
    6[セットアップ]メニューを終了するには、[溶接プロセス]ボタンと[モード]ボタンを同時に押してください
    1. セットアップ設定
    2. 言語を設定して下さい。

    言語の設定

    1[セットアップ]メニューにアクセスしてください
    2言語を選択してください
    3右側の調節ダイアルを押してください

    現在設定されている言語の言語の省略形が、強調表示されます。

    4右側の調節ダイアルを回して、必要な言語を選択します。

    次に示す、言語を選択できます。

     

    cs
    チェコ語
    da
    デンマーク語
    de
    ドイツ語
    en
    英語
    es
    スペイン語
    et
    エストニア語
    fr
    フランス語
    hr
    クロアチア語
    hu
    ハンガリア語
    it
    イタリア語
    lt
    リトアニア語
    lv
    ラトビア語

     

    nl
    オランダ語
    no
    ノルウェー語
    pl
    ポーランド語
    pt
    ポルトガル語(ブラジル)
    ro
    ルーマニア語
    ru
    ロシア語
    sk
    スロバキア語
    sl
    スロベニア語
    sr
    セルビア語
    sv
    スウェーデン語
    tr
    トルコ語
    uk
    ウクライナ語
    5右側の調節ダイアルを押して、言語を適用してください
    6[セットアップ]メニューを終了するには、[溶接プロセス]ボタンと[モード]ボタンを同時に押してください
    1. セットアップ設定

    キーロック

    キーロック

    キーロックをアクティブにするには

    1「溶接プロセス」ボタンと、左側にあるパラメータ選択ボタンを同時に押してください
    *
    代わりに、「モード」ボタンおよび、右側にある「パラメータ選択」ボタンを押すことができます。

    キー記号と目盛が、ディスプレイに表示されます。:

    以下に示す機能は、無効になります。

    • 調整ダイアル機能
    • 溶加材の選択
    • 「EasyJob」の保存と削除
    • 「モード」ボタン
    • 「溶接プロセス」ボタン
    • セットアップメニュー

     

    以下に示す機能は、使用できます。

    • 「溶加材情報」ボタン
    • 「EasyJob」の読み込み
    • 「ワイヤインチング」ボタン
    • 「ガステスト」ボタン
    • パラメータ選択ボタン

    キーのロックを再び解除するには、

    1「溶接プロセス」ボタンと、左側にあるパラメータ選択ボタンを同時に押してください
    *
    代わりに、「モード」ボタンおよび、右側にある「パラメータ選択」ボタンを押すことができます。

    キー記号と「X」がディスプレイに、表示されます。:

    1. セットアップ設定
    2. キーロック

    キーロック

    キーロックをアクティブにするには

    1「溶接プロセス」ボタンと、左側にあるパラメータ選択ボタンを同時に押してください
    *
    代わりに、「モード」ボタンおよび、右側にある「パラメータ選択」ボタンを押すことができます。

    キー記号と目盛が、ディスプレイに表示されます。:

    以下に示す機能は、無効になります。

    • 調整ダイアル機能
    • 溶加材の選択
    • 「EasyJob」の保存と削除
    • 「モード」ボタン
    • 「溶接プロセス」ボタン
    • セットアップメニュー

     

    以下に示す機能は、使用できます。

    • 「溶加材情報」ボタン
    • 「EasyJob」の読み込み
    • 「ワイヤインチング」ボタン
    • 「ガステスト」ボタン
    • パラメータ選択ボタン

    キーのロックを再び解除するには、

    1「溶接プロセス」ボタンと、左側にあるパラメータ選択ボタンを同時に押してください
    *
    代わりに、「モード」ボタンおよび、右側にある「パラメータ選択」ボタンを押すことができます。

    キー記号と「X」がディスプレイに、表示されます。:

    SmartManager - 溶接電源のウェブサイト

    SmartManager - 溶接電源のウェブサイト

    一般事項

    溶接電源には以下のウェブサイトがあります。SmartManager。
    溶接電源がネットワークケーブルを使用してコンピュータに接続されるか、ネットワーク上にある場合はすぐに、溶接電源のSmartManagerは溶接電源のIPアドレスを使用して取得できます。
    SmartManagerにアクセスするには、最低でもIE 10またはそれと同等のブラウザが必要です。

    SmartManagerに表示されるエントリは、システム設定、ソフトウェアのアップグレード、および利用可能なオプションによって異なります。

    表示されるエントリの例:

    • 現在のシステムデータ
    • 文書、ログブック
    • ジョブデータ
    • 溶接電源の設定
    • バックアップと復元
    • ユーザー管理
    • 信号の視覚化
    • 概要
    • 更新
    • 機能パッケージ
    • 特性概要
    • スクリーンショット
    • ロボットインターフェース *
    *
    使用可能なロボットインターフェースによって、Webサイトのエントリとして、インターフェースの名前が表示されます。
    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト

    SmartManager - 溶接電源のウェブサイト

    一般事項

    溶接電源には以下のウェブサイトがあります。SmartManager。
    溶接電源がネットワークケーブルを使用してコンピュータに接続されるか、ネットワーク上にある場合はすぐに、溶接電源のSmartManagerは溶接電源のIPアドレスを使用して取得できます。
    SmartManagerにアクセスするには、最低でもIE 10またはそれと同等のブラウザが必要です。

    SmartManagerに表示されるエントリは、システム設定、ソフトウェアのアップグレード、および利用可能なオプションによって異なります。

    表示されるエントリの例:

    • 現在のシステムデータ
    • 文書、ログブック
    • ジョブデータ
    • 溶接電源の設定
    • バックアップと復元
    • ユーザー管理
    • 信号の視覚化
    • 概要
    • 更新
    • 機能パッケージ
    • 特性概要
    • スクリーンショット
    • ロボットインターフェース *
    *
    使用可能なロボットインターフェースによって、Webサイトのエントリとして、インターフェースの名前が表示されます。
    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト
    2. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト

    一般事項

    溶接電源には以下のウェブサイトがあります。SmartManager。
    溶接電源がネットワークケーブルを使用してコンピュータに接続されるか、ネットワーク上にある場合はすぐに、溶接電源のSmartManagerは溶接電源のIPアドレスを使用して取得できます。
    SmartManagerにアクセスするには、最低でもIE 10またはそれと同等のブラウザが必要です。

    SmartManagerに表示されるエントリは、システム設定、ソフトウェアのアップグレード、および利用可能なオプションによって異なります。

    表示されるエントリの例:

    • 現在のシステムデータ
    • 文書、ログブック
    • ジョブデータ
    • 溶接電源の設定
    • バックアップと復元
    • ユーザー管理
    • 信号の視覚化
    • 概要
    • 更新
    • 機能パッケージ
    • 特性概要
    • スクリーンショット
    • ロボットインターフェース *
    *
    使用可能なロボットインターフェースによって、Webサイトのエントリとして、インターフェースの名前が表示されます。
    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト
    2. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト

    溶接電源のウェブサイトの呼び出し

    1「セットアップ・ メニュー」/「設定」/「システム」/「情報」 ==> 溶接電源(IP)の IP アドレスをメモします。
    2ブラウザの検索フィールドにIPアドレスを入力します。
    3ユーザー名とパスワードを入力します。

    工場出荷時設定:
    ユーザー名 = admin
    パスワード = admin

    溶接電源のウェブ・サイトが表示されます。

    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト
    2. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト

    パスワード変更/ログオフ

    記号をクリックすると

    • ユーザーパスワードを変更できます
    • SmartManagerからログアウトできます

    SmartManagerのパスワードを変更してください。

    1古いパスワードを入力してください
    2新しいパスワードを入力してください
    3新しいパスワードをもう一度入力してください
    4「保存」をクリックします
    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト
    2. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト

    設定

    この記号をクリックすると、特性、材料仕様、および溶接電源のSmartManagerの特定の溶接パラメータの表示が展開されます。

    設定は、現在ログオンしているユーザーによって異なります。

    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト
    2. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト

    言語の選択

    言語の省略形をクリックすると、SmartManagerで利用可能な言語を表示できます。

    言語を変更するには、必要な言語をクリックします。

    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト
    2. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト

    フロニウス

    フロニウスのロゴをクリックすると、フロニウスのホームページ(www.fronius.com)が開きます。

    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト

    現在のシステムデータ

    現在のシステムデータ

    溶接システムの現在のデータは以下のように表示されます。

    注記!

    表示されるシステムデータは、溶接プロセス、装置、既存のWeldingPackagesにより異なります。

    例としてのMIG/MAGのシステムデータ:

    (1)
    装置の種類
    (2)
    装置名
    (3)
    工場
    (4)
    製造ビル(ホール)
    (5)
    電池
    (6)
    充填剤
    (7)
    溶接プロセス
    (8)
    実行値/保持値または平均値(設定により異なる)
    (9)
    溶接電流
    (10)
    溶接電圧
    (11)
    ワイヤ供給速度
    (12)
    アーク時間
    (13)
    アークエネルギー
    (14)
    アーク電力
    (15)
    溶接電流指令値
    (16)
    溶接電圧設定値
    (17)
    ワイヤ供給速度設定値
    (18)
    アーク長さ補正
    (19)
    パルス/アーク力ダイナミック補正
    (20)
    アーク電力
    (21)
    アーク長さ安定材
    (22)
    溶け込み安定材
    (23)
    保護ガス総消費量
    (24)
    アーク時間合計
    (25)
    総溶接電源動作時間
    (26)
    操作モード
    (27)
    溶加材、保護ガス、特性、直径、ID
    (28)
    プロセス機能
    (29)
    フルスクリーン操作モード
    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト
    2. 現在のシステムデータ

    現在のシステムデータ

    溶接システムの現在のデータは以下のように表示されます。

    注記!

    表示されるシステムデータは、溶接プロセス、装置、既存のWeldingPackagesにより異なります。

    例としてのMIG/MAGのシステムデータ:

    (1)
    装置の種類
    (2)
    装置名
    (3)
    工場
    (4)
    製造ビル(ホール)
    (5)
    電池
    (6)
    充填剤
    (7)
    溶接プロセス
    (8)
    実行値/保持値または平均値(設定により異なる)
    (9)
    溶接電流
    (10)
    溶接電圧
    (11)
    ワイヤ供給速度
    (12)
    アーク時間
    (13)
    アークエネルギー
    (14)
    アーク電力
    (15)
    溶接電流指令値
    (16)
    溶接電圧設定値
    (17)
    ワイヤ供給速度設定値
    (18)
    アーク長さ補正
    (19)
    パルス/アーク力ダイナミック補正
    (20)
    アーク電力
    (21)
    アーク長さ安定材
    (22)
    溶け込み安定材
    (23)
    保護ガス総消費量
    (24)
    アーク時間合計
    (25)
    総溶接電源動作時間
    (26)
    操作モード
    (27)
    溶加材、保護ガス、特性、直径、ID
    (28)
    プロセス機能
    (29)
    フルスクリーン操作モード
    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト

    ジョブデータ

    ジョブデータ

    溶接電源に保存されているEasyJobは、[ジョブ概要]の[ジョブデータ]エントリで表示し、PDFファイルとしてエクスポートできます。

    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト
    2. ジョブデータ

    ジョブデータ

    溶接電源に保存されているEasyJobは、[ジョブ概要]の[ジョブデータ]エントリで表示し、PDFファイルとしてエクスポートできます。

    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト

    復元します。

    一般的な注意事項

    バックアップと復元エントリで次の操作を行います

    • すべての溶接システムデータをバックアップとして保存することが、可能です(例えば、現在のパラメータ設定、ジョブ、ユーザー特性、初期設定等)。
    • すべてのバックアップは溶接システムに復元されます
    • 自動的にバックアップするデータを選択できます。
    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト
    2. 復元します。

    一般的な注意事項

    バックアップと復元エントリで次の操作を行います

    • すべての溶接システムデータをバックアップとして保存することが、可能です(例えば、現在のパラメータ設定、ジョブ、ユーザー特性、初期設定等)。
    • すべてのバックアップは溶接システムに復元されます
    • 自動的にバックアップするデータを選択できます。
    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト
    2. 復元します。

    バックアップと復元

    バックアップを開始する

    1「バックアップの開始」をクリックして溶接システムデータのバックアップを保存します

    このデータは、以下のデフォルトの形式で、選択した場所に保存されます。MCU1-YYYYMMDDHHmm.fbc.

    YYYY = 年
    MM = 月
    DD = 日
    HH = 時
    mm = 分

    データおよび時刻は、溶接電源の設定に関連しています。

    復元ファイルの検索

    1「復元ファイルの検索」をクリックして、利用可能なバックアップを溶接電源に転送します
    2ファイルを選択し、「開く」をクリックします

    選択したバックアップファイルが、溶接電源SmartManager の「復元」に表示されます。
    3「リカバリの開始」をクリックします

    データの復元に成功すると、確認が表示されます。
    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト
    2. 復元します。

    自動バックアップ

    1インターバル設定を有効にします
    2自動バックアップを実施するインターバルを入力します。
    • インターバル:
      1日に1回/週に1回/月に1回
    • タイミング:
      時間(hh:mm)
    3バックアップ先のデータを入力します。
    • プロトコル:
      SFTP (Secure File Transfer Protocol) / SMB (Server Message Block)
    • サーバー:
      バックアップ先サーバーのIPアドレスを入力します
    • ポート:
      ポート番号を入力します。ポート番号を入力しないと初期設定のポート22が自動的に使用されます。
      「プロトコル」でSMBが設定されている場合、「ポート」フィールドは空のままにします。
    • ストレージの場所:
      これはバックアップが保存されるサブフォルダを構成します。
      ストレージの場所が入力しないと、バックアップはサーバーのルートディレクトリに保存されます。

      重要! SMBおよびSFTBでは、必ずスラッシュ「/」を付けてストレージの場所を入力してください。
    • ドメイン/ユーザー、パスワード:
      ユーザー名とパスワード(サーバで構成したとおり)、
      ドメインを入力するときは、まずドメイン、次にバックスラッシュ「\」、そしてユーザー名の順に入力します(DOMAIN\USER)
    4プロキシサーバーでの接続が必要な場合は、プロキシ設定を有効にして入力します。
    • サーバー
    • ポート
    • ユーザー
    • パスワード
    5変更を保存する
    6自動バックアップをトリガーする

    構成についてご質問がある場合は、ネットワーク管理者までご連絡ください。

    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト

    概要

    概要

    概要エントリで、溶接システム部品とオプションが、使用可能な情報(ファームウェアバージョン、品目番号、シリアル番号、製造年月日など)とともに表示されます。

    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト
    2. 概要

    概要

    概要エントリで、溶接システム部品とオプションが、使用可能な情報(ファームウェアバージョン、品目番号、シリアル番号、製造年月日など)とともに表示されます。

    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト
    2. 概要

    すべてのグループの展開/折りたたみ

    [すべてのグループを展開]ボタンをクリックすると、個々のシステム部品の詳細が表示されます。

    溶接電源の例:

    • TPSi:アイテム番号
      RD-LCU1:アイテム番号、バージョン、シリアル番号、製造日
      ブートローダー:バージョン
      イメージ:バージョン
      ライセンス:WP規格、WPパルス、WP LSC、WP PMCなど
    • SC2:アイテム番号
      ファームウェア:バージョン

    [すべてのグループを折りたたむ]ボタンをクリックすると、システム部品の詳細が非表示されます。

    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト
    2. 概要

    コンポーネント概要に名前を付けてエクスポート...

    「コンポーネント概要に名前を付けてエクスポート...」ボタンをクリックすると、システム部品の詳細に関するXMLファイルが作成されます。このXML ファイルは、開いたり、保存したりすることが可能です。

    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト

    更新

    更新

    溶接電源のファームウェアは、「更新」エントリで更新することができます。

    溶接電源の現在のファームウェアバージョンが表示されます。

    溶接電源のファームウェアの更新するには:

    更新ファイルは、以下のリンクからダウンロードできます。例:
    https://tps-i.com/index.php/firmware

    1更新ファイルを整理して、保存します
    2「更新ファイルの検索」をクリックして更新プロセスを開始します
    3更新ファイルを選択します「更新」をクリックします

    更新に成功したら、溶接電源を再起動する必要があります。

    更新が正常に完了したら、確認が表示されます。

    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト
    2. 更新

    更新

    溶接電源のファームウェアは、「更新」エントリで更新することができます。

    溶接電源の現在のファームウェアバージョンが表示されます。

    溶接電源のファームウェアの更新するには:

    更新ファイルは、以下のリンクからダウンロードできます。例:
    https://tps-i.com/index.php/firmware

    1更新ファイルを整理して、保存します
    2「更新ファイルの検索」をクリックして更新プロセスを開始します
    3更新ファイルを選択します「更新」をクリックします

    更新に成功したら、溶接電源を再起動する必要があります。

    更新が正常に完了したら、確認が表示されます。

    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト
    2. 更新

    更新ファイルの検索(更新の実行)。

    1「更新ファイルの検索」をクリックした後、必要なファームウェア(*.ffw)を選択します。
    2「開く」をクリックします

    選択した更新ファイルが、「更新」のSmartManager溶接電源に表示されます。
    3「更新」をクリックします。

    更新プロセス上にプログレスバーが表示されます。
    この表示が、100%に到達すると、溶接電源を再起動するように求められます。

    SmartManagerは、再起動時には、使用できません。
    再起動後、SmartManagerが使用できなくなる可能性があります。
    「いいえ」を選択すると、装置を次回にオン/オフ次に切り替えた際、新しいソフトウェア機能が有効になります。

    4溶接電源を再起動する際には、「はい」をクリックします

    溶接電源が再起動し、ディスプレイが短時間暗くなります。
    再起動中に、フロ二ウスのロゴが溶接電源のディスプレイに表示されます。

    正常に完了すると、確認と現在のファームウェアのバージョンが表示されます。
    最後にSmartManagerへログバックされます。
    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト
    2. 更新

    フロ二ウスWeldConnect

    フロ二ウスWeldConnectは、「更新」の入力でも呼び出すことができます。
    WeldConnectは、溶接システムとワイヤレスな相互作用を行うためのアプリです。

    次の機能をWeldConnectで実行できます。

    • 現在のユニット設定の一覧表示
    • 溶接電源のSmartManagerへのモバイルでのアクセス
    • MIG/MAGとTIGの出力パラメータの自動特定
    • クラウドでの保存、および溶接電源へのワイヤレスな送信
    • 部品の特定
    • NFCカードなしで溶接電源にログインおよびログアウト
    • パラメータとジョブの保存と共有
    • バックアップやリストアによる1つの溶接電源から別の溶接電源へのデータ伝送
    • ファームウェア更新

    フロ二ウスWeldConnectは、以下の形式でも使用できます。

    • Androidのアプリとして
    • Apple/iOSのアプリとして

    フロ二ウスWeldConnectの詳細は、次で確認できます。

    https://www.fronius.com/en/welding-technology/innovative-solutions/weldconnect
    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト

    機能パッケージ

    機能パッケージ

    次のデータを機能パッケージに表示できます。

    • 溶接電源の既存の溶接パッケージ
      (例:WP標準、WPパルス、WP LSCなど)
    • 溶接電源で利用できるオプション(OPT/i...)
    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト
    2. 機能パッケージ

    機能パッケージ

    次のデータを機能パッケージに表示できます。

    • 溶接電源の既存の溶接パッケージ
      (例:WP標準、WPパルス、WP LSCなど)
    • 溶接電源で利用できるオプション(OPT/i...)
    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト
    2. 機能パッケージ

    機能パッケージのインストール

    1機能パッケージを整理して保存します
    2「機能パッケージファイルの検索」をクリックします
    3希望の機能パッケージファイル(* .xml)を選択します。
    4「開く」をクリックします。

    選択した機能パッケージファイルが、溶接電源SmartManagerの「機能パッケージをインストールする」に表示されます。
    5「機能パッケージのインストール」をクリックします

    機能パッケージのインストールに成功すると、確認が表示されます。
    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト

    サイナジック特性曲線の概要

    特性概要

    特性概要エントリ:

    • 溶接システムで使用可能な特性を表示することが可能です。
      利用可能な特性ボタン
    • 溶接システムで可能な特性を表示することが可能です。
      可能な特性ボタン
    • 溶接システムの特性を事前選択できます。
      特性の事前選択ボタン
    • 保存された特性の事前選択は、エクスポートしたり、インポートしたりできます。
      エクスポート/インポートボタン

    表示されている特性はいつでも、検索、ソート、フィルタ処理を行うことができます。

    以下の情報は、特性に対して表示されます。

    • ステータス
    • 材料
    • 直径
    • ガス
    • プロパティ
    • プロセス
    • ID
    • 以下で置換
    • SFI
    • SFI HotStart
    • 溶け込み安定材
    • アーク長さ安定材
    • CMTサイクルステップ
    • 特殊
    • 要件

    特性を昇順または降順にソートするには、関連する情報の横にある矢印をクリックします。

    列の幅は、カーソルで簡単にドラッグおよび調整することができます。

    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト
    2. サイナジック特性曲線の概要

    特性概要

    特性概要エントリ:

    • 溶接システムで使用可能な特性を表示することが可能です。
      利用可能な特性ボタン
    • 溶接システムで可能な特性を表示することが可能です。
      可能な特性ボタン
    • 溶接システムの特性を事前選択できます。
      特性の事前選択ボタン
    • 保存された特性の事前選択は、エクスポートしたり、インポートしたりできます。
      エクスポート/インポートボタン

    表示されている特性はいつでも、検索、ソート、フィルタ処理を行うことができます。

    以下の情報は、特性に対して表示されます。

    • ステータス
    • 材料
    • 直径
    • ガス
    • プロパティ
    • プロセス
    • ID
    • 以下で置換
    • SFI
    • SFI HotStart
    • 溶け込み安定材
    • アーク長さ安定材
    • CMTサイクルステップ
    • 特殊
    • 要件

    特性を昇順または降順にソートするには、関連する情報の横にある矢印をクリックします。

    列の幅は、カーソルで簡単にドラッグおよび調整することができます。

    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト
    2. サイナジック特性曲線の概要

    フィルタを表示する

    「フィルタを表示する」記号をクリックすると、利用可能なフィルタ条件が表示されます。「ID」と「置換」を除いて、特性はすべての情報で、フィルタリングできます。

    最初の選択ボックス = すべて選択

    フィルタ条件を非表示にするには、「フィルタを非表示にする」記号をクリックします。

    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト

    スクリーン・ショット

    スクリーンショット

    スクリーンショット項目で、溶接電源画面のデジタル画像は、ナビゲーションや設定値とは無関係に、いつでも作成することができます。

    1「スクリーンショットを作成」をクリックして画面のスクリーンショットを取得します

    現在表示されている設定のすくリーショットが作成されます。

    使用しているブラウザによっては、スクリーンショットを保存するための機能が異なり、画面も異なる場合があります。

    1. SmartManager - 溶接電源のウェブサイト
    2. スクリーン・ショット

    スクリーンショット

    スクリーンショット項目で、溶接電源画面のデジタル画像は、ナビゲーションや設定値とは無関係に、いつでも作成することができます。

    1「スクリーンショットを作成」をクリックして画面のスクリーンショットを取得します

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    トラブルシューティングとメンテナンス

    エラーメニュー

    エラーメニュー

    通知、警告およびエラーは対応する番号とともにディスプレイに表示されます。

    エラーが発生すると、必ず[エラー]メニューが前面に表示されます。

    右側の調節ダイアルを押すと[エラー]メニューが開き、「確認」が表示されます。

    もう一度右側の調節ダイアルを押すとエラーが確認され、[エラー]メニューが閉じます。

    右側の調節ダイアルを回すと、「原因」、「ソリューション」および「非表示」を切り替えて表示できます。
    「原因」または「ソリューション」を選択すると、右側の調節ダイアルを押したときに対応する説明が表示されます。
    左側または右側の調節ダイアルを回して表示されたテキストをスクロール表示します。
    右側の調節ダイヤルを押すと[エラー]メニューに戻ります。

    「非表示」を選択すると、[エラー]メニューは閉じますが、エラーはリセットされません。ディスプレイ右上のLEDが点滅しているとき、非表示のリセットされていないエラーが存在することを示しています。エラーは[セットアップ]メニューの最初のエントリとして呼び出すことが可能です。
    [セットアップ]メニューに入るには、「溶接プロセス」ボタンと「モード」ボタンを同時に押してください。

    1. トラブルシューティングとメンテナンス

    エラーメニュー

    エラーメニュー

    通知、警告およびエラーは対応する番号とともにディスプレイに表示されます。

    エラーが発生すると、必ず[エラー]メニューが前面に表示されます。

    右側の調節ダイアルを押すと[エラー]メニューが開き、「確認」が表示されます。

    もう一度右側の調節ダイアルを押すとエラーが確認され、[エラー]メニューが閉じます。

    右側の調節ダイアルを回すと、「原因」、「ソリューション」および「非表示」を切り替えて表示できます。
    「原因」または「ソリューション」を選択すると、右側の調節ダイアルを押したときに対応する説明が表示されます。
    左側または右側の調節ダイアルを回して表示されたテキストをスクロール表示します。
    右側の調節ダイヤルを押すと[エラー]メニューに戻ります。

    「非表示」を選択すると、[エラー]メニューは閉じますが、エラーはリセットされません。ディスプレイ右上のLEDが点滅しているとき、非表示のリセットされていないエラーが存在することを示しています。エラーは[セットアップ]メニューの最初のエントリとして呼び出すことが可能です。
    [セットアップ]メニューに入るには、「溶接プロセス」ボタンと「モード」ボタンを同時に押してください。

    1. トラブルシューティングとメンテナンス
    2. エラーメニュー

    エラーメニュー

    通知、警告およびエラーは対応する番号とともにディスプレイに表示されます。

    エラーが発生すると、必ず[エラー]メニューが前面に表示されます。

    右側の調節ダイアルを押すと[エラー]メニューが開き、「確認」が表示されます。

    もう一度右側の調節ダイアルを押すとエラーが確認され、[エラー]メニューが閉じます。

    右側の調節ダイアルを回すと、「原因」、「ソリューション」および「非表示」を切り替えて表示できます。
    「原因」または「ソリューション」を選択すると、右側の調節ダイアルを押したときに対応する説明が表示されます。
    左側または右側の調節ダイアルを回して表示されたテキストをスクロール表示します。
    右側の調節ダイヤルを押すと[エラー]メニューに戻ります。

    「非表示」を選択すると、[エラー]メニューは閉じますが、エラーはリセットされません。ディスプレイ右上のLEDが点滅しているとき、非表示のリセットされていないエラーが存在することを示しています。エラーは[セットアップ]メニューの最初のエントリとして呼び出すことが可能です。
    [セットアップ]メニューに入るには、「溶接プロセス」ボタンと「モード」ボタンを同時に押してください。

    1. トラブルシューティングとメンテナンス

    点検、整備および廃棄

    全般

    通常の使用条件では、本溶接電源は最小の整備と点検を必要とするだけです。ただし、長年にわたって溶接システムを使用可能な状態に確実に維持するためには、いくつかの重要な点を順守することが必須です。

    1. トラブルシューティングとメンテナンス
    2. 点検、整備および廃棄

    全般

    通常の使用条件では、本溶接電源は最小の整備と点検を必要とするだけです。ただし、長年にわたって溶接システムを使用可能な状態に確実に維持するためには、いくつかの重要な点を順守することが必須です。

    1. トラブルシューティングとメンテナンス
    2. 点検、整備および廃棄

    安全記号

    警告!

    感電の危険があります。

    人身傷害または製品に深刻なダメージが発生する可能性があります。

    作業を始める前に、関係するすべての装置とコンポーネントの電源を切り、それらをグリッドから切り離してください。

    関係するすべての装置とコンポーネントのスイッチが再度オンにならないように固定してください。

    装置を開いたら、適切な計測装置を使用して電荷を帯びた部品(コンデンサーなど)が放電されていることを確認します。

    1. トラブルシューティングとメンテナンス
    2. 点検、整備および廃棄

    毎回の起動時

    • 電源プラグ、主電源ケーブル、溶接トーチ、連結ホース、および接地(アース)接続の損傷を確認します
    • 冷却用空気が簡単に流れて外へ出るように、全周 0.5 m(1 ft. 8 in.)の全般クリアランスがあいているかどうか確認します。

    注記!

    出入口は、部分的であっても絶対に覆ってはいけません。

    1. トラブルシューティングとメンテナンス
    2. 点検、整備および廃棄

    必要であれば、

    大量の埃が、蓄積している場合:多

    • ハウジングの背面にあるフィン・エレメントを取り外します。
    • 背面にあるエア・フィルタを取り外して清掃します。
    1. トラブルシューティングとメンテナンス
    2. 点検、整備および廃棄

    2 ヶ月ごと

    • 存在する場合:エア・フィルタを清掃します。
    1. トラブルシューティングとメンテナンス
    2. 点検、整備および廃棄

    6か月ごと

    注意!

    圧縮空気の影響による危険が生じています。

    物的損害が発生する可能性があります。

    圧縮空気を使って短い距離から電子部品を掃除しないでください。

    • 装置を開きます
    • 装置の内部を乾燥した低圧の圧縮空気でブローアウトします。
    • また、冷却用空気のダクトに塵が溜まっている場合は掃除してください
    1. トラブルシューティングとメンテナンス
    2. 点検、整備および廃棄

    ファームウェアの更新

    重要!ファームウェアを更新するためには、イーサネットネットワーク経由で、溶接電源に接続されたPCもしくは、ラップトップが必要です。

    1最新のファームウェアを入手してください。(例えば、フローニウスダウンロードセンターから)
    ファイル書式:official_tpsi_x.x.x-xxxx.ffw
    2PC/ラップトップコンピュータと溶接電源の間に、イーサネット接続を確立してください。
    3溶接電源SmartManagerを開いてください((→) ページを参照)
    4ファームウェアを溶接電源に転送してください((→) ページを参照)
    1. トラブルシューティングとメンテナンス
    2. 点検、整備および廃棄

    廃棄

    適用可能な国および地域の規定を順守して、廃棄してください。

    1. トラブルシューティングとメンテナンス
    2. 点検、整備および廃棄

    トラブルシューティング

    一般的な

    溶接電源には、インテリジェントな安全システムが装備されているため、ほぼすべてのヒューズを取り外すことが可能です。考えられる誤動作が修復された後には、溶接電源は、再び、通常通りに、使用することが可能です。

    考えられる誤動作、警告通知、またはステータス・コードが、プレーン・テキストのダイアログとして、ディスプレイに表示されます。

    1. トラブルシューティングとメンテナンス
    2. 点検、整備および廃棄
    3. トラブルシューティング

    一般的な

    溶接電源には、インテリジェントな安全システムが装備されているため、ほぼすべてのヒューズを取り外すことが可能です。考えられる誤動作が修復された後には、溶接電源は、再び、通常通りに、使用することが可能です。

    考えられる誤動作、警告通知、またはステータス・コードが、プレーン・テキストのダイアログとして、ディスプレイに表示されます。

    1. トラブルシューティングとメンテナンス
    2. 点検、整備および廃棄
    3. トラブルシューティング

    安全記号

    警告!

    感電の危険があります。

    人身傷害または製品に深刻なダメージが発生する可能性があります。

    作業を始める前に、関係するすべての装置とコンポーネントの電源を切り、それらをグリッドから切り離してください。

    関係するすべての装置とコンポーネントのスイッチが再度オンにならないように固定してください。

    装置を開いたら、適切な計測装置を使用して電荷を帯びた部品(コンデンサーなど)が放電されていることを確認します。

    警告!

    不十分な接地導体接続の危険性。

    人身傷害または製品に深刻なダメージが発生する可能性があります。

    ハウジングのネジは、ハウジングの接地に適した接地線接続を提供します。

    いかなる状況でも、信頼できる接地線接続なしで、ハウジングのネジを他のネジ他のネジと交換しないでください。

    1. トラブルシューティングとメンテナンス
    2. 点検、整備および廃棄
    3. トラブルシューティング

    溶接電源 - トラブル・シューティング

    溶接電源が機能していません
    主電源スイッチがオンであるが、インジケーターが点灯していません
    原因:主電源ケーブルが破損しています。電源プラグが差し込まれていません
    対策:主電源ケーブルをチェックします。電源プラグが差し込まれていることを確認してください
    原因:主電源ソケットまたは電源プラグに問題があります
    対策:不具合のある部品を交換してください
    原因:主電源ヒューズ
    対策:主電源ヒューズを変更してください
    原因:SpeedNet 接続ソケットもしくは、外部センサの24 V電源での短絡
    対策:部品に接続されているプラグを抜きます
    溶接電流なし
    溶接電源スイッチがオンになると、温度超過が表示されます
    原因:過負荷。使用率を超過しています
    対策:使用率を確認します
    原因:サーモスタット自動回路遮断器が作動しました
    対策:冷却相終了後に、溶接電源が自動的にオンに戻るまで待ちます
    原因:冷却用空気の供給が限られています
    対策:冷却用空気ダクトへのアクセスを確保してください
    原因:溶接電源のファンが故障しています
    対策:アフターサービスにお問い合わせください
    溶接電流が流せません。
    溶接電源のスイッチがオンになっており、インジケータが点灯しています。
    原因:接地(アース)接続が、正しくない。
    対策:接地(アース)接続の極性が、正しいことを確認します。
    原因:溶接トーチの溶接電源ケーブルが、破損している。
    対策:溶接トーチを交換します。
    トーチトリガを押しても、何も起こらない原因として考えられること
    溶接電源の主電源スイッチが ON になっており、インジケータが点灯しています
    原因:外部制御プラグを使用する溶接トーチのみ: 制御プラグが接続されていない
    対策:制御プラグを、差し込みます
    原因:溶接トーチ、または溶接トーチ制御ケーブルが故障している
    対策:溶接トーチを交換します
    保護ガスシールドが、流れていません
    他の機能はすべて OK
    原因:ガスシリンダが空
    対策:ガスシリンダを変更します
    原因:ガス圧力調整器が、故障している
    対策:ガス圧力調整器を交換します
    原因:ガスホースが取り付けられていないか、損傷している
    対策:ガスホースを取り付けるか、交換します
    原因:溶接トーチに欠陥がある
    対策:溶接トーチを交換します
    原因:ガス電磁弁が、故障している
    対策:アフターサービスにお問い合わせください
    溶接特性不良
    原因:正しくない、溶接パラメータ
    対策:設定を確認します。
    原因:接地(アース)接続が不良。
    対策:加工対象物との良好な接触を確保します。
    原因:保護ガスシールドが不十分、もしくは、流れていない。
    対策:圧力調整器、ガスホース、ガス電磁弁、トーチガス接続などを確認します。
    原因:溶接トーチに漏れがある。
    対策:溶接トーチを交換します。
    原因:接触チップを間違えているか、老朽化している。
    対策:接触チップを交換します。
    原因:ワイヤ合金または、ワイヤ径が正しくない。
    対策:挿入されたワイヤ電極を確認します。
    原因:ワイヤ合金またはワイヤ径が正しくない。
    対策:母材の溶接性を確認します。
    原因:シールドガスが、このワイヤ合金に適していない。
    対策:正しいシールド・ガスを使用します。
    不規則なワイヤ送給速度
    原因:制動力の設定が高すぎる。
    対策:ブレーキを緩めます。
    原因:接触チップの穴が狭すぎる。
    対策:適した接触チップを使用します。
    原因:溶接トーチのインナー・ライナが故障している。
    対策:インナー・ライナにねじれ、汚れなどがないか確認し、必要に応じて交換します。
    原因:使用されているワイヤ電極に駆動ローラが適していない。
    対策:適切な駆動ローラを使用します。
    原因:駆動ローラでの接触圧力が正しくない。
    対策:接触圧力を最適化します。
    ワイヤ送給装置の問題
    長いホースパックを使用するとき
    原因:ホースパックの正しくない配置
    対策:ホースパックをできるだけ真っ直ぐになるように配置します。
    溶接トーチが非常に高温になります
    原因:溶接トーチのサイズが不十分です
    対策:使用率と負荷制限を遵守してください
    原因:水冷式システムの場合のみ:冷却液の流量が低すぎる
    対策:冷却液レベル、冷却液流量、冷却液の汚れなどを確認します。詳細については、冷却ユニットの操作手順を参照してください

    技術データ

    溶接中の平均消費値

    MIG/MAG溶接中の平均ワイヤ電極消費量

    ワイヤ供給速度5 m/分における平均ワイヤ電極消費量

     

    1.0 mmワイヤ電極直径

    1.2 mmワイヤ電極直径

    1.6 mmワイヤ電極直径

    スチールワイヤ電極

    1.8 kg/時

    2.7 kg/時

    4.7 kg/時

    アルミニウムワイヤ電極

    0.6 kg/時

    0.9 kg/時

    1.6 kg/時

    CrNiワイヤ電極

    1.9 kg/時

    2.8 kg/時

    4.8 kg/時

    ワイヤ供給速度10 m/分における平均ワイヤ電極消費量

     

    1.0 mmワイヤ電極直径

    1.2 mmワイヤ電極直径

    1.6 mmワイヤ電極直径

    スチールワイヤ電極

    3.7 kg/時

    5.3 kg/時

    9.5 kg/時

    アルミニウムワイヤ電極

    1.3 kg/時

    1.8 kg/時

    3.2 kg/時

    CrNiワイヤ電極

    3.8 kg/時

    5.4 kg/時

    9.6 kg/時

    1. 技術データ

    溶接中の平均消費値

    MIG/MAG溶接中の平均ワイヤ電極消費量

    ワイヤ供給速度5 m/分における平均ワイヤ電極消費量

     

    1.0 mmワイヤ電極直径

    1.2 mmワイヤ電極直径

    1.6 mmワイヤ電極直径

    スチールワイヤ電極

    1.8 kg/時

    2.7 kg/時

    4.7 kg/時

    アルミニウムワイヤ電極

    0.6 kg/時

    0.9 kg/時

    1.6 kg/時

    CrNiワイヤ電極

    1.9 kg/時

    2.8 kg/時

    4.8 kg/時

    ワイヤ供給速度10 m/分における平均ワイヤ電極消費量

     

    1.0 mmワイヤ電極直径

    1.2 mmワイヤ電極直径

    1.6 mmワイヤ電極直径

    スチールワイヤ電極

    3.7 kg/時

    5.3 kg/時

    9.5 kg/時

    アルミニウムワイヤ電極

    1.3 kg/時

    1.8 kg/時

    3.2 kg/時

    CrNiワイヤ電極

    3.8 kg/時

    5.4 kg/時

    9.6 kg/時

    1. 技術データ
    2. 溶接中の平均消費値

    MIG/MAG溶接中の平均ワイヤ電極消費量

    ワイヤ供給速度5 m/分における平均ワイヤ電極消費量

     

    1.0 mmワイヤ電極直径

    1.2 mmワイヤ電極直径

    1.6 mmワイヤ電極直径

    スチールワイヤ電極

    1.8 kg/時

    2.7 kg/時

    4.7 kg/時

    アルミニウムワイヤ電極

    0.6 kg/時

    0.9 kg/時

    1.6 kg/時

    CrNiワイヤ電極

    1.9 kg/時

    2.8 kg/時

    4.8 kg/時

    ワイヤ供給速度10 m/分における平均ワイヤ電極消費量

     

    1.0 mmワイヤ電極直径

    1.2 mmワイヤ電極直径

    1.6 mmワイヤ電極直径

    スチールワイヤ電極

    3.7 kg/時

    5.3 kg/時

    9.5 kg/時

    アルミニウムワイヤ電極

    1.3 kg/時

    1.8 kg/時

    3.2 kg/時

    CrNiワイヤ電極

    3.8 kg/時

    5.4 kg/時

    9.6 kg/時

    1. 技術データ
    2. 溶接中の平均消費値

    MIG/MAG溶接中の平均保護ガス消費量

    ワイヤ電極直径

    1.0 mm

    1.2 mm

    1.6 mm

    2.0 mm

    平均消費量

    10 L/分

    12 L/分

    16 L/分

    20 L/分

    1. 技術データ
    2. 溶接中の平均消費値

    TIG溶接中の平均保護ガス消費量

    ガスノズルのサイズ

    4

    5

    6

    7

    8

    10

    平均消費量

    6 L/分

    8 L/分

    10 L/分

    12 L/分

    12 L/分

    15 L/分

    1. 技術データ

    技術データ

    用語「使用率」の説明

    使用率(ED)は、過熱なしに規定電力で装置を操作できる10分間のサイクル期間です。

    注記!

    使用率の値は、40 °Cの周囲温度に関して銘板に記載されます。

    周囲温度がこれより高い場合、使用率または電力をそれに従って低くする必要があります。

    例:60%使用率かつ150 Aの溶接

    • 溶接相 = 10分の60% = 6分間
    • 冷却相 = 静止時間 = 4 分間
    • 冷却相の後に、サイクルが再度開始されます。

    装置を中断なく使用するには:

    1既存の周囲温度に対応する技術データで100%使用率の値を見つけてください。
    2それに従って電力やアンペアの値を下げて、装置が冷却相なしに操作できるようにしてください。
    1. 技術データ
    2. 技術データ

    用語「使用率」の説明

    使用率(ED)は、過熱なしに規定電力で装置を操作できる10分間のサイクル期間です。

    注記!

    使用率の値は、40 °Cの周囲温度に関して銘板に記載されます。

    周囲温度がこれより高い場合、使用率または電力をそれに従って低くする必要があります。

    例:60%使用率かつ150 Aの溶接

    • 溶接相 = 10分の60% = 6分間
    • 冷却相 = 静止時間 = 4 分間
    • 冷却相の後に、サイクルが再度開始されます。

    装置を中断なく使用するには:

    1既存の周囲温度に対応する技術データで100%使用率の値を見つけてください。
    2それに従って電力やアンペアの値を下げて、装置が冷却相なしに操作できるようにしてください。
    1. 技術データ
    2. 技術データ

    特殊電圧

    特殊電圧用に設計された装置では、銘板の技術データが適用されます。

    許容主電源電圧が最大 460 Vまでのすべての装置:標準の主電源プラグにより、ユーザは最大 400 V までの主電源電圧で動作させることができます。最大 460 V までの主電源電圧の場合は、対象とする用途に許容された主電源プラグを取り付けるか、主電源を直接設置します。

    1. 技術データ
    2. 技術データ

    TPS 270i C

    主電源電圧(U1)

    3 x 400 V

    最大有効一次側電流(I1eff)

    9.7 A

    最大一次側電流(I1max)

    15.3 A

    主電源ヒューズ

    16 Aスローブロー型

    主電源電圧許容値

    -15 / +15%

    グリッド周波数

    50/60 Hz

    Cos phi (1)

    0.99

    PCC1)の最大許容回線インピーダンスZmax

    117 mOhm

    推奨残留電流回路ブレーカ

    タイプB

    溶接電流範囲(I2)
    MIG / MAG
    TIG
    棒電極


    3~270 A
    3~270 A
    10~270 A

    10分/40°C(104°F)での
    溶接電流

    40% / 270 A
    60% / 220 A
    100% / 190 A

    標準特性による出力電圧範囲(U2)
    MIG / MAG
    TIG
    棒電極



    14.2~27.5 V
    14.1~20.8 V
    20.4~30.8 V

    開回路電圧(U0ピーク/U0 r.m.s)

    57 V

    保護クラス

    IP 23

    電磁両立性放射クラス

    A

    寸法:長さ x 幅 x 高さ

    687 x 276 x 445 mm
    27.0 x 10.9 x 17.5インチ

    重量

    33.1 kg
    73.0 lb

    最大ノイズ放出(LWA)

    69 dB(A)

    保護ガスの最大圧力

    7 bar
    101.5 psi

    ワイヤ供給速度

    1~25 m/分
    40~980 ipm

    ワイヤドライブ

    4ローラー駆動

    ワイヤ径

    0.8~1.6 mm
    0.03~0.06インチ

    溶接ワイヤー巻き径

    最大300 mm
    最大11.8インチ

    溶接ワイヤー巻きの重量

    最大19.0 kg
    最大41.9 lb

    400 Vでのアイドル状態消費電力

    31 W

    270 A / 30.8 Vでの
    溶接電源効率

    90%

    TPS 270i Cのワイヤ送給装置は溶接電源に内蔵されています。

    1)
    230/400 Vおよび50 Hz公共送電網へのインターフェース
    1. 技術データ
    2. 技術データ

    TPS 270i C /nc

    主電源電圧(U1)

    3 x 380/400/460 V

    最大有効一次側電流(I1eff)
    3 x 380 V
    3 x 400 V
    3 x 460 V


    9.5 A
    9.7 A
    8.5 A

    最大一次側電流(I1max)
    3 x 380 V
    3 x 400 V
    3 x 460 V


    16.0 A
    15.3 A
    13.4 A

    主電源ヒューズ

    16 Aスローブロー型

    主電源電圧許容値

    -10 / +15%

    グリッド周波数

    50/60 Hz

    Cos phi (1)

    0.99

    PCC1)の最大許容回線インピーダンスZmax

    117 mOhm

    推奨残留電流回路ブレーカ

    タイプB

    溶接電流範囲(I2)
    MIG / MAG
    TIG
    棒電極


    3~270 A
    3~270 A
    10~270 A

    10分/40°C(104°F)での
    溶接電流

    40% / 270 A
    60% / 220 A
    100% / 190 A

    標準特性による出力電圧範囲(U2)
    MIG / MAG
    TIG
    棒電極



    14.2~27.5 V
    14.1~20.8 V
    20.4~30.8 V

    開回路電圧(U0ピーク/U0 r.m.s)

    66 V

    保護クラス

    IP 23

    電磁両立性放射クラス

    A

    寸法:長さ x 幅 x 高さ

    687 x 276 x 445 mm
    27.0 x 10.9 x 17.5インチ

    重量

    32.5 kg
    71.7 lb.

    最大ノイズ放出(LWA)

    69 dB(A)

    保護ガスの最大圧力

    7 bar
    101.5 psi

    ワイヤ供給速度

    1~25 m/分
    40~980 ipm

    ワイヤドライブ

    4ローラー駆動

    ワイヤ径

    0.8~1.6 mm
    0.03~0.06インチ

    溶接ワイヤー巻き径

    最大300 mm
    最大11.8インチ

    溶接ワイヤー巻きの重量

    最大19.0 kg
    最大41.9 lb

    400 Vでのアイドル状態消費電力

    31 W

    270 A / 30.8 Vでの
    溶接電源効率

    90%

    TPS 270i Cのワイヤ送給装置は溶接電源に内蔵されています。

    1)
    230/400 Vおよび50 Hz公共送電網へのインターフェース
    1. 技術データ
    2. 技術データ

    TPS 270i C/MV/nc

    主電源電圧(U1)

    3 x 200/230/380/400/460 V

    最大有効一次側電流(1eff)
    3 x 200 V
    3 x 230 V
    3 x 380 V
    3 x 400 V
    3 x 460 V


    16.9 A
    15.1 A
    9.5 A
    9.7 A
    8.5 A

    最大一次側電流(1max)
    3 x 200 V
    3 x 230 V
    3 x 380 V
    3 x 400 V
    3 x 460 V


    26.5 A
    23.7 A
    16.0 A
    15.3 A
    13.4 A

    主電源ヒューズ
    3 x 200 / 230 V
    3 x 380 / 400 / 460 V


    35 Aスローブロー型
    16 Aスローブロー

    主電源電圧許容値

    -10 / +15%

    グリッド周波数

    50/60 Hz

    Cos phi (1)

    0.99

    PCC1)の最大許容回線インピーダンスZmax

    117 mOhm

    推奨残留電流回路ブレーカ

    タイプB

    溶接電流範囲(I2)
    MIG / MAG
    TIG
    棒電極


    3~270 A
    3~270 A
    10~270 A

    10分/40°C(104°F)での
    溶接電流

    40% / 270 A
    60% / 220 A
    100% / 190 A

    標準特性による出力電圧範囲(U2)
    MIG / MAG
    TIG
    棒電極



    14.2~27.5 V
    14.1~20.8 V
    20.4~30.8 V

    開回路電圧(U0ピーク/U0 r.m.s)

    66 V

    保護クラス

    IP 23

    電磁両立性放射クラス

    A

    寸法:長さ x 幅 x 高さ

    687 x 276 x 445 mm
    27.0 x 10.9 x 17.5インチ

    重量

    33.2 kg
    73.1 lb.

    最大ノイズ放出(LWA)

    69 dB(A)

    保護ガスの最大圧力

    7 bar
    101.5 psi

    ワイヤ供給速度

    1~25 m/分
    40~980 ipm

    ワイヤドライブ

    4ローラー駆動

    ワイヤ径

    0.8~1.6 mm
    0.03~0.06インチ

    溶接ワイヤー巻き径

    最大300 mm
    最大11.8インチ

    溶接ワイヤー巻きの重量

    最大19.0 kg
    最大41.9 lb

    400 Vでのアイドル状態消費電力

    35.9 W

    270 A / 30.8 Vでの
    溶接電源効率

    90%

    TPS 270i Cのワイヤ送給装置は溶接電源に内蔵されています。

    1)
    230/400 Vおよび50 Hz公共送電網へのインターフェース
    1. 技術データ
    2. 技術データ

    TPS 270i C/S/nc

    主電源電圧(U1)

    3 x 460 / 575 V

    最大有効一次側電流(I1eff)
    3 x 460 V
    3 x 575 V


    9.1 A
    7.2 A

    最大一次電流(I1max)
    3 x 460 V
    3 x 575 V


    14.3 A
    11.4 A

    主電源ヒューズ

    20 Aスローブロー型

    主電源電圧許容値

    -10 / +10%

    グリッド周波数

    50/60 Hz

    Cos phi (1)

    0.99

    推奨残留電流回路ブレーカ

    タイプB

    溶接電流範囲(I2)
    MIG / MAG
    TIG
    棒電極


    3~270 A
    3~270 A
    10~270 A

    10分/40°C(104°F)での
    溶接電流

    40% / 270 A
    60% / 220 A
    100% / 190 A

    標準特性による出力電圧範囲(U2)
    MIG / MAG
    TIG
    棒電極



    14.2~27.5 V
    14.1~20.8 V
    20.4~30.8 V

    開回路電圧(U0ピーク/U0 r.m.s)

    68 V

    保護クラス

    IP 23

    寸法:長さ x 幅 x 高さ

    687 x 276 x 445 mm
    27.0 x 10.9 x 17.5インチ

    重量

    30.4 kg
    67.0 lb.

    最大ノイズ放出(LWA)

    69 dB(A)

    保護ガスの最大圧力

    7 bar
    101.5 psi

    ワイヤ供給速度

    1~25 m/分
    40~980 ipm

    ワイヤドライブ

    4ローラー駆動

    ワイヤ径

    0.8~1.6 mm
    0.03~0.06インチ

    溶接ワイヤー巻き径

    最大300 mm
    最大11.8インチ

    溶接ワイヤー巻きの重量

    最大19.0 kg / 最大41.9 lb

    TPS 270i Cのワイヤ送給装置は溶接電源に内蔵されています。

    1. 技術データ
    2. 技術データ

    重要な原材料の概要、装置の製造年

    重要な原材料の概要:
    本装置に含まれる重要な原材料の概要については、次のサイトで確認することができます。
    www.fronius.com/en/about-fronius/sustainability.

    装置の製造年を計算する方法:
    • 各装置にはシリアルナンバーが付けられています
    • シリアルナンバーは8桁で構成されています(例:28020099)
    • 最初の2桁から装置の製造年を計算することができます
    • この数値から11を引くと、製造年になります
      • 例:シリアルナンバー = 28020065、製造年の計算 = 28 - 11 = 17、製造年 = 2017
    1. 技術データ
    2. 技術データ

    China Energy Label